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「土作り」爆速化で収量も2割増——。微生物の力で農業革命、宇宙進出も狙う名古屋大学発ベンチャー
Business Insider Japan
日本の農業自動化、10年以内に実現 クボタの北尾裕一社長インタビュー
産経ニュース
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
世界のKubotaがおっしゃるのだから技術的には実現可能、現段階でも穀類はいけるのではないでしょうか? 問題は、制度のほうでしょう。 インタビュで道路交通法の話をされていますが、言ってしまえば 公道を通って帰還する必要のない農場を作って仕舞えばもんだいありません。 広大な水田の一角に物流センターがあってトラクター、コンバインのステーションともなっており 精米されたバッグをトラックが回収すればいい。 だったらやればいいという単純な話ではないところが 実現すればすでに余っている米の生産性が上がってさらに余り、価格破壊が起き、 零細米農家は水田を諦めざるを得ない。 すると集落営農を中心とした農村コミュニティは維持できなくなり廃村化が進む 小規模水田は荒れて山林化し、イノシシ、シカがさらに増えて畑地に被害が起きる。 ところまで目に見えているからではないかと思います。 農業の生産性は上がり続けていて 自給率の問題は生産性よりも外交や経済の問題であり、 地方自治の問題もリンクしてくる。 しかし、超高齢少子社会のなかで中山間地域の廃村化は待ったなし、 機械化も待ったなしということは分かりつつも グローバル企業Kubotaとしてそこに引導を渡すことを公言するのは忍びない。 10年というのは緩やかな移行を目指しますというリップサービスなのかもと思いました。
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【驚異】ハーバードも太客?古本屋の生き残り策がすごい!
NewsPicks編集部
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
昨日、ちょっと時間ができたので八王子の老舗と思われる売る古本屋さんに入りました。 古本屋に入ったら必ず1、2冊は何か買ってみようと本好きの習慣で心に決めていることもあり 初めてのお店なので隅から隅まで見ているだけで楽しいです。 雑誌社が出している昔のムックとか、昭和の漫画とか、あるいはいつかは読もうと思ってそのままになっている文庫とかを狙いがちですが 割と掘り出し物を見つけて買ってしまうのがその古書店がある地域の郷土史などです。大手出版とは違う自費出版や、地域の企業が出しているものなどなかなか見応えがあります。 結局昨日買ったのは吉行淳之介と開高建の対談本「街に顔があった頃」(昭和63年 新潮文庫) 文豪による都市論というのは建前だけで、内容は2人が若い頃(昭和20から40年代) どんな風俗に通い、どんな痛い目にあってきたのか、あんな女もこんな女もいた というまさに昭和の成り上がりの女武勇伝という、現代では全く出版できない内容のものです。(もちろん絶版本) いかし、文庫の帯には今月の新刊! と高らかに歌っており、お酒を飲みながら当時のしょうもさなに心を馳せるには格好のアイテム。 しかも150円。 そんな出会いがあるから、古本屋がよいはやめられません。 私の住む国立市は一橋大もありもともと古本屋が多い街でしたが一時激減、最近になってネオ古本屋というか 店主セレクトショップのような書店兼コミュニティスペースのような店舗が4軒ほどできました。
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拘束者も イベント会場で農家が抗議活動 マクロン大統領に辞任要求
TBS NEWS DIG
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
文中にある環境規制とは 「欧州グリーンディール」というEUの目標で 2030年までに ●化学農薬の使用量とリスクおよび有害性の高い農薬の使用量を50%削減する ●肥料からの栄養素(窒素、リン)の流出を50%削減、肥料の使用量を20%削減する ●家畜と水産養殖業の抗菌性物質の販売量を50%削減する ●EUの農地面積に占める有機農業の割合を25%にする ●小売および消費レベルにおける1人当たりの食品廃棄を50%削減する ということで、要は農薬と化学肥料をなるべく使わず、食品ロスを無くし、さらには過剰な耕作をしないなど 生産者からすると生産性が下がるうえに、食品ロスが削減されればそもそも需要のパイがちいさくなる。 一方で肥料資材は高騰ということかと思います。 日本においても「みどりの食料システム戦略」という同じような内容の目標が農林水産省から出ており 2050年までに有機農業を全体の25%にするという目標をうたっていますが、今のところ誰も実現できるとは思っていません。 環境に関するあれやこれやは今後このような軋轢を産んでいきそうです。 本当にそれが必要なことなのかどうかは正直やってみないとわからない面も多いのでしょうが 食糧生産という人類社会の根幹に関わる産業においては自由競争に任せるというのは無理筋で 生産者のコストを価格に転嫁して消費者コストを上げれば社会不安が一気に拡大するので 農業者はとどのつまりは生かさず殺さず、という政策になりがちなのかなと思います。 政治や消費者感情に訴えるという意味で農業者の抗議も派手なものにならざるをえないのかなと。 欧州を見ながら日本の政策も決定されているように(追従しているように)見える節があるので、注目すべきですね。
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【ミニ教養】GPTがまた「一つの業界」を破壊した
NewsPicks編集部
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
無限に「すごい映像」が生成されたとき私たちは大概の動画コンテンツへの関心を失うのではないか? と思ってしまいます。 かつてマスメディアが紙の文章しかなかった頃、映画館でしか映像が見れなかった頃、テレビが茶の間に1台しかなかった頃 のような持続的な熱狂が共通体験として心に刻まれるまもなく生成AIは人知を超えた世界へと過ぎ去って行きそうです。 人は美味しいものを無限に食べ続けることはできません、腹が減っているという限定条件のなかで食事は美味しくなります。 そのとき私たちは、これから生まれてくる子たちは何に熱狂するのか、できるのか? 視覚聴覚しか刺激できないコンテンツはあっという間に陳腐化してしまうのではないでしょうか? それに抗うには いかに触覚、嗅覚、味覚を同時に刺激できるか、再現不可能性を演出できるか。 言ってしまえば五感を刺激する体験を創造できるのかですが 田畑での体験を通してそのコンテンツを磨いてきた身とすれば「ついにこの時が来た」というような感慨があります。 私自身が視覚と聴覚の刺激に特化したテレビ演出の仕事から離れてそろそろ20年。 かけがえのない、効率なんて関係ない、大事な人とのその時を味わえる瞬間を、街なかの農園でこれからも創造していこうと思いました
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【実録】売上9割減から復活。「地球の歩き方」に学べ
NewsPicks編集部
小野 淳株式会社農天気 代表取締役農夫
90年代海外旅行は「地球の歩き方」を買うところからはじまったと言っても過言ではなかったように思います。 毎年刊行されて、安宿の口コミや価格が記載されているので、長期滞在する場合の資金の目安になりました。 海外のゲストハウスに行くと「ロンリープラネット」という英語の似たような本が置いてあって、大概誰かが持ってきていつのまにか持ち去られ、また汚い使い古しが。。。みたいなループがあったように思います。 卒業旅行で紛争直後の旧ユーゴ諸国に行ったときには地球の歩き方もロンリープラネットもなくて、初めてガイドブックに頼らない海外旅行のノウハウが身についたように感じたものです。 あれから30年、もはや地球の歩き方を手に取ることもなくなりましたが かえすがえすもタイトルが秀逸だなと思います。 現実世界だけではなく、仮想世界や歴史世界もガイドブック片手に、気の向くままに、ちょっと孤独に歩き回ってみたい願望は多くの人にあるものですし、 ラノベの異世界転生モノや、ファンタジーものも大概、少人数または1人で歩き回っていますよね。 これからも「個人的未踏の世界」を開拓するガイドブックとして活躍していただきたいと思います。
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