「土作り」爆速化で収量も2割増——。微生物の力で農業革命、宇宙進出も狙う名古屋大学発ベンチャー
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痩せた土地の物理性を改善する資材といことになると思うのですが
当たり前ですが、元があまり良くない土壌であれば2割以上の改善が見られることもあるということで、毎年2割生産性が向上するわけではありません。
つまり改善した後はキープの時期に入るわけで、毎年まく堆肥の一部としてバイオ炭を用いるということになるのだと思います。
日本においては堆肥原料となる家畜糞や有機廃棄物は膨大であり
それらをどのように土壌還元するのか、土壌に効率よく還元できれば輸入にほぼ100%頼っている化学肥料を減らすこともできそうですが
課題となるのはおもに廃棄場所→堆肥製造場所→田畑
の物流です。何せ悪臭、漏水、虫の発生源という厄介な代物です。
バイオ炭の可能性も高いのかもしれませんが、国の投資としてはこの未利用有機廃棄物の処理についても力をいれてもらいたいと思います。
バイオ炭による土壌改善は
砂漠化が進む土地や、伐採後に痩せてしまった森林跡地などで有効なのかもしれないと思いました。
実際の成果を掘り下げた検証ではないのであくまでも印象です。
注目のコメント
農業は化学です。
特に土壌が重要で、ちゃんとメンテナンスをしなければ保つことができない難しいところです。
そこをカバーする新しい素材をベンチャーが作ったことで、休耕地なども長い時間と手間を掛けなくても再利用できるようになりそうです。
さらには宇宙にも。ということで夢は広がりますね。