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中期計画、2割策定せず 大手企業、変化に柔軟対応―時事通信調査
時事通信社
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
今も昔も、中期計画の策定は一定割合を占めるお仕事ですが、中計が本当に必要か、という問いには基本的にはYesというスタンスです どういう方向に会社がいくのか、またそのために何をしていくのかを仮説でも定めることは組織を動かしていくうえで有効な手法であることには同意する人は多いと思います 一方で、中計に懐疑的な声が聞かれるのは大きく大別すると3つくらい要因がある気がします ①3年くらいのスパンでは足元の積み上げにしかならず、場合によっては大きな変化をしにくくなる ②労力かけて立派な計画を立ててもその通りにやるわけでもない ③変化の激しい中で3年後を想定すること自体が難易度が高くアジャイリーにやるべき ①については全く同意で、やはり10年くらいを考えてどう変わっていくのか、その中で最初の3年ではどこまで行くか、ということを考えるケースは昔より増えている気がします ②については別の問題で、企画部門できれいに作るものと、現場が連動してないということで、そんな中計は無くてよいと思いますが、むしろちゃんと連動した計画を作るうよ、と思います。最近お手伝いしているのはほぼそうで、まずはトップが大きな方針を示し、現場部門が自ら宣言し自分ごとになる計画を作ってもらう、作ったからにはちゃんとやってもらう、というやり方 ③については、テクノロジー系についてはそういうこともあるかなあ、とは思いますがその場合でも組織や人事など時間がかかるものについてはしっかりと作っていったほうが良いと思ってます とはいえ、大きな会社では中計策定に過剰な労力とコストをかけて作って年中行事になっているケースも多いため、もっとリストラをしてもよいケースは往々にしてあるのはわかります
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