ホーム
1フォロー
1フォロワー
【提言】日本の少子化は「6.1兆円」で解決に向かう
NewsPicks編集部
田村 直也株式会社プラヴァ・フロンティア 代表取締役
人口減少対策として少子化だけでなく、未婚化・晩婚化対策も同時に解決していく必要があるのではないかと。 日本の未婚化・晩婚化・少子化については、生涯未婚率や婚姻数、合計特殊出生率などを見ればどれもどれも悪化の一途を同じような傾向で推移しているが、ひとつ注目したいのは完結出生児数(結婚持続期間15〜19年夫婦の出生児の数)。合計特殊出生率は1972年2.14だったが2021年には1.30まで低下した報道がある一方、先の完全出生児数は1972年2.20に対して2021年は1.90と減少傾向は見られるもののここから読み取れるのは、結婚したカップルは約50年前から約2名出産している傾向はそれほど変わっておらずキープされていること。 さらに結婚する意思のある未婚者割合がの推移を見ても男女ともに約9割前後で直近30年ほど見ても大きな変化はないことから、結婚したい意向がある男女が結婚できていない状況はより拡大しています。結婚したくない・関心がない人が増えているのも事実ですが、結婚したくしてもできない人もそれ以上に増加していることには何も触れられていない、、。 出産を取り巻く経済的あるいは物理的支援は短期的に出生率を高めることに繋がりますが、中長期的には結婚したくてもできない環境を整備し未婚率を改善していくことにも予算設定して同時に施策を検討すべきではないでしょうか。
859Picks
NORMAL