1979年、兵庫県生。芸術選奨作家。早稲田大学法学部卒。すばるクティーク賞選考委員。 2005年に設立されたソリューションメーカーの役員を勤める傍ら小説を執筆している。2015年にAIの発展をモチーフのひとつに据えた「私の恋人」を、2019年には仮想通貨をテーマとした「ニムロッド」を発表し、IT業界でも注目を集める。 主な受賞・顕彰に、「太陽」で第45回新潮新人賞、「GRANTA」誌Best of Young Japanese Novelists、「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞、「ニムロッド」で第160回芥川龍之介賞、『塔と重力』で第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数。 2019年から、一般社団法人日本AI協会理事、株式会社チカクにてCEOの梶原健司が従弟であるだけに、「従弟」の肩書にて参加。 2018年、「塔と重力」を原作として、東京下北沢の本多劇場にて舞台『肉の海』(出演:尾美としのり、三田和代、屋比久知奈、他)が、翌2019年には同劇場にて舞台『私の恋人』(出演:小日文世、のん、渡辺えり、他)が立て続けに上演される。 2019年、Yahoo! Japanモバイルサイトと文芸誌『新潮』にて実施された同時連載プロジェクト『キュー』を単行本として刊行するなど、他業種・他業界とのコラボレーションが進んでいる。 著書『太陽・惑星』『私の恋人』『異郷の友人』『塔と重力』『ニムロッド』、『キュー』。
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