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社内のメンタル不調にどう向き合う!? 工夫次第で昇進した人も
Yahoo!ニュース
玉城 ちはるファンタス株式会社CEO 家族相談士 
相談できる〝才能〟を LINE9万通。これが私の日常です。私の公式LINEの登録者は2100名を超え、多い日には1日に200通以上のやり取りを行います。「家庭環境に悩んでいる」「学校に行けない」「死にたい」……。内容は多岐に渡ります。現在広島でも不登校児童数は6年連続で過去最多と増加傾向にあり、生きづらさを抱える子どもたちが多くいます。 私は24歳の時、偶然の出会いから中国人留学生の面倒をみることになりました。それから経済的な困難さが理由で部屋を借りられない留学生や、養護施設・ひとり親家庭で育った日本人など、延べ36名と10年間共同生活を行いました。他人との共同生活で対話の重要性を感じ、その経験から始めたのがLINE相談なのです。 相談をしてくる人は、必ずと言って良い程謝るのです。「時間を取ってごめんなさい」「こんな話をしてごめんなさい」「長々とごめんなさい」。どうしてそんなに謝るのだろう。考え気付いたのが「相談」に対する偏見です。私は自信を持って言えます。「相談できることは生きる上で必要な能力です」。そのことを伝えるために 『命の参観日』という講演をしています。この講演は8年前から始めこれまでに全国各地の学校などでおよそ7万人に届けてきました。講演を経てLINEに相談を寄せてくる人の数はさらに増えています。 始めは暴言を吐いてきた子でも、真摯に話を聞き続けていると、何が辛いのか説明してくるようになります。相談するということは、自分の想いや悩みを言語化するということです。言語化が出来れば、相手に伝わります。また思考が整理され、解決への糸口へと繋がります。これが自分自身のメンタルケアを行う方法の一つなのです。学校によっては 養護教諭と連携し、子ども達の相談にあたったケースもありました。これが私がしている精神疾患発症の予防としての早期介入であり、自殺の予防となり、「誰も取り残さない社会」の実現への第一歩だと、信じています。
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