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現代人が「欲望」に振り回される根本原因
PRESIDENT Online:「仕事人×生活人」のための問題解決塾
熊谷 一也現代版 求道者(心理カウンセラー・ライター)
自己完結する欲望があまりに多すぎるということが問題だと思います。 ちなみに、欲望がなくなれば全員ロボットみたいになりますから、欲望というものは必要です。 「自分の利益だけを追いかけ、そのためには他人の不幸は気にしない、あるいは気がついていない。自分さえ良ければそれで善し、あとは世界が、他人がどうなろうと極論どうでもいい、そういう欲はダメだ。それは、"よく生きることではない"」 とし、自分の欲=他者の欲=自分の幸福=他者の幸福を目指し、いわゆる自分だけが喜ぶだけのような低質な欲を捨て、人類のための欲、幸福を追求、探求したのが哲学者であり、 それを資本主義という世界でやろうとするのが、Amazon、Googleを始めとする企業の経営者であるということ。 つまり、欲というのも良質な欲望に鍛えていかなければいけない。 自分のやりたいこと、したいことが、常に自己完結に終わり、いわゆる思いやりや配慮に欠けた自己満足的欲望でしかないというのは、欲望の質が悪いことになりますので、それをいかに律し、正し、最終的には他者の喜びが自分の喜びというところまでいこうというのが、哲学の理論であり、やはり、理想といえば理想になります。 つまり、問題は欲望をなくすかどうかではなく、その質をいかにあげるかということになります。 個人主義や自由な世の中を、どんな欲も許されるようになったと思っている人が多いような気がしています。そうである限り、本当の個人主義も自由もなく、古代ギリシアからの問題が全く改善されぬまま、形は変わっているものの、変わらず現れ続けるでしょう。
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ぼくは9歳で学校をやめて、母と一緒に世界を旅するノマドになった
HuffPost Japan
熊谷 一也現代版 求道者(心理カウンセラー・ライター)
すでにノマド的な生き方は目新しくはありませんが、こういう生き方がもっとラフに出来るようになると良いと思います。 どんな人間にも向き不向き、趣味趣向がありますので、世界を飛び回りたい人もいれば、毎日お気に入りの場所で風景画を描きたい人もいるでしょうし、そういうあらゆる個性が潰れない社会になるといいと思います。 もっとはっきり言うと、マネタイズとの距離が遠い分野(旅も本来ビジネスではないので)でも生活ができて、その人の夢なり幸福なりが掴みやすい社会になるといいと思います。 もちろん、個人個人の努力の上で生きていくのは絶対そうですが、社会もそれに協力的でなければ、余計な苦労を強いられると思いますので。 そもそも、こういう生き方の人たちも世界に大きく、分かりやすい利潤というもの以外での価値を大きく提供していますので、彼らの活動がより広まることはとても良いことですね。 価値が一辺倒になることは、よくない傾向ですし、文化や人との繋がりを軽視する社会というのは、いくら経済が回っていても貧しい国と言わざるを得ません。本当に豊かな国は、経済を回し、文化をその上に建設していくものですから。 日本は、大丈夫でしょうか? 大丈夫だと信じたいです。
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本屋さんには「本が選べる・買えること」以外の本質的な価値がある。
Books&Apps
熊谷 一也現代版 求道者(心理カウンセラー・ライター)
たしかにネットで買うときはついついレビューは気になり、多少評価に傾倒しがちになるときもありますが、 かと言って本屋だと欲しいものが見つかると言うとそうでないと思います。 ほぼ無作為に並べられ、中身を全部読んで判断するわけもなく、結局は冒頭と装丁で判断ということになりかねません。 そういう意味ではイイ物が見つかる可能性は五分五分かなと思います。 もちろん、ネットよりも閲覧性は高いですが、収録量ではネット方が上ですので、これも5分5分。 本を売るだけの本屋はなくなるとは思います。 本を買うという価値を誰も本屋に見出していないからです。 どちらかというとその空間に価値がある、だから入るものの買うのはネット。 つまり、売るという戦略。まずもうやめなければならない。 つまり、まず売るのをやめねばならない。 それでもし儲からないなら、ビジネスではなく文化的建造物になるほかない。図書館に近づいていくかもしれません。 大きい本屋だけが残り、その中で文化的な交流が行われる。 あるいは生の体験の共有ができるスペースとして存在する。 これは必要ですね。 リアルの本も味があり、家で並べるといいものです。 海外では自分だけの装丁を作り、大切に保管する文化があります。 フィギュアを並べたり、集めたり、そういうのと同じです。 純粋な文化精神です。 商業的には電子書籍でばら撒けばその方が儲かるでしょう ですが、その商業主義の上の豊かさに文化が芽生えるので、文化が減っていくということは、貧しくなっている証拠です、日本もその軽症状が出ているかもしれません。稼ぐだけで精一杯で余暇はないと言ったところでしょう。 話を戻せば、文化的なもののとして現物の本は捉えるべきですね。 もう本はそこまで来ていると思います。 つまり、現物の本は実用性よりも文化性が高い代物になる。 一つの嗜好品として、文化として、現物の本は存続するべきです。 本屋は、いずれサロン兼図書館化するのではないかと思います。
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就活ルール廃止を=21年春以降入社から-経団連会長
時事通信社
熊谷 一也現代版 求道者(心理カウンセラー・ライター)
これを皮切りに、学歴不問の企業が広まり、大学は学問をする場所として確立すれば理想的ですね。 そうなれば大学に進学する人数が減るので、大学の数が減り、洗練され、内部も洗練されて行かなければ存続できなくなるので、質も上がるかと思います。 ただ、このルールだけの変更であれば、学生は1年生の時から就活戦争に身を投じなければならなくなり、下手をすると四年間通して就活する人なども出てくるのでしょうか? また、1年生の内から行きたい会社を見極めなければならないとすると、高校生の内から企業研究する必要があり、この辺りはよく分かりませんが、1年生で得た内定を辞退できないとすると、ミスマッチも増える、すぐに入社でも同じく増える。 これがきっかけで就活が前倒し前倒しの風潮が広まるのであれば、選択肢が狭まる、考える時間がないなど、今の10代はこれから大変になりそうです。 このルールの変更を前提に、今から企業も大学も、それを取りまく社会も、人々の通念も、大幅に変えて行く必要がありそうです。 ※ちなみに日本で暮らしているフランス国籍の知人は、 「フランスにはもちろん新卒採用などなく、好きな時期に好きな企業に連絡を取り、面接してもらうのだが、そうは言ってもその時に募集をかけていないときもあれば、欲しい人材もころころ変わるので中々希望通りには行かず、一括した採用時期のある日本の仕組みは、機会均等という意味ではいい仕組みだ」 と言っていたのを思い出しました。一長一短ですので、新しい問題も出てくると思います。
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東京圏から移住に最大300万円補助
日本経済新聞
ホリエモンが断言、10年後は「遊んで暮らせる時代」がやってくる
ビジネス+IT
熊谷 一也現代版 求道者(心理カウンセラー・ライター)
かなり性善説的な立ち位置です。 労働は人間力が低い人の行動を制限している側面もあると思います。 労働時間で行動を制限して、尚且つ労働を通して最低限度の分別を教育するという点で、です。 10年後に記事のような世界になる可能性は十分にあると考えていて、それはロボットが一家に一台、そのロボットが例えばネクタイを締めて会社に行って仕事をして、そのロボットがお給料をもらって来るというようなイメージですよね? (実際は違いますが、原理としては機械が我々の労働力の代わりするという意味で。) つまり人間が働かなくても世の中が回る世界は確実にくると思います。 しかし、人間力が低ければ、遊び=文化、の水準が落ち、秩序は乱れ、遊び=欲、の発散に向かう人が大勢生まれ、治安は悪化、モラルは低下、応援したい人は結局一部、あとは本当にくだらないことをして生きている。 ということになりかねません。 そうならない為にも、今大切なのは子どもも大人も含めて教育ということになるでしょう。 そして、堀江さんは教育に手をつけています。 さすがですね...... 私も人間力は未熟なので、その辺はしっかり見つめていこうと思っています。最後は、人間力の勝負になると思うので。
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NORMAL