山崎 俊彦

発想として大変おもしろいと思う一方で、そういえば少なくとも年単位で私および私の身の回りでUSBメモリを購入したり使ったりしたことがないという事実に気づき、内心びっくりしています。

インターネットやディープラーニングが登場したときと同じ議論をしているように感じます。 インターネットのほうがより歴史があり、インフラ化しているのでそちらを例に取ります。当時は「なんだかわからないけど怖い」「世界中がインターネットで繋がって人は仕事を失う」という議論が真面目にされていました。 確かに、個別の職業をみるとなくなったものはあるでしょう。しかし、インターネットは仕事を奪いましたか？いまも怖いですか？

さすがにAdobeは権利関係もしっかりクリアした上で対応してきますね。 一般的に権利的に問題のない画像・映像を収集しようと思ったら、Creative Commons (CC) ライセンスが付与されたものをチェックされると良いです。我々も研究で使うときにはこれらの画像・映像を使わせてもらっています。ただ、CCライセンスの中にも細かい規定がいくつかあるので、詳細を各自できちんと調べてからの利用をおすすめします。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは https://creativecommons.jp/licenses/

人は自分の知識や経験の及ばない他分野になればなるほど「簡単そうだ」と思うそうです。金融や不動産もきちんと勉強して本気で取り組むべきものです。

職場によっては通勤費の修正申請が必要になるので注意が必要です。

現在開催中のNLP2023(言語処理学会大会)でも「ChatGPTで自然言語処理は終わるのか？」というパネルディスカッションが緊急で開催されるなど、産学から大きな注目を集めているようです。

「専門知識はあるけれども、根暗でコミュニケーションができず、社会常識も知らない。大学のポスト獲得競争は苛烈を極め、だからといって民間企業に就職しようにも、頭が固くて使えない——。」 言いたいことは多々あれど、いまは博士取得後一般企業に就職していく人が大多数です。 博士人材は特定のテーマを深掘りしていくことはその通りですが、その過程で ・問題発見能力 ・問題解決能力 ・それを他者に納得してもらい、巻き込むプレゼン能力 を鍛えていると考えています。 特に重要なのが問題発見能力。「カイゼン」に代表されるように、問題が明らかになったら解ける人はそれなりにたくさんあります。しかし、何が問題となっているのか、それを明確にする能力を持った人は多くありません。むしろ、いま日本が閉塞感を感じているのは問題解決だけでなく、問題発見することのできる人材が不足しているからではないでしょうか。