Nakagawa Nozomi

クレーンゲームのよいところは、それ単体の利益を中に入れる商品を変えるだけで簡単に調整できる点です。 集客力への貢献度は不明ですが、楽に稼げる手段とはいえます。最近の大型ゲーセンの1～2階がクレーンゲームで埋め尽くされていたり、商店街にクレーンゲーム専用の小型店舗があったりするのも、似たような理由かと思われます。もちろん、ほとんど稼働しなくて商品管理コストの方がかさむ、といった状況に陥る可能性もありますが。そういった意味でも実験的なものではないでしょうか。

オリジナルIPをいちから生み出すことと、生まれたIPを育てることは、地続きにはありますが力点は少し異なります。 ソニーグループは、ゲームに加え映画、アニメ、音楽などたくさんの舞台を自社で持っており、IPをお披露目したり育てたりする環境は十分に提供できるため、一定の規模までは広がると思います。 が、最終的にそのIPが長生きできる（愛される、話題にされ続ける）かどうかは、座組だけで決まるものではなく、特に愛を生むという部分で積極的な取り組みがあるかは注目点かなと思います。

Vtuberビジネスの成長においては、配信部分だけでなく、タレント個人の魅力をどれだけ多方面で収益機会につなげられるかが重要になります。そこにはグッズ制作・販売や海外現地でのリアルなコネクション作りなど、リアルでの活動も関わってきます。そこをやりきれるかどうかでいえば、やはり大手事務所の方が強いです。また、リアルのタレントマネジメントをやってきた事務所がノウハウを持つ領域であり、今後の参入先になりえます。 乱立時代を知っていると少しさみしい気もしますが、ヒットの正攻法がないなかでは、走り続けられる力があることも大事です。

VISAとMastercardがアダルト関連コンテンツに対して自主規制的な動きをしていることは既知の事実。これ自体が合理的な判断かについては議論の余地があるものの、ユーザーとしては使えるサービスを使うということでしか対処ができないというのが現実だと思います。じゃあ使えるサービスは容認しているの？というのはまた別の論点です。 コミケ直前というタイミングになってしまったことは、当事者にとって混乱のもとではあります。が、カード会社側にとっては、このセグメントは市場全体に対する比率としても小さく、個別にチェックしていくなかで、アダルト系の取り扱いが多いサービスですよね、ということの確認がこのタイミングでとれた、ということなのではないかと思います。

音楽はコンテンツのなかでも特に乗っかりやすいことが特徴だと思います。歌ってみた、踊ってみた、演奏してみた、MV描いてみた、BGMに利用、などなど、いろいろな楽しみ方ができるし、乗っかる人の得意を生かしやすい。1つの楽曲を起点に同時多発的なコンテンツが生まれるので、よりバズりやすいのでしょう。これは乗っかる手段としての技術やサービスが発展した今だからこそ起きていることでもあります。 それを一過性のバズで終わらせず、ビジネスとして迅速に乗っかれるかが鍵なのだと思います。クリエイター、プロデューサーなどの人材面では業界横断的な知見も求められそうです。

寝つきだけでなく、眠り続けられるかどうかにも影響ありそうですね。実際、トラッカーをつけていると、横になっている時間は同じでも、その日の眠り具合によって覚醒時間として判定されることはあります。うちの子も夏の初めによく起きてぐずっていたのですが、冷房の室温設定が甘かったせいだとしばらくして気づきました。気温以外だと湿度も気になるところです。

ソニーグループはIP事業において多様な展開先を持っており、この連携はユーザー接点を拡大する上で強みとなりそうです。 ソニー側にしても、任天堂がパルワールドとコラボすることは現状考えにくく、ゲーム自体の開発にはすでにMicrosoftが積極的に関与している状況とあれば、非ゲーム領域をおさえていくというのは納得できる展開だと感じます。 あとは中国市場がどうかというところですが、すでにポケモンもかなり認知度を高めているとはいえ、似ているものに対する忌避感がそれほど強くなく、それなりの規模には達するのではないかと思います。

UGC系プラットフォームと著作権問題は切っても切れない関係。倫理観に訴えるだけでは解決せず、使ってはいけないものは機能上使えない状態であることが重要です。その状態を通じて、あまり著作権を意識していないユーザーも、使ってはいけないものがあるんだということを認識でき、理解の底上げにつながるでしょう。

技術自体がいくら感覚的に使えるものであったとしても、ビジネスへの実装はそれほど簡単な話ではなく、過渡期にはサポート需要が必ずあります。コンサルにとって重要なのは、この過渡期においてサポートに徹するだけでなく、顧客の現実の課題からさらに次の一手を提案できるかどうかだと思います。 似たような話としては、広告代理店の位置づけの変化があるのではないでしょうか。かつては代理店という名の通り、メディア枠の取引代行という意味合いが強かったですが、メディア自体の変化や、広告とマーケティングやPRなどとの融合などを経て、大手は経営の伴走というところまで役割を広げつつあります。

高解像度なデータは、IoT化や予測などの分野における精度向上に寄与します。NTTデータは、これまでその画像処理の部分を手がけてきました。新たに自前の衛星でデータ自体を取得する部分までカバーしていくということで、データの総量にも貢献するほか、画像処理の部分も受託寄りの構造を緩和できそうです。

一時的にでも公道を走る乗り物であれば、免許取得が可能な程度の道路交通法の理解があるかということが重要です。免許の要不要ばかりに注目して、必要最低限の知識を身につけることをおろそかにしないでほしいものです。自分も、周りにも危険を及ぼさないために。

ラノベを声優さんが読んでくれる。昔のドラマCDの代替になりますね。