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【緊急解説】いま「超円安」が止まらない理由
小松 美香SyntheticGestalt株式会社 CFO
30年後のドル/円為替先物予約はクレジットコストはぬきにせよ、およそ100円です。理論的にいえば、30年後は100円になると指し示してるのがいまの相場です。
https://jp.investing.com/currencies/usd-jpy-forward-rates
構造的な話題をする際に、スポットばかりみて会話してるのってなんか違和感あること多くて、というのも、そもそも日本のみならず世界中グローバルな事業会社は、3年、5年やら事業リスクのカレンシーリスクのヘッジを考えるわけで、そこの水準がどうなのかをみてると、おおよそ介入の必要性とかも考慮していくひとつのヒントになってると思いますけどね。
金利差商品である為替をみるときにフォワードカーブみないで議論するのは机上空論に近いだろうなと思います。
34年ぶりの円安水準で注目される「リパトリ減税」導入、6月の骨太方針に明記の可能性も
小松 美香SyntheticGestalt株式会社 CFO
対外直接投資収益20.9兆円のうち、10%でも戻ってきたら、2022年の頃のドル売り円買い介入の規模感には匹敵しますもんね。
2022年の当時の介入規模が9月2.8兆、10月の時で5.6兆円程度でしたからね。
デジタル赤字がだいたい5兆円ほどあるわけなので、構造的な円安の一部是正の可能性はありますよね。
ちなみに超円高時代、工場を海外に移転したら優遇する政策によってドル買い円売りを促す政策をした時期もありましたが、実際にそれで工場を海外に移転してるわけで、さあ戻しておいでっていわれても、その戻ってきたお金使って人材難のなかですし、そう簡単に国内に工場誘致ってわけにはいかないでしょうけど、それでも一定のインパクトはあるだろうなと思います。
あとは、年金などリアルマネーの人たちのオープン外債を思いっきりヘッジ外債にシフトして、みなし国内債にシフトしていけば、それなりのインパクトあるでしょうね。別に為替の水準によってヘッジ比率ってコントロールするのは、リアルマネーはもちろん、大小事業会社みな一緒。
キャッシュのポートをどうするかってのは永遠の悩みどころであり、スタートアップとて、デジタル赤字分は少なくとも考慮して、外貨のポートをコントロールするのが、グローバル企業のCFOの重要なお仕事のひとつ。
そして自分がその立場になってわかることだけど、税制優遇ってほんとオープンイノベーション税制しかり、日本では変化を促すパワーワードです。
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【実例】AIが「金融マン」の仕事を奪い始めた
小松 美香SyntheticGestalt株式会社 CFO
先日、元GAFAの方が立ち上げた団体に出入りしてる、外資金融めざしてる母校の大学3年生と会う機会あったのですが、20年たっても外資人気はかわらないし、結局初任給の高さが採用人気のポイントってことで、なんら優秀な人が外資金融目指すのは変わらないねって実感しました。あわせてその集団には、公務員をめざす者もいるっていう構図もなんら変わらんのだなと、昨今のAIトレンドがなんら若者の本質的な意識を変化させてないってことにちょっと安心しました。あえていうなら邦銀目指す人は減ったというのだけは、さもありなんってところでしょうか。
投資銀行しかり、企業において資料作ることはそもそも本質じゃなくて、大切なのは稼ぐこと。とことんチャンスを武器に勝負に出て稼げばいい。もちろんコンプラファーストですけどね。いうても、資料やら情報収集というサイドタスクはとことんテクノロジーを駆使したよくて、マーケット部門で背番号をもって稼ぐという路線は、ほぼなくならないことは確実。ただし、より競争が激化はするんだろうなあって感じました。需給バランスは変われど、人気は不変ってことでしょうね。
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