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ボーイング787より進んだロシアのカーボン製主翼 西側専門家を驚愕させた新型旅客機「MS-21」の技術的優位性
Ishihara Kenya製造業(輸送用機器) プロジェクトVP
この記事のエビデンスが不明瞭なので。。。それでも真面目にコメントします。
CFRP部品の製造を料理に例えるとプリプレグを用いた従来のプロセスはオーブンでローストビーフを焼くようなもの。材料や仕込みはもちろん絶妙な火加減や加熱時間が重要でプロと素人の差が歴然。レシピと呼ばれる秘伝がボーイングやエアバス等の各社で異なり、自ずと流派に即した材料やオーブンとなり流派の鞍替えを困難にしている。最先端の複合材技術であるVaRTMはコストダウンが目的で引き換えに技術的難易度を高めていて品質はあまり変わりません。ローストビーフに例えると安くする為に味付けと仕込みを工夫して肉のランクを落としてます。
記事では簡単そうに書いてますがMSー21のソレをこの目で確かめるまで個人的には信じ難いです。仮に最新設備を導入することで飛行安全に問題の無いCFRP部品を安く簡単に作ることが出来れば航空機産業の歴史が変わると思います。
海外インフラ争奪 トラブルに負けぬ「プロマネ魂」 三井物産の頼れる「主監」に学ぶ
Ishihara Kenya製造業(輸送用機器) プロジェクトVP
「プロマネ魂」ぜひ学んでみたい。大きなプロジェクトだと商社ともコンソーシアムを組むのでいい試みだと思います。
個人的な経験から「傾いた」プロジェクトを立て直すのはゼロから始めるよりもはるかに困難である。大きく傾いたプロジェクトに限って組織全体に隠蔽体質が蔓延っており、自ずと客先や取引先との関係もかなりこじらせている。プロジェクトメンバー達に一体感は無く心はバラバラ、心身はボロボロ。いざ立て直しを始めても過去の失敗や不適切な〇〇を暴かれる恐怖心から前任者を含めた幹部が猛烈な妨害工作を仕掛けてきます。人間なので。。。
プロジェクト立て直しの最大の敵は社内にいる場合が多く、時に上司の場合もあるのでサラリーマンって疲れます。
材料リサイクルで航空機エンジンの素材コストを4分の1以下に!
Ishihara Kenya製造業(輸送用機器) プロジェクトVP
超合金(スーパーアロイ)にはレアメタルが多く含まれている為、今までも削り屑は回収されて再生されていました。本記事のポイントは寿命を終えたタービンブレードが再びタービンブレードの材料として蘇る(劣化しない)プロセスを確立したことでしょう。コスト削減に向けた画期的な取り組みであり今後の発展に期待します。
参考
航空機に多用されているアルミ合金のグラム単価は松坂牛とほぼ同じです。アルミのブロックから工作機械により部品が削り出される過程で7〜8割が削り屑として廃却されます。松坂牛で例えるとデパ地下のショウケースの中のさらしに巻かれた大きな肉塊からステーキを一枚切り出して残りはゴミ箱行きです。
削り屑は金属回収業社が二束三文で引き取っていきます。
ちなみに炭素繊維複合材のリサイクルが一番厄介で廃却後は高温で燃やすのみ。ゼロエミッションを目指すメーカーとしては熱リサイクル(燃焼過程で発生する熱を使用する)と呼びます。近い将来、強かな東レが上手なリサイクル方法を開発してくれることを期待します。
航空業界、迫られる環境対応
Ishihara Kenya製造業(輸送用機器) プロジェクトVP
複合材の使用比率に関してコメントします。
B737やA320などは新バージョンでも複合材比率が15%前後に留るのは胴体や主翼に複合材を使用していないから。その理由はコストと品質確保。金属(Al)加工は新しい工作機械を導入すれば明日からでも部品を加工でき検査も比較的簡単です。品質は使用された材料証明書と品質検査によって担保されます。一方で複合材の品質は製造プロセスとシステムで担保するため、設備導入から部品製造までには年単位の認証期間が必要になる。にも関わらず検査工程は製造工程全体の多く占めます。即ち複合材部品は時間と金がかかり転注しにくいため価格競争の激しい売れ筋商品への適用は向かないのは自動車と同じ。
メーカーとしては技術開発を進める必要があり、高い技術力をアピールするためにもフラッグシップは贅沢仕様にします。B787やA350は胴体と主翼などの主要な構造に複合材を用いています。じゃあ、二階建ての大型機A380やB747新バージョンはどうかというとあんな馬鹿でかい胴体や主翼がスッポリ入るオーブンなんて世界の何処にもありません。そんなに売れないので設備導入してもペイしないからやりません。
故に航空機に適用される複合材比率は機体のサイズに依存し技術の進歩とはあまり関係ないかもしれません。ただし市場拡大(新規機数増)により複合材の需要は拡大すると考えます。
「一つの中国」確認=中台首脳が初会談-49年の分断後初
Ishihara Kenya製造業(輸送用機器) プロジェクトVP
ここ最近の日米の親密な関係に加え、TTPの進展や日中韓FTAアピールと最近の台湾は少し孤独気味。ひと昔前まで中国と他国を経済面で橋渡ししていた台湾としては複雑でしょう。台湾政府としては中国との良好な関係をアピールして他国からの注目を集めるのが狙いでしょう。中国としても最近思い通りならないアメリカに対する牽制になるので歓迎でしょう。これからの各国の駆け引きに目が離せません。
台湾と中国の関係は今のままでしょう、今の不安定な状態(休戦中)が好都合な国々が独立も終戦も望んでないので。不安定だから第七艦隊を展開できる訳で終戦したら南シナ海どころじゃないし。
台湾の問題ですが台湾だけで決められないのが台湾の哀しさ。
NORMAL
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