酒井 聡

これはもう数年前からだけどダイバーシティが経済合理性と一致しているんですよね。 かつての基準で言うところの「スーパーモデル」で憧れを醸成するよりも、インクルーシブな方が売れる世の中にシフトさせた、声をあげてきた皆さんに拍手を送るしかありません。

味に影響ないものか使ってみたい！ こういう健康に寄与するイノベーションは応援したくなります。 クラファン向きな気も。

新しいテクノロジーがもたらす状況を法律が追いかける状況が続きますね。 法律はスタティックではなく、法律をどうデザインしていくかというクリエイティビティが求められています。

学生を見ているとほんとにBORO（古着）が復活・浸透しているなぁと。 お金がないから古着なのではなく、一点ものだから、センス次第だから古着を選ぶ感覚が以前よりビビッドになっています。 穴が空いてるとか、シミがあるとか、よれてるとか、ボロルックの中では大した問題ではなく、スタイリングとしてサスティナブルだよなぁと。

特定の品番を縦積み（大量に製造）して販売する手法はユニクロに限らず、ジーンズメイトや夢展望なども取っています。 利益率が高くなるのはさることながら、その商品をエントリーとしてクロスセル、アップセルにつなげていくという、販売促進のファネルの重要な鍵となるためです。 それにしてもユニクロの定番はライフサイクルが長い。ユーティリティとして売るのがうまい。

双方事業ポートフォリオを組んできたのは同様で、ただし取り組み方や売上構成比が異なると。 オーダースーツ市場が爆増するとは考えにくいので、これからどのような戦略を取っていくのか、そのままケーススタディとなりそうなお題ですね…。

リスクヘッジの塊みたいな施設なんですよね。 そこをスタート地点にどれだけ有機的に変化できるかが一番大事だと思います。

SHEINは社内デザイナーだけでなく、買付等も大量の取引先から行っているであろうことから、コントロールが効かなくなっている状況と想像できます。日本国内の中規模のブランドですら、正社員・業務委託のデザイナーがどこからかエッセンスを引っ張ってきて、販売まで進み、提訴されるということが起きていることから、事業者に悪意がなくても排除が難しいという背景があります。 一時期、meryやby.Sのようなメディアも統制が効かなくなったのと構図的には同じです。 対策方法として考えられるのは、 1. 契約上のプレッシャーを制作者にかける。著作権に抵触している場合等に、その責任をデザイナーや取引先に負わせる設計をすることで、根本で過度なパクリを抑制する。 2. 発売前にチェックをかける。文章であればパクリチェッカーのようなサービスが存在するように、ビジュアルとなると画像検索をかけることが対策として考えられますし、ニューロープも相談は受けたことがあります。この手法の難しいところは、あらゆるブランドを横断した商品データベースが存在しないということです。ECで販売されておらず、画像の存在しない商品もたくさんあります。このため網羅性は担保できません。また、特定のアーティストの配色を模倣するなどの著作権侵害まで排除するとなると対象のデータベースを更に広げる必要があります…。 いずれにしてもSHEINのコスト構造が大きく変わるため、現実的かどうかは別問題ですね…。

小説家としてEsquireさんにインタビューいただきました！ 直線的にピュアな作家を目指して芽を出すということがおそらく僕にとっては難しく、起業家としての10年間がどのように寄与したのか、半生を振り返ってお話をしています。 クリエイターを目指す若者にこそ読んでほしい。

仏壇やお墓にお供物して毎日語りかける。今ごろまた酒でも飲んで「どうでも良いじゃねぇか」と笑ってるんじゃないかって遺された家族で勝手に想像して和む。 そういう想像力を僕たちは少しずつ剥ぎ取られていく。想像する余地が世界からなくなっていく。 悲しい状態、つらい状態、寂しい状態、分からない状態は掃いて捨てるべき対象なのかは考えてみて良いと思います。 資本の論理でサービスが出てくることは止められません。その中で何を使って何を使わないか、消費者の主体性をどうデザインするかがいよいよテーマになってくるのではないかと思います。

「ブリュード・プロテイン」は国内だとユナイテッドアローズ社がBATONER別注として販売していたり、ゴールドウィン社がNORTH FACEなどで商品化したりしています。 動物繊維と比べて生産工程における環境負荷が小さい。具体的には温室効果ガス排出量、土地や水の使用量を大幅に押さえられるというものです。 これから展示会等に登場する機会も増えると思うので次回話題になった際にコメントできるようにしておきますｗ

「B2B領域でゾゾスーツを活用していく」というのが記事の要旨。 リモートでの計測は、例えば中学高校の制服領域ではコロナ禍でかなりニーズがあり、ユニサイズのようなソリューションがしっかりと応えていました。 一方で、コロナが落ち着いた今、制服のリモート採寸のニーズがどれくらいあるのかは不明です。制服がある時点で一箇所に集まるワークスタイルを前提とした事業者でしょう。 ユニフォーム市場自体はかなりのマーケットサイズがあるものの「ユニフォーム会社→代理店→事業者」という商流で、かなりハイタッチな構図が特徴です。 ゾゾスーツでの計測が相変わらず面倒臭そうなところも気になります。普通に代理店が人を用立てて採寸した方が早いのでは…。