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【第2回】転職市場の中でのサステナビリティ
林 英明
過去のサステナビリティに関する求人の状況
2020年頃を思い起こすと、サステナビリティという言葉自体使われる機会が少なく、事業会社でも採用部門はCSR活動の推進だったり、IR(Investor relations)部門で、増えてきたESG領域の投資家対応のための広報だったり、ESGの社内啓蒙担当などのポジションが、時々出てくる程度でした。
また、コンサルティングファームはというと、Big 4などの監査法人側で、統合報告書作成、非財務情報の開示、格付け機関対応などの非財務情報に関わる求人が中心でした。加えて、PR会社や広告代理店が、IR対応、統合報告書の作成などの求人がありました。
その後、事態が大きく変わってきたのが、2021年の後半くらいでした。
【第1回】サステナビリティ経営の大きな潮流
林 英明
1.サステナビリティ経営の大きな潮流
企業が、様々な環境・社会問題の解決を通じ、 長期的な事業継続を目指すサステナビリティ経営。
ESG(Environment – 環境、Social – 社会、Governance – 企業統治)、SDGs(Sustainable Development Goals)、CSR(Corporate Social Responsibility)など表現の仕方は様々ですが、今日それに関連するニュースを毎日我々は、目にするようになりました。
その理由として、下記のような要因が考えられます。
・環境負荷が目に見えて深刻になっている(例えば、気候温暖化により被害の甚大化)
・外部不経済が顕在化している(経済活動の外側で個人や途上国で発生する不利益~例えば、途上国労働者の人権問題や搾取)
・消費者のニーズが変わってきている(例えば、環境や社会に負荷を与えて生産されたサービスは購入しない)
・従業員の意識が変化している
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