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セブン、なぜ「安いおにぎり」を投入? 背景に「経済性」を求める声 価格の「松竹梅」戦略
ITmedia ビジネスオンライン
砂田 憲治KabuK Style Inc. Founder & CEO
複数プライスの価格戦略は単純化すると、高い価格を出して単価が引き上がる分と、価格を下げて単価が引き下がる分とのバランスでいかに売上、粗利の最大化を実現できるかに集約されます。 セブンイレブンでは、私の見る限りシャケのおにぎりだけで3種類はあります。確かに味は区別できるくらいに違う。 原価率が高いので、安い商品出すと売上よりも粗利を最大化するのが大変です。都内にいると、189円から138円にしたところでボリュームが粗利最大化できるほど増えるようには感じられないですね。500円以下でランチすませられる選択肢なんてオフィス地域では存在しなくなっているから189円でも買う。 そういった地域ではあまり低価格戦略に行かないほうがいいように思いますが、地域によって仕入れ戦略を変えられるという意味では、ラインナップを増やすのは理解できます。 それか、原価を思いっきり下げて、粗利率でなく、粗利自体を維持できたとしたら、それはすごい開発力だ。輸送コストなど下げようもないところもあるので、原材料に直結するでしょうから。それが仮に本当なら、消費者としては買いたくない気もしてきます。安いのには必ず理由があるので。
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