伊東 潤

いよいよ「共存共栄」から「対立」へと舵を切った証拠です。

ここで著者はヒトラーの読書法について触れていますが、確かに最近、初めから「自分の考えありき」で読書する人が増えてきた気がします。 つまり「自分の読みたいものと違う」といった類のレビューは、そうした読書法を裏付けているのでしょう。 読書とは、虚心坦懐に作者の考え方や体験を受け入れようとすることで血となり肉となります。作者を否定し、自分を肯定しながら読書することは、時間を失うだけの無駄な行為となります。

そりゃ、左翼の方々はそうだろう(笑)。 今の若者は自己愛なんて拡大させていない。大半が現実を見据えている。だから堅実な道を歩もうとする人が多いのだろう。 怒りを抱いても他責で考えず、自責で考えているから、少数派や弱者に怒りを向けることもない。 若者たちは、成功者を引きずり降ろそうなんて考えていない。皆、憧憬の念を持って話を聞こうとしている。 日本をひどい社会だと思いたいのは君たちだけだよ。

こうした変化があった場合、裏では様々な動きがあったと考えられる。これまでは中国にも配慮した発言が多かった蔡総統だが、思い切り「対立」に舵を切ったということは、米国との間に何らかの密約が成立したと考えるのが自然だろう。 おそらく「絶対に死守するから心配するな」といった確約がなされたと思われる。 トランプ政権が軍事面でも本気になり始めた証拠だろう。

その前に、おたくのフェイク歴史教育を何とかして下さい。

言いたいことは分かるし、一理あるが、誰もが自由に好きな仕事を選べるわけではない。 若者は己を知り、彼のように優秀ならそうすべし。もしそうでないなら、日々の糧を得るための仕事をすべし。 そこから活路が開けてくる。何事も一生懸命に取り組んだ人間が勝つ。

ロシアは米国との対立が激化していく覚悟をしているため、日本を懐柔しておきたいのだろう。こうしたパワーバランスによって、ロシアが日本に多少の色目を使っただけ。 ただし日本も、中国の脅威の方が重大なので、ロシアとの接近は歓迎すべきだ。 北方領土の返還は五里霧中だが、ロシアは日本に希望を持たせる外交的駆け引きをしてくるだろう。日本はそれに騙されないことだ。

韓国には怒りを示すことが必要。 すぐに大使を召還すべきだ。

真実を伝えようというわれわれ一人ひとりの努力が、韓国の謀略を挫折させることにつながります。

毅然とした態度こそ、国際社会で一目置かれる第一歩。 マチズモ丸出しのトランプ氏やペンス氏は「なかなかやるなー」と思っているはず。

国民投票の恐ろしさを感じます。 キャメロン氏は常識的に離脱派が勝つとは思っておらず、安易に国民投票を決めたのだと思いますが、全国民が知識を同じように共有しているはずがなく、頼感情的かつポピュリズム的な意見に左右されていったわけです。 まさに百害あって一利なし。 数十年後、大英帝国衰退の原因とされるのは間違いないでしょう。 日本も、安易に国民投票や県民投票をするべきではありません。

国賊・非国民の代表である鳩山氏だが、こうした人間を生んでしまった戦後教育にも大きな罪があることを、われわれは覚らねばならない。