ここで著者はヒトラーの読書法について触れていますが、確かに最近、初めから「自分の考えありき」で読書する人が増えてきた気がします。 つまり「自分の読みたいものと違う」といった類のレビューは、そうした読書法を裏付けているのでしょう。 読書とは、虚心坦懐に作者の考え方や体験を受け入れようとすることで血となり肉となります。作者を否定し、自分を肯定しながら読書することは、時間を失うだけの無駄な行為となります。
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