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本当に世界の石油供給は2030年に「驚くほど過剰」になるのか?
Forbes JAPAN
西村 勇毅日揮ホールディングス株式会社 プログラムマネージャー /合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 最高執行責任者COO
記事にもあるようにエネルギー需給の将来予測は非常に難しいですが、足元で生じている変化をご紹介します。日本国内では、人口減、燃費向上によってほぼ全ての石油製品の需要が減少していますが、唯一航空機燃料需要だけが増加しています。製油所では航空機燃料油のほか、ガソリン、プロピレンなどの化学製品原料、軽油、灯油、重油、LPGなど様々な製品が製造されます。これらは連産品と呼ばれ、原油を精製すると連なって製造され、特定の製品だけを都合よく生産することは基本的に出来ません(設備投資により、ある程度調整は可能)。製油所の中で最も生産量の大きなものはおおよそガソリンなので、ガソリンの需要が減ってしまうと、ガソリン需要に合わせて製油所の稼働率を下げなければなりません(あるいは閉鎖)。そうなるとその他の製品の生産量も減ってしまうわけですが、前述の通り、ほぼ全ての石油製品の需要が減っているため、何とかバランスしています。ところが、航空機燃料油は需要が増加しているにも関わらず、製油所での生産量が落ちているため、足元で航空機燃料が不足して飛行機が飛べない事態が発生しています。自動車などのEV化が進んでいくと、その影響はより顕著となっていくものと思われます。エネルギー需給構造の変化によって、既に身近なところにも影響がで始めています。
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現代ビジネス
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時事通信社
西村 勇毅日揮ホールディングス株式会社 プログラムマネージャー /合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 最高執行責任者COO
そもそも石炭が何故悪者とされるのかというと、燃料を燃焼させて得られるエネルギーあたりの二酸化炭素排出量が多いからなのですが、何故多くなるのか説明します。モノを燃やすと燃焼熱という形でエネルギーが得られ、これを利用して発電したり、蒸気を発生したりさせています。石油や石炭などの化石燃料は炭化水素と呼ばれるもので構成されていますが、炭化水素とは文字通り炭素と水素の集合体です。これを燃やすと炭素は二酸化炭素に、水素は水になります。また、燃焼時にそれぞれ燃焼熱(=エネルギー)を発生させます。化石燃料は石炭以外にもLNGや、ガソリン、灯油、軽油、重油など様々な種類があり、どれも炭化水素ですが、それぞれの炭化水素における炭素と水素の割合が異なります。当然炭素の割合が大きな化石燃料ほど燃焼時に発生する二酸化炭素の排出量が多くなり、水素の割合が大きな化石燃料ほど二酸化炭素の排出量が少なくなります。化石燃料のなかで炭素の割合が最も大きな部類に入るのが石炭で、水素の割合が最も大きな部類に入るのがLNG(天然ガス)です。
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