Picks
27フォロー
615フォロワー
環境活動家殺害、最多の227人=中南米に7割が集中―NGO
時事通信社
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
地球上の熱帯林総面積のおよそ半分を占めるアマゾン。そのアマゾンが存在する南米にて環境活動家の殺害が年々増えていっていると言うこの記事。 そもそもこの殺害数に表れてこない先住民への性犯罪などを含めると相当な被害があり、また土地司教委員会による最新の調査では、先住民の土地紛争を巡って1576件の被害届を記録しており、これは1985年以来最も多いようです。 コロナ禍で先住民たち、特に集落に住みながらも一般社会に働きに出ている先住民たちは集落外に出ることを避け感染を回避していましたが、違法採掘業者や不法侵入者はコロナ禍でも後を断たず、一部の先住民の集落ではそれにより感染が広がってしまったケースもありました。 このニュースは、昨今のブラジル政府(と言うより主にボルソナロ大統領)が先住民保護地区の境界設定を変更するような体系的かつ意図的な政策を構築しようとしていることや、大統領自身が鉱山労働者や土地所有者による違法採掘、違法森林伐採行為に奨励するような立場をとっている報道と合わせて見る必要があります。 来年行われるブラジル大統領選において、この先住民保護地区の境界線改定問題は、少なからず議論の一つになることは間違いないと思います。
77Picks
ネット通販シー中南米へ 巨人不在、次の主力市場に
日本経済新聞
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
たった2年でブラジル国内の商用アプリとしては最大ダウンロード数を記録し続けるShoppeを運営する親会社Seaが中南米で62億ドルの増資とのこと。 それもそのはずで、2019年時点で世界中で4億5千万人のユーザー数を抱えるバトルロワイヤルゲーム「Free Fire」がブラジルでも大人気で、若年層の9割近くは一度はプレイしたことがあるのではないかというほど一般に浸透したゲームです。 Sea社がブラジルに進出してきたタイミングもちょうどコロナによる実店舗離れの時期とマッチし、2020年の売り上げは44%増、420億ドルとのことです。 記事では中南米ではE-コマースの巨人が不在とありますが、アルゼンチンの会社Mercado Livreが大きく幅を利かせており、ブラジルではそのMercado LivreとMagazine Luiza、B2W、Viavarejoなどが国内シェアを争っていますが、他にも猛烈な勢いでE-コマース系のスタートアップが出てきており、マーケットはまさに群雄割拠の時代に入っていると言えるでしょう。 ちなみに楽天も2011年にローカルのEC事業者であるIKEDAを買収し、ブラジルでのEC事業に参入しましたが、認知度を上げることができず、早々に2016年に国内マーケットプレイスから撤退してしまったのが残念です。 FCバルセロナのメインスポンサーとなったことで、当時私がブラジルで楽天カードを使った際は「このRakutenという会社はなんの会社なんだ?」とよく聞かれたものですが、結局そこまで認知度をボリュームゾーンまで落とし込めなかったことが原因なのかなと思います。
57Picks
《南米2強が激怒・批判》メッシ「なぜもっと前に」 ネイマールも呆れた“ブラジルvsアルゼンチン9分で中止騒動”が奇怪すぎ
Number Web|選りすぐりの総合スポーツコラム
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
まさにリアルタイムでこの騒動をテレビで観ていましたが、まさか本当に中止になるとは思いもしませんでした。なんといってもブラジル対アルゼンチン、しかもW杯予選となれば注目度は並大抵ではないですし、大変な利権が絡みます。そんな試合を中断させてしまったANVISA(ブラジル衛星当局)。 この根回しなしのえげつない行動はさすが衛生当局という感じです。今までビジネスでも彼らとは接点がありましたが、とにかく頑固、そして上から目線。圧倒的な権威主義的なものを痛感させられた経験があります。今回の大沙汰はそもそも数千万人がこの試合を視聴していたと思います。衛生当局としては国内だけではなく世界へのアピールを狙ったことでしょうし、実にエグいやり方だなというのが私感です。 ちなみにこちらブラジルの私の友人たちや国内SNSでの反応を見ると、7割がブラジル衛生当局の行動を支持、2割が衛生当局の見解は支持するが試合前になぜ解決できなかったのかという派、1割が議論に値しないという感じです。 さすがにサッカーの試合となるとアルゼンチンに対して相当厳しいなぁというのが一外国人が感じていることです。
18Picks
世界最大のデジタル銀行「Nubank」が米上場へ、バフェット氏やテンセント出資
36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
今までもNubank(こちらブラジルでは一般的にヌバンキと発音します)については在ブラジルの一生活者として何回かコメントしてきましたが、いよいよ米国ナスダックへの上場ですか〜。ブラジル国内では10兆円でのIPOと言う噂もあるようです。創業が2013年なので、わずか8年で10兆円企業。とんでもないスピードであるとともに、いよいよ未来の大国ブラジルがこれを機に目覚めるか、と現地にいる人間としてはますます応援したくなります。 ここブラジルではNubank以外にもBanco Inter, Neon, C6 Bank, Original, BS2, PagBankなど相当数のデジタルバンクがここ数年で開業しました。ユーザー数はNubankが3500万人と抜き出ていますが、合計で4400万人に達していると言われており、実に総人口の22%程度がデジタルバンクを利用している計算になります。記事のメイン写真にしっかり写っていますが、色鮮やかな紫色のカードが特徴的で、私の周りでも8割はあの紫色のカードを持っていて、「君も持っているのか?」と言う会話を何度したことか・・・。 国内でもNubankがだいぶ突き抜けている感はありますが、今まで規制緩和に積極的だった政府やブラジル中銀は、群雄割拠になりつつあるブラジルのデジタルバンク業界に対してどのような政策をとっていくのか、非常に気になるところです。
131Picks
葛藤の果てに「地球市民」として生きたイサム・ノグチ
クーリエ・ジャポン
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
記事の中には広島原爆慰霊碑の話が出てきますが、イサム・ノグチはケネディ大統領墓所のデザインをした際も、アメリカの英雄の墓地はアメリカ人の手で作るべきだと広島での出来事と同様に彼の案は却下され幻となった経緯もあります。 20世期の日米を代表するこの二つのプロジェクトが目前で手の中からすり抜けていったことも大きいですが、生涯「アメリカ人から見て自分が根源的には日本人であるように、日本人から見て自分が根源的にはアメリカ人である」ということに苦悩し続けたことは間違いないでしょう。 イサムが生きた時代と比べて、昨今は国籍の違う両親を持つ子供、親の都合で海外に暮らす子供の数は当たり前のように増えました。彼のように類い稀なる才能と尋常ではない努力によって、自らのアイデンティティを確立できる人は相当稀有な存在であって、多くの子供たちは寛容な社会、仲間や相談に乗ってくれる大人の存在が必要です。 1990年の入管法改定後、多くの日系ブラジルの方々が出稼ぎのために日本へ来られるようになり、現在日本には約21万人の方々が住んでいます。彼らの子供たちは出稼ぎ子弟と言われ、そのまま日本へ在住しているケースもあれば、親の帰国に伴いブラジルへ帰国するケースもありますが、大半の子供達がこう言います。 「日本ではガイジンと言われ、ブラジルではジャポネース(日本人)と言われ、一体自分がどこの人間なのか分からない。」 それは決してブラジル人だけの話ではなく、300万人近くいると言われる在留外国人のうちどれだけの子供達が同じような悩みを抱えているでしょうか。 そのような子供たちの教育に関して、日本の公立学校での受入れ、そこでの教育内容、不登校不就学、進路保障など様々な問題があると思いますが、日本政府は日本にある外国人学校に対して公的支援をほとんど行っていません。 外国人の子供たちのことを放ったらかしでいいはずがありませんし、彼らはいずれ日本の国益になってくれるような大人に育ってくれる可能性が高いわけです。多くの価値観やバックグランドを持つ人々が国内にいるにもかかわらず、それを生かそうともせず、伸ばそうともせず、平準化することに重きを置いていること自体、本当に勿体ないとしか思えません。カナダやオーストラリアなど移民を早くから受け入れてきた国の教育政策にもっと学ぶべきだと心底思います。
71Picks
ブラジル大統領、マスク着用終了日の設定指示へ 反発の声も
Reuters
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
6月末にワクチン接種スピードが急速に加速し、ここサンパウロ州では既に成人の96%が1回目の接種を終え、今現在サンパウロ市では12−17歳のハンディキャップや持病持ちの若年層に接種が行われています。先週からは飲食店の営業時間や人数制限も解除され、いよいよ人の流れがコロナ前に戻ってきました。 とはいえ、いまだに感染者数は国内で3万人以上、死者は900人程度出ており、マスクの義務化解除はあまりにも時期尚早だと思っています。 この国は日本と違い、規則である程度縛らなければ誰も言うことを聞いてくれません。既に市内の周縁地域ではマスクをしていない人がほとんどです。 そう言う意味で、反大統領派でもあるサンパウロ市長が今週発表したワクチンパスポートの導入は素晴らしい。ワクチンの接種履歴が紐付けされるアプリを今週中にローンチ予定で、大規模イベントやサッカーなどのスポーツ観戦にはワクチンパスポートのチェックが義務付けられ、飲食店や商業施設については入店時に任意でパスポートを確認することになっている。サンパウロだけではなく、国内主要都市は全て実行してほしいところです。
3Picks
アマゾンが大型実店舗を計画と報道、ターゲットなど小売株は一時下落
Bloomberg.com
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
ここブラジルの小売業界でもこのニュースは大きな衝撃を与えています。アマゾンはブラジルには2012年に進出していますが、一筋縄にはいかないブラジルのマーケットに苦戦しているものの、少しずつ着々とマーケットシェアを伸ばしてきています(現状で6%程度)。 現状、既存大手E-CommerceのMercado LivreやAmericanasなどが依然として大きなシェアを握っていますが、アマゾンはマーケット規模を見込んでここ最近国内にも4つの巨大な物流センターを建設させ、つい最近ではR$12,90(約260円)以上購入したPrime会員には翌日無料配送のサービスを提供し始めています。ブラジル国内のロジはその国土の広さとインフラの脆弱さから今まで相当な時間がかかっていましたが、アマゾンが参入してきたことで、ここ数年で業界全体の配送スピードが飛躍的に上がりました。 個人的には3年前にNYに出張した際、AppleやNike House of Innovationなどでは店舗デザインは面白いものの何も購買意欲がそそられませんでしたが、最後に視察したAmazon 4-starではデザインは至って普通の店舗でしたが、計算され尽くされたワクワクするVMDにまんまとハマり、気付いたらたくさん購入してしまったという思い出があります。 世界の小売業界の傾向と同様にブラジルでも実店舗はよりショールーム型や体験型、ラボ型、かつ物流ミニセンターとして変化してきていますが、アマゾンが次にどのような店舗を出してくるか注視していきたいところです。
686Picks
渋谷駅に若者向けワクチン接種会場 今月中に開設へ
FNNプライムオンライン
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
ブラジルはワクチン接種のスピードが加速した6月後半から急激に感染者、志望者ともに減少しています。とはいえ、まだ一日の感染者は3万人を超え、死亡者は1千人程度いるのも事実です。ワクチン接種速度は27州ある州によって若干違うものの、例えば私が在住するサンパウロ州は18歳以上の93%が1回目の接種を終え、現在は16、17歳の接種を行っている状況です。 サンパウロ市政府は若年層のワクチン接種をさらに浸透させるため、34時間オーバーナイトワクチン接種イベントを開催。これは、サンパウロ市が毎年冬に行っている世界最大のオーバーナイトカルチャーフェスティバル「Virada Cultural」に引っ掛けて開催した遊び心ある企画です。 結果的に、土日にかけて34時間連続して行われたこのイベントで、約47万回の接種が行われたようで、結果的に市内の18歳以上の99.2%の人々が1回目の接種を完了した模様です。 こういう機転を利かせたことを行政が迅速にやってしまうのは、もはやブラジル人の真骨頂とも言えるかもしれません。 そもそもこの「Virada Cultural」は、サンパウロ市が2005年から始めたオーバーナイトカルチャーイベントで、夜ぶっ通しで市内、特にセントロ(中心部)のストリートをそのまま利用して仮設ステージを作って音楽のライブだったり、演劇、コメディ、映画など様々なカルチャーイベントが開催される最高にぶっ飛んだ楽しいイベントです。個人的にはサンパウロで最も面白いイベントだと思っているので、ぜひ来年こそは復活してもらいたいものです。
274Picks
設立8年で顧客数世界一に。南米発デジタル銀行が起こした「革命」
Forbes JAPAN
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
今や世界的に名が知れ渡ったNubankをはじめ、ここブラジルではBanco Inter, Neon, C6 Bank, Original, BS2, PagBankなど相当数のネットバンクがここ数年で開業しました。ユーザー数はNubankが3500万人と抜き出ていますが、合計で4400万人に達していると言われています。 本文にもあるように、まさにクソだったブラジルの銀行業界に風穴を開けてくれたのがNubankであることに間違いありません。今までクレジットカードや口座を開けなかった人々にとっても、それまでメガバンクをメインバンクとしていたけれど対応の悪さや手続きの遅さで不満だらけだった人々にとってまさに救いの星でした。Nubankは鮮やかな紫色の銀行カードが目印なのですが、私の周りでも8割はあの紫色のカードを持っています。 今までふんぞり返って大したイノベーションを起こしてこなかった大手銀行も、さすがに近年のネットバンクの台頭でサービスを増やしたり、手続きの簡素化を図るなど、既存顧客の囲い込みに走っている感じがしますが、どこまで違いを見せられるか注視したいところです。 それにしても「そんな銀行をつくれば殺される、子どもが誘拐されると警告された」という文章がありますが、こういう比喩表現はブラジルではよく言われることで、私も言われたことありますし、特別なことではありません。なのでここの部分だけフィーチャーして「ブラジル=危険」というステレオタイプで判断して頂かないようにお願いします。
196Picks
パナ、ブラジルのテレビ生産終了 採算悪化で集約、世界3拠点に
共同通信
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
2021年3月をもってテレビなどのブラジル国内製造から撤退したソニーに続いて、パナソニックもテレビの生産が決定。多くの日本メーカーのプロダクトを販売する小売店をデザインしている身として、非常に残念な結果です。一方で、テレビなどは相当前から韓国・中国勢に圧倒されてきたわけで早々に違う舵取りをするべきだったということも思います。 海外で日本のメーカーのプロダクトを外国の方々に販売する現場にいる一人としては、やはり他国のメーカーに比べて圧倒的にプロモーションにかけるコストが低すぎますし、いくら品質が良くてもそこを強調したところでそういうアルチザン的な視点では現地の消費者にはあまり響きません。そもそも韓国、特に中国メーカーのテレビとは価格帯でターゲットが違うので、アッパー層向けのマーケティングが全然うまくできていなかったというのが日本勢撤退の大きな理由だと思います。 80-90年代の債務危機と月間3000%を超えるハイバーインフレが原因で、それまで300社近く進出していた多くの日本企業が2000年までにブラジルから撤退していきましたが、金融危機後じりじりとまたしても撤退が相次いでおり、ブラジル経済界の中では日本企業のいいニュースはあまり聞こえてきません。日本企業は過去の繁栄から来る妙なプライドなのか、相変わらず単独プレーをする傾向が強く、単体の企業としてではなく、国、もしくは商工会などが主体となってそれぞれの企業が経験をシェアし、集合知で対策を講じていかなければまたしてもこの国でのマーケットシェアの機会を失ってしまいます。 ちなみに、ハイパーインフレ時代に多くの日系企業が本社の支援無く孤立無援であったに対し、欧米企業はハイパーインフレで目減りした資本金を補填する為、本社から増資を繰り返し行って生き抜き、並行して駐在員を現地化させローカル人材も育成した結果、本国を抜いてブラジル法人がグループ内1位の業績を上げる企業も生まれています。例えば、イタリアのフィアット、スペインのサンタンデール、ドイツのニーヴェア、アメリカのエイヴォンなど。スイスのネッスルやオランダのユニリバーなどもブラジルで大成功を収めている企業の一つです。 ブラジルマーケットのプレゼンスが日本企業の間でも少しでも上がるように私も日々精進しなければと改めて痛感しています。
18Picks
先住民、大統領を国際刑事裁に告訴=「人道への罪」「虐殺」―ブラジル
時事通信社
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
ブラジルの歴史上、先住民が国の首長をハーグの国際刑事裁判所に告訴したのは初めてのことで、現地でも大きく取り上げられているニュースです。首都ブラジリアの国会議事堂前では、空の黒い棺が何個も並べられ、センセーショナルな映像でした。ボルソナロ大統領以前の政権でも、森林伐採や先住民の土地での鉱山違法採掘は多かれ少なかれやられてきたことですが、なぜ今回国際刑事裁に告訴するまでに至ったのか。 告訴した先住民の弁護士8人のうちの1人の弁護士によると、今までの政権と違うのは(ブラジルには先住民保護地区がありますが、)その保護地区の境界設定を変更するような体系的かつ意図的な政策が構築されたことや、大統領自身が鉱山労働者や土地所有者による違法採掘、違法森林伐採行為に奨励するような立場をとるのは初めてのことであるからとのことです。 ブラジル先住民協会はボルソナロ大統領からの明確な説明責任がされていないこと、及びブラジルの司法機関では明確な判断ができないということで国際刑事裁判所に告訴した今回の件。アマゾンという様々な利権が絡み、かつ来年の大統領選に向けてもかなり影響力がある話題だけに注視していきたいところです。
14Picks
五輪選手ら漫画のポーズ 「アニメの地だから」
共同通信
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
このポーズをした時にTVを生で見ていましたが、こちらの実況の方もポーズに合わせて「kamehameha〜!」と言ってました。こういうお茶らけはブラジル人の真骨頂ですね。 ブラジルはアジアや他の国と同様、日本のアニメを見たことがないという人がいないというほど、日本のアニメはブラジル人に浸透している存在です。表彰台で彼が披露したドラゴンボールなどは、南米最大の放送局Globoで2000年から放送されていましたし、街の書店に行けば必ずと言っていいほど漫画が売っています。驚いたことに、法的にはグレーだと思いますが、こちらではドラゴンボールのオリジナルストーリーまで漫画化されています。 毎回数十万人以上の動員があるAnime FestivalやAnime Friendsなどをはじめ、アニメやオタクイベントも各地で行われていますし、サンパウロのサブカルチャーのメッカに行けば、日本のアニメやグッズでお店は溢れています。また最近では、リベルダーヂという東洋人街にサンリオ社公認のハローキティ専門店がオープンし、連日長蛇の列でブラジル中のキティーファンが殺到しています。 マンガを原語で読みたいからという理由で日本語を勉強するブラジル人もたくさんいますが、彼らが使う日本語が普通の日本語とはまたちょっと違った擬音語や擬態語が多用されたマンガ用語が多いため、日本人的には面白おかしく聞いているのですが、これもこれで新しい日本語のあり方だと思います。 そんなアニメ好きが講じて宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」の実写版を自費で制作しているというブラジル人もいます。以下、トレーラーです。 https://www.youtube.com/watch?v=YJWB01bt9x8 クオリティがハンパありません。制作費用をクラウドファンディングしています。 ブラジル人のアニメ好きは枚挙にいとまがありませんが、日本はコンテンツ王国だと海外に出て改めて実感しています。
2Picks
NORMAL
Premiumを無料で体験
登録・ログイン