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北朝鮮 “発熱患者 120万人超” 軍医療部門投入の特別命令
NHKニュース
瀬地山 角東京大学 総合文化研究科 教授
みなさんお気づきかと思いますが、これは感染者の数ではなく「発熱者」の数です。韓国では今春一日の最大の感染者が60万人を超えたことがあり、累計の感染者は1700万人を超えました。国民の3分の1が感染したことになるので、もはや集団免疫に近いのではないでしょうか。 それに対して北は人口2500万人ですが、検査キットもワクチンも経口薬も(一般向けには)ありません。発熱者の背後に膨大な無症状者がいると思われ、ところが発熱をしない限り隔離もできず、現場は大混乱になっていると推察されます。 私は北朝鮮の『朝鮮女性』という月刊誌を平壌から直送で購読しているのですが、この2年ほど送られてきません。コロナを恐れて国境を封鎖したためです。それでもこれだけのことになってしまったとなると、もはや集団免疫を獲得するまで手立てがないのではないかと思われます。 90年代後半の「苦難の行軍」の時期、上記の雑誌はカラーの誌面がなくなり、紙質が一気に悪化しました。『朝鮮女性』がふたたび送られてくるのはいつなのか、そして誌面にどのような変化があるのか。もう20年以上北朝鮮に行っていないので、注視してみていきたいと思います。
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「低学歴国」ニッポン 革新先導へ博士生かせ 
日本経済新聞
【新図解】日本が韓国に抜かれたこと、抜かれてないこと
NewsPicks編集部
瀬地山 角東京大学 総合文化研究科 教授
私の子どもたちは韓国籍を持ち、私は韓国語で講演をしたこともあります。過度に比較を煽るような思考は日韓関係にプラスになるとは思えませんが、この記事は比較的冷静な印象を受けました。 韓国は世界のGDPで2位と3位の国にはさまれているので、そもそも狭い国内市場相手に商品を作るという発想がありません。財閥系企業だけでなく、アイドルユニットにさえ、日本語と中国語ができる人を組み込むのは、それを象徴しています。これに対して日本は中途半端に国内市場が大きいので、発想が内向きになります。「ガラケー」がその典型例ですが、今でも「おサイフケータイ」のように国内向けの技術が一定の需要を持っています。 ただひとつだけ。韓国は大好きな国ですが、韓国で子育てをしたいとは絶対に思いません。あまりに競争が苛烈で、かつ無意味なほど煽り立てられるので、子どもが子どもらしく過ごす時間・空間がありません。話題となったドラマ「スカイキャッスル」はもちろん誇張されていますが、登場人物たちがとらわれている競争意識自体はよく理解できます。2021年の合計特殊出生率はさらに下がって0.81でした。「子育てなんてできない」という感覚を象徴する数値だと思います。
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国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。「外の世界からの目を意識して」と日本事務所長
ハフポスト日本版
瀬地山 角東京大学 総合文化研究科 教授
明らかに出す場所を間違えています。 以前のコメントと同内容となりますが、広告の訴求対象がヘテロ男性のみになっており、少なくとも一部の女性に不快感を与えるものであることについて、想像力に欠けているといわざるを得ません。 広告の絵は胸の強調、大きな目など「萌え絵」の文法を正しく表現したもので、好きな人が見る分にはただちに問題となるものではありません。ただこれが全国紙の全面広告だとすると、見たくない人の不快感への配慮が不足していることになります。 これにどの程度不快感を感じるかは性別はもちろん、世代でも違いがあります。ただ日本赤十字の「宇崎ちゃん」を使った献血のポスターは、コミケにある分には問題なかったのですが、新宿の献血センターに持ってきたときに問題となりました。場所の公共性の問題なのです。 「見たい人の自由」と「見たくない人の自由」とを両立させるという観点からは、表現自体は規制するべきではありませんが、公共の空間では「見たくない人の自由」への配慮が必要になります。その意味でこの広告は「ゾーニング(棲み分け)」に失敗をしており、批判の対象となります。 拙著『炎上CMでよみとくジェンダー論』(光文社新書)第3章で取りあげた炎上パターンです。過去の事例から「公共性の高い主体が萌え絵を使って批判を浴びる」というのは、法則性のある炎上例です。https://amzn.to/3umRCQu
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「月曜日のたわわ」全面広告を日経新聞が掲載。専門家が指摘する3つの問題点とは?
ハフポスト日本版
瀬地山 角東京大学 総合文化研究科 教授
「男子校のノリ」というのは、私も最初に持った印象です。広告の訴求対象がヘテロ男性のみになっており、少なくとも一部の女性に不快感を与えるものであることについて、想像力に欠けているといわざるを得ません。 広告の絵は胸の強調、大きな目など「萌え絵」の文法を正しく表現したもので、好きな人が見る分にはただちに問題となるものではありません。ただこれが全国紙の全面広告だとすると、見たくない人の不快感への配慮が不足していることになります。 これにどの程度不快感を感じるかは性別はもちろん、世代でも違いがあります。ただ日本赤十字の「宇崎ちゃん」を使った献血のポスターは、コミケにある分には問題なかったのですが、新宿の献血センターに持ってきたときに問題となりました。萌え絵を公式キャラにしようとして問題となった志摩市のケースも同種の問題です。 「見たい人の自由」と「見たくない人の自由」とを両立させるという観点からは、表現自体は規制されるべきものではありませんが、公共の空間では「見たくない人の自由」への配慮が必要になります。その意味でこの広告は「ゾーニング(棲み分け)」に失敗をしており、批判の対象となります。日経新聞のジェンダー系の記事はとてもよいものが多いので個人的には残念です。 拙著『炎上CMでよみとくジェンダー論』(光文社新書)第3章で取りあげた炎上パターンということになります。過去の事例から「公共性の高い主体が萌え絵を使って批判を浴びる」というのは、法則性のある炎上例です。https://amzn.to/3umRCQu
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「低学歴国日本」の大学進学率は韓国の3分の2、なぜこんなに低いのか
Diamond Online
瀬地山 角東京大学 総合文化研究科 教授
野口氏の進学率の計算・比較のしかたには、間違いがあるのではないかと思います。日本の大学進学率は3年前の中学卒業者を分母として、その年の大学・短大の入学者を分子とするのですが、この計算方法、特に分母を3年前の中学卒業者とする国は他になく、大学進学率の比較は元データに遡らないとできません。ですので、文科省のデータと世銀のデータを組み合わせて比較するのは厳密には正しいやり方ではありません。国際比較では18~22歳の人口を分母、高等教育機関在学者を分子とする高等教育機関在学率というデータをよく使います。 その上で問題は2つ。日本はこの高等教育在学率で女性の方が男性より低い国で、これは先進国でほとんど起きません。ジェンダーギャップ指数では政治と経済ばかり話題になりますが、この高等教育在学率でも156カ国中110位。女性は高等教育において明確に差別されています。 もう一つは日本の高等教育のデータの枠組みから専門学校がこぼれ落ちている点です。2年制の高等教育機関というのは世界中で職業教育を行うのですが、日本では2年制の高等教育機関が女性向けの教養教育を行う短大という極めて珍しいシステムが高度成長期に定着しました。その代わりに職業教育を行うのが専門学校で、この進学者(約2割)を高等教育進学者に加えると、韓国などと比べてすごく大きな違いがあるわけではありません。
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男女格差、日本103位に急降下 世銀、経済的な権利で調査
共同通信
瀬地山 角東京大学 総合文化研究科 教授
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