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フェイスブック、スマートグラス発表 撮影・ネット接続機能付き
毎日新聞
牧野 泰才東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授
盗撮やプライバシーの問題をとりあえず置いておくとすると, 今までスマホを取り出して撮影していたあれこれが,全てサングラスへのちょっとしたタッチで利用できるようになる,ということなので,Instagramなんかへの投稿のハードルはかなり下がりそうです. こうなると,ポケットからスマホを取り出す機会がだいぶ減るはずで,そこに今度はディスプレイ機能付きのスマートグラスが出てくると,スマホを取り出す機会は更に減り,そもそもスマホに画面がいらないのでは... というような方向に進み,最終的にはスマホに置き換わっていくというようなストーリーもあるかもしれません.妄想ですが. で,問題は最初に横に置いておいた盗撮やプライバシーに対する課題の部分ですね.目の高さにあるので,基本的には目に見えるもの(見えても良いはずのもの)が記録される,ということではありますが,記録を残されたくない人の記録が勝手に残ってしまうのをどうするのか. 一方,最近のニュースなんかを見ると,なにか事件や事故があると,監視カメラや車載カメラの映像でいろんな角度からの情報がすでに記録されていることが分かります.(車載カメラの映像って,話としてはこのカメラとあまり変わらないような気もしますが,問題になることあまりないですよね) こんな感じで,便利さに押されて自然に受容されていくのかもしれません.
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未来の義手は「触る」「動く」という失われた感覚を再現する
CNET Japan
牧野 泰才東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授
先日別の義手の記事にコメントしたので,それを参照しながら.今回の義手のポイントは以下の3,4ですかね.切断面に残された神経線維にアクセスして,手を動かす信号をピックアップし,感覚神経にフィードバックして触覚を伝える,ということのようです. 神経は指先から脊髄まで一本で繋がっているので,指先に刺激があった場合と,その神経をどこか途中で刺激して発火した場合とを見分けられません.(肘をぶつけて指先がしびれるファニーボーンなんかは,神経が浅いところを通っている肘にフィジカルに刺激が加わることで,指先がしびれた感じになります) 腕を切断してしまったような場合でも,切断面までは神経が届いているので,そこに適切に刺激を与えれば感覚があるように騙せるという原理です.ただ,切断面での神経束内で,空間的な対応関係は人それぞれだと思いますので,適切な調整,あるいは人の方での訓練が必要になるところかと思います. ====== 義肢に感覚をもたせて人にフィードバックするタイプのもの,要素技術としてはかなりいろいろなものが含まれます. 1つ目は義肢のアクチュエータで,今回はここを空気圧を利用したものにすることで,軽く柔軟に実現したとのこと. 2つ目はセンサです.どのようなセンサでどのような物理変形を計測するのか.他の記事も見てみましたが,そこについてはあまり触れられていませんでした.指先の接触の有無を一点で測るのか,それとも分布として計測するのか,そのあたりもいろいろと提案されています. 3つ目はフィードバック装置で,これも,上腕あたりで神経線維に直接アクセスしてフィードバックする方法もあれば,他の身体部位,例えば背中など普段触覚をあまり利用していない部位に振動等でフィードバックして,指先上の刺激のパターンをリマッピングする,というようなやり方もあります. 4つ目は運動をどのように伝えるかです.今回は筋電をとっているようですが,他の身体部位の動きで制御したり,あるいは脳波などで直接というパターンもあります. =======
自分の意志で制御し触覚も得られる神経義肢、MITと上海交通大学が開発
36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
牧野 泰才東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授
このタイプの義肢に感覚をもたせて人にフィードバックするタイプのもの,要素技術としてはかなりいろいろなものが含まれます. 1つ目は義肢のアクチュエータで,今回はここを空気圧を利用したものにすることで,軽く柔軟に実現したとのこと. 2つ目はセンサです.どのようなセンサでどのような物理変形を計測するのか.他の記事も見てみましたが,そこについてはあまり触れられていませんでした.指先の接触の有無を一点で測るのか,それとも分布として計測するのか,そのあたりもいろいろと提案されています. 3つ目はフィードバック装置で,これも,上腕あたりで神経線維に直接アクセスしてフィードバックする方法もあれば,他の身体部位,例えば背中など普段触覚をあまり利用していない部位に振動等でフィードバックして,指先上の刺激のパターンをリマッピングする,というようなやり方もあります. 4つ目は運動をどのように伝えるかです.今回は筋電をとっているようですが,他の身体部位の動きで制御したり,あるいは脳波などで直接というパターンもあります. 今回一番重要そうなのは,柔らかくて安価にできるというあたりでしょうか.
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触れば物体の中身も分かる、布の手袋「eGlove」
ITmedia NEWS
牧野 泰才東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授
10年ほど前に,タッチログという名前で,触れたものの識別をするログシステムの提案をしたのですが,( https://ci.nii.ac.jp/naid/110008507997 ) それの高機能版という感じですかね.私がやったときは爪の上で振動を計測していたので,触れたときに特徴的な振動が計測できるものであれば識別できるという結果でした.これだと,振動がしないようなものでもいろいろ識別できそうです. 当時,タッチログで何を考えていたかということですが,人がなにか意図的に行動するとき,それを環境に伝えるときってほとんどの場合ボタンとかスイッチとかドアノブとか何かしらのモノを触るんですよね(音声入力は別ですが).なので,何に触れたかのログをひたすら取っていけば,その人の一日の意図的な行動が結構記録できるよね,という目的でした.カメラや音に比べて,プライバシー的な側面で指先の振動なら許容されるかな,というのもありました(このときの調査では,誰といたか,どこにいたか,という情報が特に知られたくないという結果だったと記憶しています)この手袋もそういった使い方もできそうです. 当時は今ほど機械学習が高精度に使えるという環境ではなかったので,今やればもっといろいろ出来るかもなと思いました.
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