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【真相】あの有名な社外役員、株主総会の前日に謎の辞任
大酒 丈典NewsPicks 副編集長
ベンチャー界の重鎮、朝倉氏が上場会社セプテーニの社外取締役を辞任しました。そのタイミングは株主総会の前日。「一身上の都合」で社外取締役の候補を辞退したとの発表がセプテーニからあり、様々な憶測を呼びました。
セプテーニでは、名物社長が15年ぶりに退任した直後、その社長による経費の不適切な利用が発覚したばかり。取締役の「誰か」が指摘して発覚したようです。同じタイミングで、あの「物言う株主」、オアシスが大株主に浮上していました。
そんな中での朝倉氏の電撃辞任でした。
ところが、辞任直後に朝倉氏がXに投稿した写真が、退任した社長とのツーショットでした。
謎すぎて、取材してみました。
「社外取締役」が普段、どんな仕事をしているのか実感が湧きませんが、その役割についてもよく分かるコンテンツになっています。社外取締役の座を狙っている人のヒントになるかもしれません。
GWではありますが、誰にでも分かる興味深いストーリーに工夫していますので是非ご覧ください。
【変調】過熱AI相場を冷やした「たった2つの数字」
大酒 丈典NewsPicks 副編集長
最近は大型企業の業績見通しがあまり冴えず、これも相場全体の雰囲気を悪くしているように感じます。24日に決算を発表したメタも、業績の見通しが芳しくありませんでした。
AI・半導体関連のコスト増が重くなってきており、24年通年の設備投資見通しは「300億~370億ドル」→「350億~400億ドル」に上方修正されました。中央値で言えば、日本円にして6000億円もの負担増。さらに「設備投資は来年も増える」とスーザン・リーCFOは語っています。
TSMCも、電気料金の上昇や、米国など海外に工場を展開すること(米国の物価高止まりの影響も大きい)、そして、3ナノ品の収益性改善の遅れでコスト負担が増えており、「顧客と価格交渉に入っている」と経営陣がコメントしています。
AIへの投資が増えるのは半導体業界にとっては朗報ですが、その負担が大きくなりすぎると、半導体市場の拡大にブレーキがかかるかもしれないし、そもそも大型企業の業績の悪化が株式市場全体の雰囲気を悪くする面もあり「AI・半導体なら何でもOK」という雰囲気ではなくなってきているのを感じます。
【株急落】それでもアツい「半導体列島」徹底図解
大酒 丈典NewsPicks 副編集長
「TSMCが熊本進出」「北海道にラピダス」「東京エレクトロンやレーザーテックの技術力がスゴい」「最先端の2ナノ」。ニュースなどでよく聞く内容を図解で総まとめしました。
TSMC誘致やラピダス設立に尽力した東大の黒田忠広さん(熊本県立大理事長)は、ラピダスの競争力の重要な要素として「円安」を挙げました。輸出における価格競争で、極めて有利になるからです。
輸出が縮小し貿易赤字が定着、構造的な円安トレンドの日本において、半導体という単価が高い一方で小さくて輸出しやすい製品の製造拠点が立地することは、大きな目で見ると必然であったのかと思ったりもします。
今度は輸出拡大でやがて貿易赤字が縮小していき、構造的な円安トレンドが転換していくのでしょうか。熊本や各メーカーを取材していると、産業構造の変化の渦中にいるような感覚を覚えました。
【納得】なぜ投資のプロたちは「オルカン」をやらないのか
大酒 丈典NewsPicks 副編集長
会社を経営していると様々な困りごとに直面し、カチャカチャとネットで調べると必ずそれを解決してくれるツール(会社)が見つかります。
中には、投資してもいいと思う会社にも出会います。
例えば、売上高が億単位にまで急速に拡大した際に運転資金に困り、高金利でもいいから短期間の融資をしてくれるサービスは存在しないものか調べた時に、米国のエイリス・キャピタルという上場会社(ファンド)を見つけました。ファンドで集めたお金を中小企業に高金利で融資するビジネスです。
別にここから借りることはできないのですが、興味をもってその会社について調べ、株価をウオッチしていると、しばらくしてコロナのパンデミックで株価が暴落し、その瞬間はファンドの分配金利回りが15%とか、信じられないような高水準になりました(残念ながら現在は日本からこのファンドに投資することはできません。当時は可能でした)。
今回インタビューしたうちの1人、奥野さんは「経営と投資は同じ」だと話します。奥野さんはもっと深い意味でおっしゃっているのですが、まさにその通りだと思います。
【日本株】個人投資家の儲けのセオリーは大転換した
大酒 丈典NewsPicks 副編集長
2月14日の株式市場は、米株の下落の割には底堅く推移。日経平均株価は260円安で踏ん張りました。米株が米国内要因で下げると、なぜかもっと日本株が下げてイライラするということはなく。
目を引いたのは中小型株。東証グロース250は下げて始まったものの、ぐんぐん回復して、結局は3日続伸で終了。
出遅れまくっていた中小型株ですが、良好な決算を出した銘柄は大幅に買われました。インタビューで言及された銘柄も好決算を受け大幅上昇していました。さすが片山さんです。
日々、相場に対峙する片山さんが感じる、日本の株式市場の構造変化。そして、それに対応した分析と投資行動。非常に参考になります。
【日経平均1066円高】ランキングが語る「一軍企業」の特徴
大酒 丈典NewsPicks 副編集長
昨日13日の株式市場は、朝方は先週末に好決算を出した東京エレクトロン、リクルート、そしてアーム株上昇を受けたソフトバンクGなどが猛烈に相場をけん引。お昼に一服したような気がしていると、14時を過ぎてから、これといった材料もなく上へ上へと駆け上がりました。
ある機関投資家は「中小型株にも買いが波及している」と、日本株の明確な強さを興奮気味に語っていました。
特集1日目にまとめたように、これまでは半導体など日経平均「四天王」の強さが際立っていましたが、買いのすそ野は広がりつつあります。特集3日目は、株価の長期上昇ランキングを見つつ、これから買いが波及しそうな企業をまとめました。
【乱闘】第一生命vsエムスリー、「同意なき買収」の狙い
大酒 丈典NewsPicks 副編集長
私自身、数千万円~数億円の規模ですが4件ほどM&Aの経験があります(売り1件、買い3件)。
買収後の引っ越し業者やインターネット契約のような細かいことを含め、あらゆる関係者から数分に1回電話がかかってきて、ばらばらとメールで資料が送られてきて、返信の返信の返信でメールが行方不明になるなど滅茶苦茶な中で、各ステークホルダーが欲望むき出しになって好き勝手なことを言う。M&Aは実に人間臭いドラマです。
しかしながら、買った後は、何としても払ったカネを取り返そうと必死になって経営しますし、売る時も、人様に売るために会社をきれいに整えます。各数字をまとめるのはもちろん、どう顧客が流入するのかをストーリー化し、メンバーの役割を線引きするなど「仕組み化」も進めます。
M&Aの効果は、統合後の相乗効果はもちろんのことなのですが、こうした地味な準備作業による「可視化」「仕組み化」や、払ったカネを取り返そうとする「気合い」のようなものが、全体の企業価値向上につながるような気がしています。
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