山口 真由

東大のサークルの飲み会で、「東大男子3,000円、東大女子2,000円、他大女子1,000円」という傾斜を示された時、「あぁ、私は、一生、女として守られることはないんだな」と。幼い頃から本を読み、勉強し、そしたらまあまあできてしまって、結局、東大に入った結果、私は知らない間に自分の人生を選んでしまったという、何かあきらめにも近い思いを抱いたのだけど。 女子として守られる生き方を選んだはずの人も、みんなそれぞれの生きづらさも、深刻さもあるのですね。

額賀さんの率いる平成研究会って、旧竹下派の流れを汲んでいて、自民党の保守本流で、かつ、党内第二派閥であるにもかかわらず、あまり存在感がないとされていたように思いましたが、これでますます存在感を失いますね。

私が見た限り、アメリカ人の学生は授業に出るのに、パジャマみたいな恰好で来るか、大学のロゴが入ったトレーナーで来ちゃうか…美意識のかけらもなかったので、彼らにファッションセンスうんぬんについて言われる筋合いもない気がするけれど。 柳井さんは、昔、「日本人は胴回りが薄くて上から見ると四角形なのに対して、アメリカ人は胴回りが厚くて丸形。それ以外のところは同じだから、同じようなラインナップで売る」と仰っており、そういう概括的な括りが、「個人はそれぞれ違うんだ！」みたいな個性重視的なあの国のカルチャーに合わなかったのかも。

「米運輸省によると国内の航空会社には、過剰予約が発生した便で振り替えに応じる乗客が足りない場合、同意がない乗客に対しても補償を提供すれば振り替えを強制的に求めることが認められている。」 この内容は、どうやって航空会社と乗客との間の契約に織り込まれているのだろう。この内容が書かれた約款に、私たちは搭乗の度に同意しているのだろうか。 もしそうだとすると、ほぼ誰も読まない約款の中に、超横暴で、かつ、ほとんど適用されることが期待されていない条項があったとして、実際にそれが適用された場合に、それでも乗客は拘束されるのか…かなり問題が多いように思う。

オバマケアの改廃もとん挫したし、トランプは政治的な敗北が相次いでますね。自身の免責と引き換えに、辞任したフリンが、トランプとロシアとの関係をCIAに話すって話もありますしね。支持がいっきに離れかねないので、また奇抜な一手を打ってくるのでしょうか？

「疑惑がある」と騒ぎ立てれば、あとは政権側が「ないことの証明」をしない限りダメというのもめちゃくちゃな話ではあるけど。 実際問題として、首相がこの程度の案件に絡んでいたとは考えにくいけど、たぶんこの森友学園自体が様々な政治家が絡んだ案件だったのだろうから、経緯をすべて白日の下にさらすことを嫌がる政治家たちもいるだろうし。なので、交渉記録をすべて公開することはできない→疑惑は消えないという困った事態に…

１００万円の寄付については、安部総理の政治生命をつぶしたい野党が飛びついただけで、公職選挙法違反ではないはずだし、本質的ではないような気がしますけどね。「もし寄付を手伝ってたら総理を辞める、いや議員辞職」って安倍総理が国会で言っちゃったからでしょうね。

財務省から当時の理財局長、近畿財務局長の参考人招致くらいは致し方ないということで、与党側も今日の籠池理事長の証人喚問の前に話がついていたのでしょうね。で、昭恵夫人はFacebookで一方的にコメントして、国会には呼ばないというつもりなんでしょう。

日本は長らく間接金融で資金調達をしてきたので、銀行（特に３メガ）が絶対的に優位。銀行が担保を出せと言えば、なんでもかんでも差し出すのが伝統。 それで、銀行は、土地とか工場とか目に見えるものを担保として評価する伝統があるので、知財とか目に見えないものをきちんと価値評価する文化は育ちにくい。

確かに、これだと質問があまりうまくない印象ですね。とにかく、質問者側の意図に沿ったストーリーを認めさせて、弾劾しようと、決めつけて責めるっていうのは、論戦でも真相究明でも、なんでもない。

トランプにネガティブなスクープなのかは不明……。 普通、連邦税納めてないとものすごい批判されるはずなんだけど、第二回のヒラリーとの直接討論で「連邦税はもちろん納めてない。当たり前だ！こんな不平等を是正するために、課税を変えないといけない」みたいな開き直り答弁をして、なぞに拍手喝さいを浴びるというまさかの展開にもってったんじゃなかったでしたっけ？ 普通、これだけ稼いで納税するっていいニュースな気もするんですが、上記の流れからすると、トランプにはネガティブニュースなのだろうか？とにかく、この人は規格外（笑）

この判決は妥当だと思う。 「プライバシー」って、日本では名前と住所の表記は出回っては困るくらいに、矮小化されている気がするけど、それは大きな誤解ではないか。アメリカのプライバシーは「夫婦の寝室の秘密」から始まって、同性婚の自由にまで発展した。 職場とか学校とか「パブリック領域」では、他の人への配慮とか義務とかがあるけど、家族とか趣味とか「プライベート領域」に対しては、政府の干渉は最小限にしないといけない。GPSをつけちゃうと、どんな私的な行動でも追跡されちゃうし、令状なしでそこまで政府に管理されるなんてありえないよね。