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CNNトップのリクト氏退任、トランプ氏巡る報道で非難も
小川 一毎日新聞 客員編集委員
資本形態が変わったり、スキャンダルが起きたりと最近のCNNは御難続きです。昨年2月上旬、9年間同局を率いてきたジェフ・ザッカー社長が女性幹部との交際の報告義務を怠ったことを理由に突然辞任し、この女性幹部も追って退社したことも記憶に新しいです。
やはり、トランプ氏を招いた番組は、トランプと闘い続けたCNNにとってはのみ込めないものだったと思います。これに限らず、メディアへの逆風が、いろんな意味でメディアの体力を奪い、副次的に判断ミスや不祥事を誘発しているように見えます。
日経から参考までに引用します。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN07DLS0X00C23A6000000
CNNは5月にトランプ前米大統領を招き、有権者との対話方式の番組を放映した。そのなかで前大統領は自らが敗北した2020年の大統領選について「不正な選挙だった」と発言するなど従来の主張を繰り返した。視聴者に対して「ファクトチェック(情報の真偽確認)」の甘い内容を放送したとして、社内外から厳しい批判の声が上がっていた。
政治家の「遺憾の意」にモヤっとしてしまう理由
維新、パワハラの大阪府議を除名 吉村代表「議員辞職すべき」
小川 一毎日新聞 客員編集委員
維新の最大の泣き所は議員の質だ、と先日会った自民党の幹部が何人もの議員の名前を挙げてその言動を批判していました。以前からそう言われていたことではありますが、勢力が大きくなればなるほど、注がれる視線は厳しくなり、また内部からの情報流出も起きやすくなります。今後新たな不祥事が明るみに出てくる可能性は十分にあり、維新としてはここで厳しく処断することが、対外的にも、また内部の引き締めにも必要だと考えていると思います。岸田政権が長男や自身の公邸問題で揺れる中、追撃する維新が自らのスキャンダルに足を取られていてはどうにもなりません。いやはや、有権者として情けない状況が続きます。
NHK、規則違反の予算9億円…BS番組のネット配信巡り国会承認後に撤回
小川 一毎日新聞 客員編集委員
いったいどうしたんでしょうか。大ポカも大ポカ、こんなことが起きるとは、にわかに信じられないほどです。
朝日新聞も一面トップで報じています、宍戸先生のコメントが的確で、また私の立場とも同じなので引用します。
NHK、実施できない番組配信に予算約9億円 放送法抵触の恐れも
https://www.asahi.com/articles/ASR5Y6GYQR5XULZU004.html
放送法に詳しい宍戸常寿(じょうじ)・東大大学院教授(憲法、情報法)の話 実施基準に定められていない業務の予算を計上したのであれば大臣の認可と、その前提となる国民議論の先取りで、放送法違反の疑いがある事案だ。稟議(りんぎ)書を承認した幹部らが意見できなかったのであれば明らかに教育や放送法の理解が不足している。また、前会長以下当時の執行部だけでなく、予算案を議決した経営委員会や、監査委員会の責任も重大だ。国民を代表して国会同意を経て選ばれる経営委員の役割を果たしていない。 私自身は、衛星番組もNHKプラスで配信するべきだとの立場だが、このような手続きは事実なら許されない。総務省で進めているNHKのインターネット事業を「必須業務」にするかどうかの議論は続けるべきだが、何よりNHKには今回の件を丁寧に説明し、ガバナンスを再建する責任がある。執行部だけでなく、経営委・監査委を含めたNHK全体が問われる問題だ。
「公明票ゼロ」と仮定すると、都内で「自民7人が逆転負け」…前回衆院選から試算、小選挙区
小川 一毎日新聞 客員編集委員
この通りの結果にはならないでしょうが、計算上はまさにこの通りです。この通りの結果にならないというのは、自民にとってもっと酷い結果もありうるということも忘れてはいけません。自公の選挙協力は当初、自民から創価学会アレルギーも聞かれましたが、20年以上の連立を経て、いまや自公は融合しています。そこを突然抉るようなことをすれば、人間の身体のように思わぬところに思わぬ変化が出て取り返しのつかないことにもなりかねません。新28区は公明党で勝てる選挙区です。自民は譲った方が得策だったと思います。また、公明党の「信頼は地に落ちた」発言は明らかに失言です。君子の綸言汗の如し。いったん放った言葉は、後々まで影響します。岸田政権は、まさに好事魔多しです。

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