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パナソニック、AI技術者を5年以内に1000人規模に増員へ
Reuters
深見 和樹mercari スポーツビジネス担当
最新のハードウェアを提供しながら、データを蓄積・活用してサービス中心の業態へ変化する。非常に大きな転換期なのだろうなと推察します。 おそらく重要なのは、 1.データをシングルソース(データそれぞれが横串で個人に紐尽くかたち)で取得すること、 2.どのデータの組み合わせが意味があるのかを想像できるストーリーテラーの様なデータサイエンティストの存在かと思います。 前者に関しては、提供するハードウェアと取得するデータそのものに、例えばClub Panasonicの会員ID等を紐づけることで少しは実現できますが、 洗濯機はパナソニック、TVはSHARP、冷蔵庫は東芝などとハードウェアそれぞれが別メーカーの場合は実現しえませんので、何か策が必要。 そういった場合に、ハブになるAlexaなどが強いのです。 洗濯機単体でデータを取得しても、故障するタイミングを予測したり、何をどう洗っているといったデータしか獲得できず、あまりにも閉鎖的です。 製品の改善には活かせるかもしれませんが、スマートホームにはなりえません。 もちろんデータが個人に紐付かない場合でも、ある程度の推計を行いデータフュージョンもできますが、その辺りはDMPみたいな話になるので、推計の域をでません。 できる限り自社製品を普及させるか、自社製品以外へ後付けして自社データプラットフォームに呼べる仕組みとかを作られると良いですね。 おそらくですが、このハブがAmazon、Googleあたりが狙っているスマートホーム・広告・小売のデータ分野です。各社の製品のハブを作ることで、プラットフォーマーになるはずです。 さて、後者のストーリーテラーのようなデータサイエンティストの存在ですが、ほとんど存在しないと思います。いたらぜひ採用したいです。 IoT、ビッグデータ、AI、とデータに対して価値を探し始めましたが、今のところ運転データ×自動車保険、健康情報×生命保険、程度しか、あまり価値のある組み合わせを見つけられておりません。 逆に言えば、その価値のある組み合わせを見つけられた企業が強いわけです。きっと。私も見つけたいです。
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