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バンコクモーターショー受注25%増、5.3万台 EVが3分の1 トップ10に中国5社 – newsclip.be
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小出 明タイ企業ローカル社員
バンコクモーターショー閉幕。 日本とかでイメージするモーターショーとは違い、行ってみれば巨大商談会、で出展各社の受注台数の最終結果判明。 記事見出し通りBEVの躍進が目立ったが、同じ位印象的だったのがトヨタの底堅さ。昨年前回のショーでの全社受注に占めるシェアを約2ポイント伸ばして台数トップを堅持。 但し受注台数増に寄与したのは恐らくヤリスAtivとヤリスCross(日本のヤリスCrossとは別物)で、ともにダイハツ開発車。 時同じくしてダイハツが新興国向け小型車開発の表舞台から去ることになったのはなんとも皮肉な話。 三菱は新型トライトンの効果があってか、前回比台数倍増。 いすゞ、日産、マツダ、スズキは総じて振るわず受注シェアダウン。 日産、マツダ、スズキは中華BEVの伸長の影響をモロに受けている。 中華メーカーを含めてもまだピックアップトラックのBEVは無いに等しいので、BEV伸長がいすゞ不振の直接の影響ではなさそうだが、やはりピックアップトラック指向が徐々に薄れているのかもしれない。 BYDは前回比台数倍増で台数ランク2位に躍進。3位に落ちたホンダはさぞやショックかと。 ChangAn(長安汽車)、Aion(広州汽車のBEVブランド)は前回ゼロから3,000台に爆誕。 中華BEVは全般的に(少なくとも表面上は)コスパ良く、内装も見栄え良く作りこまれていて、この先1、2年は今の勢いが続くだろう。 しかし来年2025年以降、一定台数のタイ生産が義務付けられる。(現状ほぼ全て輸入完成車) その段階でイマのコスパ、作りこみを維持できるのか? タイ国産車が市場に多く出回ってからの消費者の評価がどうなるのか? 消費者評価、サービス体制、バッテリー耐久性諸々含めて中古車価格がどうなって、長期的に日系各社にとってどの程度の脅威になるのか? モーターショーでの受注動向は確かに要注目だが、BEV vs ICE(含むハイブリッド車)の趨勢を決める要素はもっと複雑と思う。
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小出 明タイ企業ローカル社員
昨日(4月3日)、モーターショー見学。 各社展示車、各ブースへの客の入り具合等につき備忘録。 トヨタ(+レクサス):BEVの展示車ゼロにも関わらず、展示車周りの客の数、商談ブースの客の数とも明らかに他社のブースより混んでいる。トヨタの販売力、タイでのブランド力未だ健在の模様。(レクサスは、、、) 4月2日までの成約台数でも2位ホンダの約2倍。 ホンダ:混み具合平均的。ヴェゼルベースのBEVもあったが、値札無しで控えめ。うっかりすると普通のヴェゼルと思い素通りするレベル。 いすゞ:成約台数ではホンダに及ばないが基本的にD-MAX、MU-Xだけと考えれば、さすがいすゞと言える。 D-MAXベースのBEVも展示されてはいたが、特に存在感をアピールするでもなく、見る客もまばら。 日産、三菱、マツダ、スズキ:客足やや寂しい。三菱トライトン以外新しいモデルなく最近の中華BEVの侵食をもろに受けている模様。 BYD:見物客でいっぱい、と思いきや意外と普通。他の新参中華BEVと比べると見た目(特に内装)に比べやや値付け高い印象。 長安汽車(Changan):最も印象に残った。DセグのBEVセダン・SUV各1モデルずつのみの展示だが、両方とも見た目(特に内装)だけならレクサスにやや及ばないレベルで価格は同クラスの日本ブランド車より80~100万円安。SUV(S07)の方は急速に街中で見かけるようになった。 成約台数も今のところトヨタ、ホンダ、BYB、MG(上海汽車)に次ぐ5位。 今年、来年にかけて日本メーカー各社にとって脅威なのはBYDより長安汽車かも。 メルセデス、BMW:展示車の価格最低でも1200万円なのに、客足多く商談スペースもにぎわっている。格差の激しさを感じずにはいられない。 中華ブランド全般:中級クラス以上のクルマの内装の質感は明らかに日本ブランド車より上。低価格車の内装も素材は低コストに見えるが明るい色使いでポップに仕立てていて好印象。
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