松岡 洋平

国内QR・バーコード決済事業の統合協議を発表しました。 まず来月、日本ではLINE PayでPayPay加盟店でのプリントQRが使えることで間違いなく利便性は上がります。その後にどこで何が起きていくのか、ご期待ください

記事中にもある通り、2020年9月に施行された改正医薬品医療機器等法（薬機法）で服薬期間中の「継続的服薬指導（フォローアップ）」が開始されたことと、コロナ対応で時限的・特例的にオンライン服薬指導が解禁されていることなどは大きな追い風だと思います。 こちらは薬局に向けたサービスだと思いますが、お薬手帳については2021年中にもマイナンバーカードに統合するとされているので、ユーザ側での薬歴管理についても新たな動きが出てきそうではあります

フィットネス界のNetflixとも称されますが、いわゆる「SaaS + a Box」ビジネスモデルのお手本ですね。 ブランド体験のためにハードだけでなく配送（オリジナルデザインのバンがある）やセットアップも自前で行うのはなかなか壮大ですが、コロナ禍でもトレーナーは自宅から配信できるので供給側で見てもそこまで影響がない（ハード製造のサプライチェーンは影響を受けたかもしれません。あとは自宅からの配信なので人気トレーナーがカップルだったことが明らかになってショックを受けた利用者もいたようですが…） RIZAPに限らずフィットネスではトレーナーのメディア化⇒独立という流れが一定程度ありますが、ペロトンでは売れっ子トレーナーをどうメンテナンスしているのかが気になりますね

03年京大⇒ADL入社ですが、当時は各ファームの採用数が少なく、関西から各ファームに入社した同期が集まるコミュニティがありました（今も続いてます） 当時は商社やIB、P&Gとかが競合だったわけですが、現在は選択肢としてスタートアップの厚みがあるのが大きく異なるところですね 他の方も書かれているように ・（市場にある）同じデータを見て ・同じように（≒左脳的に）分析すれば ・同じ戦略になる というケースが多いので ・いかに固有のデータを取得するか ・いかに固有の切り口でデータを分析するか ・固有な戦略をいかに納得してもらい、動かせるか 　（ここは”ストーリー”とか”シナリオ”みたいな話ですね） という課題が与えられる現在の環境下で鍛えられた人はしっかりと価値を出せるようになるかもな、とも思います それこそスタートアップの副業みたいな案件（無給も含む）はごろごろ転がっているので、ファームでの仕事が以前ほどの激務ではない中、したたかにユニークな経験を積んでいる若手コンサルタントは結構存在しているな、というのが実感です

公正取引委員会によるクリアランスが出ました。 ニュース配信事業 広告関連事業 コード決済事業 が審査の観点となります。 それぞれのビジネスモデルやデータなど開示されている部分もあるので、時間のある方は下記PDFを読み込むと理解が深まると思います https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2020/aug/kiketsu/200804.pdf

応募してみました （日本を元気にしたいという思いは一緒だし、諸般の事情で落とされても別に気にしないので…） 「まずはやってみる」人材なのかそうでないかのフィルターとしてはなかなか有効に働いてますね

きっかけ（Cue） それによって生じるルーティン（Routine） ルーティン行動によってもたらされる報酬（Reward） という「習慣」（ハビットループ）。 前職のRIZAPがよい例ですが、報酬の設計次第でこのループがうまく回るようになり、提供サービスが全く違う価値を持つようにもなります。 RIZAPの場合は単に「ダイエットした自分」が報酬ではなく、それぞれのゲストの目的に合わせた上位概念を提示（実際には共働）し、いつのまにかそこに至るトレーナーとの二人三脚の過程こそが報酬に変わります。 ハンター×ハンターのジンが遺跡発掘する話を覚えている方はピンとくるかもしれませんが、「大切なものは欲しいものより先にきた」というやつですね。 この「報酬」の定義についてはジョブ理論とあわせて考えるとより理解しやすい気がしますね