Picks
80フォロー
9661フォロワー


1人あたり数百万円!? ホンダジェットで地方観光「ゴージャス旅」の狙い
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
『ツアー企画のキーワードは「シームレスな移動体験」と「地域の高付加価値体験」。まさに、彼らの旅を疑似的に体験できるツアーという位置付けだ(記事から引用)』
ゴージャスな旅を提供すると言いながら、ゴージャス(魅力的で素敵)な人たちの疑似的体験と位置付けている時点で何かズレているような気がします。
『実は「機体へのハイヤー横付け」がこのツアーのハイライトの一つでもある(記事から引用)』
世界では当たり前に出来ていることをハイライトとしていることにも違和感を感じます。
日本人としては、ホンダジェットを活用することで世界のラグジュアリー層を楽しませて欲しいと思いながら、ガルフストリームやボンバルディアのような外国製ジェット機も選択肢として用意した方が良いのではないかと考えます。普段からロールスロイスやベントレー、マイバッハなどの高級車に乗っている人たちが旅先だからと言ってスモールカーに我慢して乗るわけではありません。ラグジュアリー層に合わせた受入環境整備は相手のライフスタイルの理解から始めないとミスマッチが起きてしまいます。但し、このクラスになると自国からプライベートジェットでやって来るので「機体横付けリムジンサービス」には可能性があると思います。
7月の空港定時出発率、日本勢全カテゴリーで首位逃す=英Cirium調査
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
「日本の空港は4カテゴリーすべてで首位を逃した(記事から引用)」
空港スタッフの人員不足が影響している可能性が高そうです。
羽田空港では機内清掃作業が間に合わず全体的に出発時間が遅れ気味になっていると関係者から聞きました。最近は突然のゲリラ雷雨でランプスタッフの作業が止まり、大幅な遅延だけでなくフライトキャンセルも増えています。
最近とても気になるのは気候変動による極端な気象事象でこれまで想定していなかったリスクが増えていることです。今年の大型台風や集中豪雨の影響は空港だけでなく鉄道や道路など、全ての交通網を混乱させています。私も雷雨のために着陸後に機内で1時間近く待たされたり、乗るはずだった新幹線が豪雨で止まり仕事先に間に合わないこともあり天候急変によるトラブルが増えました。
外国人材受け入れ、86%が必要 自治体「消滅しかねない」危機感
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
外国人にとって今の日本は母国を離れてまで働きたい、住みたい国なのでしょうか。
自治体の都合ではなく、外国人が心から働きたい、住みたいと願うだけの理由や必然性は日本のどこにあるのでしょうか。
外国人だけでなく他地域から移住者を受け入れたいのならば、まずは住民が幸せな暮らしを体現することです。住民が地域に対して自信と誇りを持ち、生き生きとした生活を続けている場所でなければ移住者が増えることはないと思います。
ちなみになのですが、移住先を探す時にGoogleマップで役所や役場のクチコミを参考にする人たちが増えています。住民からの行政サービスに対する辛辣な意見が多く、全てが信じられるものではないと思いますが、自治体首長には住民が書き込んでいるクチコミ内容を確認することをお薦めします。
私の知っている自治体の中では、三条市役所だけがGoogleビジネスプロフィールに登録し、クチコミに対してコメントしています。
ヘリコプターで有名店の隣に移動! 豪華すぎる「77万円」グルメツアーをぐるなびが企画したワケ
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
欧米諸国だけでなく中東、アフリカ、アジアでも人気のホテルやレストランではプライベートヘリポートが駐車場並みに設置されているところがあります。地方の離島や集落でも公設ヘリポートの民間利用が可能なところが多く、ヘリコプター利用は日常的なものになっています。日本では防災用ヘリポート等を民間活用できるように規制緩和から進めるのが現実的かもしれません。
ぐるなびのヘリツアーの実績が22年10月と23年4月の2回しかないのは少し残念ですが、対象としている「プレミアムグルメクラブ(会費月額3630円、年額3万3000円)」とは別に会費年額30万~300万円ぐらいを払える顧客を対象としたプラチナグルメクラブ(仮称)を設置した上で販売した方が売れる確率が上がりそうです。インバウンド市場でもグルメヘリツアーは有望なので今後の展開に期待したいと思います。
北海道で「アドベンチャートラベル」世界大会が開幕、64か国・地域から750人が参加、アイヌ文化にも高い関心
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
ATWS(アドベンチャートラベルワールドサミット)については2日前(9/11)共同通信のニュースにもコメントしました。
https://newspicks.com/news/8894472?ref=user_2720028
今朝のNHKラジオ第一「マイあさ!」のマイBizコーナーでも「“アドベンチャー・トラベル”とは」と題してお話しました。らじる★らじるでも聴き逃し配信されています。
https://www.nhk.jp/p/my-asa/rs/J8792PY43V/episode/re/G5KXGQ3LG6/
『ストーウェルCEOは、ATによる地元コミュニティへの経済貢献は旅行者の消費額の65~70%。マスツーリズムによる15~20%に比べるとかなり大きく、「持続可能な地域づくりにも貢献できる」と続けた。・・・ストーウェルCEOは基調講演で、AT業界に求められるものとして、AI、オーバーツーリズム対策、気候変動対策の3つを挙げた(記事から引用)』
ストーウェルCEOに対して、記者会見と基調講演では全く触れていなかった今後のマネジメントとマーケティング、ブランディングについて直接質問したところ、ATTAメンバー同士の連携とセールス展開の重要性についてご説明を頂きました。しかし、明確なビジョンや他の市場(ネイチャーやエコ等)との差別化や住み分けなどに関してはほとんどお答え頂けませんでした。今後、ATTAメンバーを増やしながら仲間意識を高め、市場への影響力を持とうとしている意思はとても感じたのですが、メンバーや地域間の競合を避け、共存共栄することに関しては基本的に各地のサプライヤーに任せたいとの意見でした。アドベンチャートラベルの舵取り役としてATTAの果たす役割にも期待したいところです。
満足度の高い航空会社ランキング。JALやANAより上位だったのは?「機内サービス」も最高評価に
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
「直近1年以内に国内線で直行便を利用した人(18〜74歳)を対象とし、4470人から回答を得ました。(ANAのプレミアムクラス、JALのファーストクラスは除く)(記事から引用)」
エアラインだけではないのですが顧客満足度などのサービスを対象とした調査は回答者の属性や目的等で結果が変わります。特に今回の場合は航空機利用者の目的(ビジネス、観光、帰省等)や年間の航空機利用頻度・移動距離等で評価に差が出ます。利用したエアラインがFSC(フルサービス)かLCCでも事前期待と事後評価には違いがあるでしょう。そもそも調査対象者が全てのエアラインを乗り比べている訳ではないので客観的な結果とも言い難いです。
今回の調査は、「フライトクルー(客室乗務員など)」、「機内設備・機内サービス」、「チェックイン/手荷物対応/搭乗手続き」、「予約」、「料金(航空券や各種追加料金)」の5つのファクター(満足度領域)を設定して各ファクターの総合満足度に対する影響度を基に総合満足度スコアを算出したとのことですが、顧客ロイヤルティもファクターとして重要だと考えます。
個人的には、航空会社に求めたいのは機内サービスよりも定時運行です。仕事柄、遅延されるのが一番困ります。
北海道、体験型観光の商談会開催 欧米の旅行代理店など800人
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)が本日から札幌コンベンションセンターで開催されています。これまで19回も開催されているサミットですが、アジア地域では北海道が初開催となりました。
アドベンチャートラベルは、「自然・異文化体験・アクティビティ」の3つの要素のうち、2つ以上を組み合わせた体験型観光と定義されています。そして、「今までにないユニークな体験」、「自己変革」、「健康であること」、「挑戦」、「ローインパクト」の5つの体験価値が提唱されているのが特徴であり、アクティビティを通じて自然や異文化の体験を楽しみ、地域の人々と交流を深めながら、その土地の自然と文化を探求することで自分自身の内面の変化も促そうとする旅行形態です。
今回のサミットのテーマは「調和」でした。基調講演では持続可能で責任ある観光産業の成長のために事業者間の連携強化や地域社会との共生がメッセージとして強く打ち出されていました。今回はメンバーと関係者だけしか参加することが出来ませんでしたが、将来的には旅行者に対してアドベンチャートラベルの楽しみ方を知ってもらうためのイベントとして開催されることにも期待したいと思います。G7と同じ順番で次の開催地は沖縄、次々回が伊勢志摩にならないかと勝手に想像しています。
ベガルタ仙台のホームゲームにて、訪日外国人観光客に向けたスポーツ観戦×観光・地域周遊促進の取組を実施
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
『※1 本チケットは、観光庁「観光再始動事業」予算を活用して実施しており、補助要件を踏まえ、各事業は主として訪日外国人観光客を対象として参加者を募集します。※2 参加枠に限りがあるため、チケット購入者の中から抽選により参加者を決定します(記事から引用)』
ベガルタ仙台のホームゲームを観戦したいと熱望している海外サポーターに直接販売すれば良いだけかと思います。ところで、公式ファンクラブである「ソシオファンクラブ」に海外から加入したサポーターは何人いるのでしょうか。訪日外国人旅行者に対して特設サイト(英語)でスペシャル観戦チケットを販売する前に公式ファンクラブのホームページの外国語版を整備する方が先だと考えます。
真剣に海外から集客したいのならば、ベガルタ仙台がクラブワールドカップで優勝するのが一番です。いつもアジアナンバー1をいつも争えるぐらいのチームならば有名ビッグクラブのように海外でもファンクラブが立ち上がり、ファントークンの販売で収入増も狙えます。
『本取組は、訪日外国人観光客に限らず、ベガルタ仙台のホームゲーム戦チケットをお持ちの方はどなたでも参加可能です(記事から引用)』
結局、この時期からの販売になると日本人サポーターにしか売れないことは主催者も理解しているようです。
氷見の寿司で台湾誘客 民間団体を支援、予約代行や情報発信
山田 桂一郎JTIC.SWISS 代表
氷見市Sushiツーリズム協議会は、観光庁から昨年度「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」、今年度は「インバウンド誘客事業」に連続して採択されています。これまでもモニターツアーやコンテスト、予約代行決済やクーポン対応、接遇学習などに取り組んで来ています。
インバウンド向けには4言語(英語・簡体字・繁体字・韓国語)に対応した「ヒトサラ」の多言語版グルメサイトを活用しているのですが、そもそも「氷見Sushi」のHPが無く、民間企業の「氷見きときと寿司」のHPは日本語だけで英語にも対応していません。富山県までやって来る外国人旅行者の多くは訪日回数が5、6回以上のリピーター個人客です。現地からの直接情報が無く、グルメサイトだけの取り扱いではコアな日本ファン個人客からの反応はあまり期待出来ません。
富山県としても、長年「富山湾鮨( http://www.toyamawan-sushi.jp/ )」に取り組んで来ています。マーケティング的に考えてもダブりとムダがあるので氷見市と富山県で連携した方が良さそうです。富山県の寿司好きとしてはどちらの取り組みも応援しています。

NORMAL
投稿したコメント