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一度の事故で20億円の損失 世界遺産の観光地が失った信用
大西 正也Office MARQ 組織の国際化/活性化担当
▼この事故は、「社長や船長だけ」の責任か?
4月に北海道・知床半島沖で発生した観光船の沈没事故で、街の観光減収は20億円を超えると言われています。
いい加減な一人の社長、船長が起こした事故のように報道されている、または見えているかもしれませんが、こうしたことは、今後たくさん起きる可能性があります。
事故は多くの場合、個人の問題より、会社や社会の「システム」に問題があるから、個人を罰していても日本の観光業界は良くなりません。
ヒトや企業だけでなく、失われた「地域の信用」。
他人事だと思わず、自分のビジネスの危うさを確認できるどうかが重要だと思います。
大阪のIR事業者、MGMとオリックスのグループを選定 投資1兆円
大西 正也Office MARQ 組織の国際化/活性化担当
「カジノリゾートで地域創生には、反対です。」
詳しいことは別にして、好きではないからです。
このことの是非を論じる際に、正当化のために混同される間違った議論が二つあります。
1. 株や不動産は、もっと大きな金額のバクチである?!
この議論では、「バクチと投資と違い」の議論を飛ばしています。正しい知識や情報公開をし、必要なものを得るために出資を依頼して集めること。
欲しいものを手に入れるために、経済的な競争を経て手に入れる際に起きる価格の上下。
それらによって、とする人、しない人が出てきますが、これはバクチではなく「投資」であり、経済活動です。
2. 日本でも「競馬、競輪」「パチンコ」「宝くじ」は、堂々とテレビCMもして行われている?!(だからカジノも問題ない)
世界的にみて私の知る限りですが、アメリカ、中国(香港、マカオ)とも、
・パチンコはない(または禁止)
・カジノや競馬などは、CMはおろか、テレビに映ること、雑誌などのメディア出ることはNG。風景写真に映り込むだけでも罰金や出版停止などの厳罰に処されます。
・日本で宝くじなどの「5億円!5億円!」とコマーシャルしていること自体が、良識ある海外の人から見ると異様。
それでもカジノをやりたいならば、離小島で、国際線の空港も作ってやって欲しいです。
中国の日本テーマ施設、営業停止 「文化侵略」批判で
大西 正也Office MARQ 組織の国際化/活性化担当
「東京ドーム13個分の土地に京都の街を再現するテーマパーク」8月21日に開業したのに、8月29日に休止。パナソニック、日本の地方物産展など29店舗が出店していたのですが、「日本文化による侵略だ」などと批判が集まったらしい。
こういう大きな日本プロジェクトの投資が、途中で頓挫することは過去から何度も見てきました。中国ならではのカントリーリスクですね。
最近のゲームや、オンライン学習塾に対する規制などを見ていても、やはり中国ビジネスは難しいことを思い知らされます。
▼ちなみに、北京ユニバーサルスタジオが仮開業したそうですが、私が北京で開業準備のパーティーに2001年に出たので、それから20年かかった、ということですね。
【日経】中国の日本テーマ施設、営業停止 「文化侵略」批判で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM014AF0R00C21A9000000/
【日経】ユニバーサル北京、試験営業開始 新型コロナ抑え込み
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM015WR0R00C21A9000000/
▼「盛唐・小京都」現地HP(中国語)
http://www.stxiaojingdu.com/
コロナ死者、300万人超す 感染再拡大で増加に拍車
大西 正也Office MARQ 組織の国際化/活性化担当
■死者300万人超は17世紀の「ペスト流行」以来
COVID-19による世界における死者数の累計が300万人を超えたという。
気になって過去のパンデミックについて調べたところ、なんと17世紀(1600年)の「ペスト流行」以来となるようです。
まだ終息まで時間はかかりそうですし、歴史的にもかなり深刻な状況ですね。
【参考】
https://finders.me/articles.php?id=1793
1位 ペスト・黒死病(死者数2億人・1347年〜1351年)
2位 天然痘(死者数5600万人・1520年)
3位 スペインかぜ(死者数4000万人〜5000万人・1918年〜1919年)
4位 ペスト・東ローマ帝国での流行(死者数3000万人〜5000万人・541年〜542年)
5位 エイズ(死者数2500万人〜3500万人・1981年〜現在)
6位 ペスト・19世紀の中国とインドで流行(死者数1200万人・1855年)
7位 ペスト・ローマ帝国の疫病(死者数500万人・165年〜180年)
8位 ペスト・17世紀の大疫病(死者数300万人・1600年)
9位 アジアかぜ(死者数110万人・1957年〜1958年)
1月の中古マンション価格、東京23区で6000万円超え
大西 正也Office MARQ 組織の国際化/活性化担当
【私見:マンションについて】
①最近の不動産についての報道を見ていて思ったこと。
▼東京、関東のマンションが値上がりしているというニュースが多い。
▼インフレに備えて、実物(不動産や金)を買ったほうがいいというニュースが多い。
▼株もどんどん値上がりしているなか、投機的なマンション買いも多い。
などから、今「実際に住むマンション(実需用)」を買うのは、慎重にし、「いい物件」が見つかるまで賃貸に住んでおくのはアリ。
②「いい物件」を「価値が下がりにくい物件」として書くと
▼中古マンション(新築は買った途端に価値が下がる)
▼築20年以内(あまり古いものは、10年後売りにくいことも)
▼5~10年後下がらないor下がりにくいエリアであること(街やエリアの進歩=衰退していない)
▼サポートがしっかりしていること。=大手の建築会社+管理会社
▼できれば駅から徒歩5~10分以内
▼できれば100世帯以上規模
▼1LDKや50平米以下なら、「安いマンションの高い部屋」より「高級マンションの小さい部屋」→住民/管理レベルが高い
▼賃貸に出しても、ローン支払い価格以上の収入が長期で見込めること(理想的には最低でも利回り5%以上)
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※私見であって、会社の意見ではありません。
※デザインや環境など、ご自身やご家族が納得するかどうかが、最も重要でありますので、上記は参考まで。
※他にも賛否たくさんあると思いますので、よくご存知のかたは教えて下さい。
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