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じつは多い、「高学歴だけど仕事ができない」人たちの「悲しき現実」
マツキ トシノリ電気通信大学 キャリア支援センター 特任准教授
高学歴であることと、仕事ができるというのは、相関するのか、という問いは必要なんだけど、こういった命題は対偶を考えてみると、理解しやすいかもしれない。
「仕事ができないならば、高学歴ではない」となれば、そんなことないでしょ、となるので、そもそもの「高学歴だけど仕事ができない」の基となっている「高学歴だから仕事ができる」も、甚だ怪しい言説であることはわかる。
まあ、高学歴の人は、ペーパーテストのできもよく、積み重ねて勉強することはできるので、事務処理能力は高い可能性はあるのよね。ただ、それが活かせる仕事って、そんなに多くはないってことが現実なんだと思う。
「それ、僕の仕事じゃないんで…」Z世代に多い“言われたことしかやらない”若手社員。強い自己愛ゆえの「自分は何でもできる」という幻想的万能感
マツキ トシノリ電気通信大学 キャリア支援センター 特任准教授
とはいえ、言われたことを言われたレベルで100%やり切ってきたのかは、問うてもいいんではないか、と思う。「自分はなんでもできる」と考えているならば、ホントにできてたのかは検証した方がいいかと思います。
その上で、あいまいに出された「言われたこと」の範囲と成果を自分で定義して、自分なりの仮説で、その他やった方がいいことを見出せるようにしたいものだ。
とりあえず、「働き損」とされるコスパタイパの範囲が表面的ですごく狭いことが多いので、その概念も更新が必要なんだと思います。ちゃんと説明したほうがいい。ホントに成果だけで評価判断されると一番きついのはその当人なので。
願書のAI使用に判定システム 大学入試の総合型選抜などで
マツキ トシノリ電気通信大学 キャリア支援センター 特任准教授
レポートだと、いかにも生成AIで作っただろ!と一読してわかってしまうものもあるのですがしっかりプロンプト作って仕上げたものなどは、わからないんじゃないかな、と思ったりします。また、いったん自分で作ったあとに推敲として生成AI使用するのも、毎回やって作成者自身の素の文章がない状態にされると、なかなか検知が難しいところです。
本人が作成したか判断するためには、現場でその場で書いてもらう文章があると、提出されたものとの乖離が見つけやすいかと思います。時間をかければ、なんらかのツールやリソースを用いて作れるものですが、その場で限られた時間で、となれば自分の頭と手で作らなければならないので。
まあ、ツールを使う能力をどう扱うかの問題になるのですが、まったくツールを使わず、いい出来になるならばOKですけど、ツールを使いこむのもスキルの一つと捉えることもできそうです。簿記の試験での電卓持ち込み不可、みたいなものとも捉えられそうです。
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