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世界がやっと菊池涼介に気がついた。データで見るNPB史上最高の守備能力。
柴川 友次野球ブロガー
菊池涼介選手の傑出した守備力には全く異論がないが、しかし、後段に出てくる『単純比較はできないが、守備成績で見る限り、菊池はMLBにも比べる対象がいない「異能」だとは言えよう』という筆者の意見には違和感が残る。
筆者は、補殺の数を引き合いに出して、MLBの二塁手より菊池選手の数字が上まわるから、「MLBにも比べる対象がいない異能」と書く。
しかし、そもそも置かれた環境が違うから、同じ俎上で議論するのは難しいのですよ。打者が打ち返してくる打球速度は格段に向こうのほうが速い。天然芝と人工芝の差異。NPBよりも試合数が多く、時差も生じるなどの体調管理の部分、MLB特有の極端な守備シフトなど。
もし菊池選手が来年にでも海を渡れば、MLBでも活躍するでしょうが、それでも、その守備力はNPBで見せていたほどではないと思う。あのイチロー選手ですら、NPB通算打率.353に対し、MLBでは.313、最後に200安打を打った2010年までとしても.336と数字は下げているわけです。
あと、MLB1位のオドーア選手と比べていますが、ビッグデータに基づいたUZRという守備指標で彼はMLBでワーストの二塁守備力です。そんな選手と「補殺」1個を引き合いに出して比べるのも。まさに、筆者が目指している酒場メトリクスですね。
侍Jが阪神に敗戦、WBC前“負け越し”決定 中田が一発も…先発・武田が乱調
柴川 友次野球ブロガー
だから言わんこっちゃない。ぼく、1月の時点ですでに武田投手の招集には反対でした。
小久保監督就任以降、常設化された侍ジャパンは数多くの親善試合、強化試合、国際大会を経験してきましたが、WBC使用球と同じ米ローリングス社製の球を使って実施した試合は、2014年の日米野球と昨秋の強化試合、この2つだけ、投球回にしてわずか100イニングなんです。
そのなか、武田投手は最多10イニングの機会を与えられましたが、成績は防御率こそ1.80なものの、9イニング当たりの四球頻度を診る与四球率は8.10、被安打もそれなりに多く、1イニング当たり平均で出す走者数WHIPは1.80、いずれも危険値。暴投も2個ありました。
つまり、NPBの統一球よりも滑るとされるWBC使用球にアジャストできていなかったんですよ。昨夜の結果は過去のデータがすでに警告、予言していたんです。
◎おい!自爆する気か! 小久保監督に再考を促したい、マジありえないソフトバンク武田翔太投手のWBC追加招集
http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-3380.html
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