ホーム
389フォロー
12900フォロワー
【新教養】人手不足だから、急成長するビジネス
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
社会全体で取り入れるべき知恵が満載。
「子ども一人一人の学習レベルや、毎週の進捗のスピード、そして講義などはデジタルアプリですべて管理」など、小中学校の現場ですぐにでもやるべきこと。
文科省は「GIGAスクール構想」を掲げて、2020年に4,600億円を投じて小中学校の児童生徒に一人一台のタブレット端末を配り、そこからまる4年たって、ハードは配ったが活用は週3回の授業にとどまるとし、個別最適な学びの環境整備を掲げて、最初に配った端末の更新費用(ハード面)を中心に新たに2,700億円の予算(2023年度補正予算)を計上している。
動きが遅すぎて、小学生なら準備中に卒業してしまうくらいです。
民間の知恵を取り入れられない行政の構造問題があるように思えてなりません。
・2020年の議論(経済財政諮問会議に対する文科省提出資料)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/ab1/20201125/shiryou2.pdf
・2023年12月の議論(同上)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg7/20240405/shiryou2.pdf
LINE情報漏えい問題 韓国外務省 “差別的措置あってはならぬ”
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
韓国企業に対する差別的な措置などとんでもない事実誤認。
今回の事案におけるポイントは「LINEヤフーは韓国企業であるネイバーに対して業務を委託しているが、このネイバーとヤフーLINEにおける一部システムの認証基盤が共通化されており、ネイバーの基準が甘かったことが情報漏えいにつながった」というところ。
親会社が、「非規制ビジネス」であり、子会社が「規制業種」である場合、今回のような事故が起こりやすいというのは、ちょっと考えればわかること。
子会社が、「規制当局(社会)をみているか、親会社(会社)の顔色をみているか」と言い換えてもよいでしょう。
総務省は、今回それが後者(LINEが日本の規制当局ではなくネイバーを見ていた)だったと言って怒っていると考えるのが、普通の解釈です。
それを、LINEヤフーのネイバーからの資本関係切り離しは、「差別的措置」であるとか「民民関係への官の口出し」などと寝言のようなことを言っては困ります。
LINEヤフーが大株主であるネイバーに遠慮して来た関係は、国交省より兼重一族を見ていたビッグモーターと同じであり、金融庁ではなく櫻田さんを見ていた損保ジャパンと同じだといえば、わかりやすいかもしれません。
韓国政府の責任者は、朝鮮日報の社説を鵜呑みにせず、まず3月に出された総務省の文書↓を読んでから言葉を発するべきです。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000224.html
【3分解説】円安は158円台に。それでも日銀が「動かない」理由
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
日銀が利上げを判断するのは「物価が日本経済の力によって上がっているかどうか」にかかっていることがよくわかる特集記事。他のメディアは、こういうのをよく読むべき。
為替の上げ下げも、金利の上げ下げも、どっちも反対派がいれば賛成派もいる。どちらかの肩を持つのが「評論家」で、反対派と賛成派を並べて対立を煽るのが国を問わずメディアの常套手段だが、日銀はそれとは異なる立場だということをよく理解すべき。
世界的な評価を受ける経済学者でなければ出来ない仕事を、日銀総裁としての植田先生はなさっている、ということです。
(2度うなずいて)はい、と短く返事をされている意味は、そこにある、ということを理解すべきです。
東京消費者物価は2%割れ、高校授業料無償化や食料品鈍化が影響
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
物価の上昇が鈍化したことを表面的にみて嘆く人が出てくるかもしれないので、予め言っておくと、これは素晴らしい政策の成果です。私立高校の授業料負担軽減(いわゆる無償化政策)によって、家計の可処分所得が減少しているわけで、公的介入の成果を都民は喜ぶべきです。都立高校の競争力がどうなるか、などは別の話です。ただし、東京都がこの政策を続けることができるかは、その財政余力によるもので、その点からも少なくとも都民は人口の地方移転(分散化)などを軽々に語るべきではないと思います。
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf
ゴールドマン、日本法人社長に生え抜きの居松秀浩氏-6月3日付
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
居松さんは人柄もいいし、なんと言っても能力がある、トレーダーとしての実績もありで、日本法人のトップに相応しい人材です。
実は、彼は若い頃に当時モルガン・スタンレーでMDだった私の斜め下くらいのところで、複雑な金融商品の設計をしていたので、新卒ではモルガン・スタンレーに入ったのだと思っていました。人柄が良くて能力もあるというのはその時の印象で、今回、本当の新卒入社先はゴールドマンで、何年かモルガン・スタンレーにいたのは、GSに戻って今のキャリアを築く前だった、いうことを知りました笑
居松さんのようにバランスの良い人がGS日本のトップを務めることは日本の金融市場にとって間違いなlくプラス。ご活躍を祈りたい。頑張って!
TikTok、法廷闘争へ 米で「禁止」法成立
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
以前、TikTokの内部メモがメディアで記事化された時にもコメントしましたが、本件の推移には注目しています。
なぜなら、今回のTikTokの株売却を求める米国の動きと、LINEヤフーの株を韓ネイバーに完全売却させようとしている日本政府の動き(総務省による行政指導)は、同じ構造を持っているからです。
どちらも、その国のルールを素直に受けいれずに事業を継続する外国資本に対してNOを突きつけているという言うことで、米国は法律で禁止、日本は当局が指導、という微妙に違う手法が取られていますが、底流にある考え方は同じです。
米国「TikTok問題」は対岸の火事ではない。
そういう視点で、わが国で起きている「LINEヤフー問題」をフォローしていくべきです。
NORMAL
投稿したコメント