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「PB値上げせず」 イオンや西友、我慢比べの舞台裏
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
「企業努力」は、ステークホルダーのために持続的に価値を上げること。
価値訴求できる商品を適切に企画・製造・販売することで、顧客・調達先・従業員などに適切な給与を支払え、利益を株主に提供できる。
企業努力は重要だが、適切な利益を確保できる商品で、適切な価格を設定することも含む。適切な価格がコストアップなどで変われば、それに対して対応することもそう。
値上げをしない企業努力も否定しないし、それで競争力を作れる企業もある。でも意思をもって値上げする企業がもっと出てきてほしい。

【解説】パナソニックが、ファイナンスに目覚めた
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
数を数えたことはないが、スピンオフして上場する場合は、スピンオフする企業が障壁を有しながら高成長していて、元の企業にいることでディスカウントが発生しているケースが多いと思う。
Blue Yonderは、そこまでになっているのだろうか?そうでなければ、グループ内で他に稼げる事業で稼ぐことで成長投資をして、障壁を作ってガンガン成長させるのが王道ではあると思う。
グループ内にキャッシュカウと高成長が期待できるハイリスクハイリターン事業があるからできる。単一事業だとそこで収益化プレッシャーが早かったり、投資家の期待値設定を成長率なり収益性なり単一事業でミートせねばならない。でも現在のように外部環境の変化が早いときでも、事業が分散していると、上手にできると経営オプションが増える。
パナの財務諸表を15年くらい時系列でみたが、根本的には稼ぐ力が足りない。
営業利益率が6%を上回ったことが一度もない。そしてBtoCからBtoBの比率を増やしていると思うが、粗利率は25-30%で推移。一般論として、製造業BtoBのほうが粗利率も販管費比率も低く、BtoCは逆(BtoB製造業でも、toBへの売り方によって粗利率も変わるが)。なので、粗利率が下がっていないことは良いのだが、販管費比率が下がっていないことが課題。
パナは様々な事業があるので、それらが事業ごとに違うのは当然。でも連結で見たときに、製造と販売・ソリューションでどういう顧客価値を提供するというポートフォリオマネジメントが、「結果」ではまだ見えていないのが正直なところ。
連結でのできあがりが、
・売上7-8兆円
・粗利2兆円前後
・EBITDA6000-7000億円
・営業利益3000-4000億円
・営業CF3000-5000億円
・有利子負債1.9兆円(直近Blue Yonderの買収で1.4兆円→1.9兆円)
・株主資本3.4兆円(株主資本比率4割)
・固定資産4兆円(長期で有形固定資産2兆円→1兆円とアセットライト化か過少投資にはなっている)
・ROE8-10%
という状況。稼ぐ力や自己資本比率から考えるとROEは悪くないが、根本的には利益率がもっと高くあってほしい。そうすればレバレッジもっとかけて、成長事業に自己資金投資してフルに取り込みもしやすいし、成長事業の成長率を上げる投資をしやすくなる。
仕事中「ちょっと1時間、美容院行ってきます」が許される職場は、一体何が違うのか?
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
そうか、何がいけないの、と思った自分が異端だったのか…
カレンダーにいれてあれば、個人的には全く問題ないと思う。その時間の方が空いていて、その時間にどうしてもやらなくてはいけない業務がなければ、個人がパフォーマンスを出すために判断すればいい。
ユーザベースはコアタイムなしのフルフレックスでこういう働き方をしているし、また新卒で入った外資金融機関でも夜にカンファレンスコールがあるから、その間に微妙に時間があって髪切りに行ったりとかしていた…
非同期的なコミュニケーションができること(海外と仕事をするときはそれが前提になりがち)とかは、業務環境と個々人に求められることだし、どういうMTGは必ず出てほしいなどが合っていることは必要だと思うが。

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