杉本 将樹

そもそも忖度自体は問題では無いけど、これを違法にできない法律が悪いって議論は出てこない。 今の法が動かせない触れられないものである限り時代との軋轢が生じそれに起因した今回のような案件は多く起こってくるだろう。 なるべく悲観せず、いい面を観ると戦後70年が経過してこの国のシステム、根幹を見直すラストチャンスがいま来ている。このチャンスを逃さずに問題の根幹を見抜きこの国をより良くしていく提案のできる政治家は何人いるか？？ 僕が悲観しているのはここです。 物事の本質を見抜きこの国をより良くできる提案を国民にできる政治家があまりに少なすぎる。 安倍政権または与党は改善を示せてないし、野党は内閣総辞職だ！の一点張りでその後を示せない。 ほんと、馬鹿馬鹿しくなってくる。

これを契機に財務省解体って話にならないのが不思議。 公文書や契約書の改ざんなんて普通の会社ならお取り潰しになってなんら不思議はない。

ハリウッド、エミー、グラミー、F1しかり、 ポリティカルコレクトネストが世の中をつまらなくしてる。

あくまで徴兵制は反対。 だが、裏を返せばここまでしないとテロへの対応が取れないレベルまでEUは来ていると言うこと。 しかし、先日の中国での一帯一路への発言といい今回の発言といいマクロンが当初考えていたよりドラスティックな動きを見せることに驚きが隠せない。

もちろん組織のスリム化も必要だか収益拡大に向けた努力が聞こえてこないのが悲しい。

何故、実習生の労働時間の問題が解決しないか。。 個人的な考察。 ①政治家視点 政治家にはこの問題に取り組むメリットが全くない。 選挙の票にならない問題。 政治的アプローチは無理。 ②会社の視点 圧倒的に人手不足のなか最低賃金スレスレで使える実習生は正直有難い。会社としては改善したくないし、正社員の待遇改善も付随するので触れたくない分野。 ③本人の視点 現状、実習制度というか出稼ぎの側面が強い。彼女たちは母国に送金等のために自ら働く場合もある。 外から騒いでも内情がこんな感じなので改善はまず無理。 なくすなら単純作業が不必要になる作業効率の革命以外に道がないのが現状。 労災に関しては確かに多いがルール不遵守がほとんどのような印象。そう言った作業ルールの徹底、だれさせないことしか対策がない。

だから加計学園の獣医学部が必要だったとはならない。 加計学園でなくても家畜関連の獣医師が足りない根本の議論ができない。 表層化した問題を追ってもダメ。問題の根本を叩き潰す政策、議論が必要。 与党は問題の根本を示せていないがためにこんな問題を起こしてしまう失政。 野党は問題の根本が見えてない与党を批判する無能。