ホーム
93フォロー
4187フォロワー
LINE、メルカリもイベント中止 新型肺炎で
川原 圭博東京大学大学院工学系研究科 教授
楽しみにしていただいた皆様には申し訳ありません。本件は、本イベントの主催である東京大学インクルーシブ工学連携研究機構の機構長の私の一存で決めさせていただきました。
土日の段階ではまだそこまで中止ムードは広がっておりませんでしたし、中止を決めたときには「不要不急の〜」のメッセージも出ていませんでした。
半年近く前から準備しており、費用も発生しています。
政府や大学としての明確なガイドライン、参考になる「前例」がない状態での意思決定で悩みました。
最終的には「参加者本人が免疫力が高い世代であっても、家に高齢・病弱な家族がいたとしてこのイベントに参加するだろうか」「『感染拡大が確実』と言われている状況で、できることはあるか」と自問自答しての判断しました。まだ正解かどうかわかりませんが。
東京大学 インクルーシブ工学連携研究機構 RIISE設立記念シンポジウム開催のお知らせ
川原 圭博東京大学大学院工学系研究科 教授
東大にできた新組織の機構長を仰せつかっております。
RIISEでは、工学を中心とした研究分野におけるシーズ技術を活用し、領域横断的な研究チームを組成することで、民間企業等との社会連携を通じて、インクルーシブ(包摂的)な社会の実現を目指します。
このためには民間企業や自治体といった様々なステークホルダーとの積極的な連携を通じ、オープンな場での技術やアイディアそして社会システムの在り方を議論することが重要になります。
本シンポジウムでは、RIISEの構成教員が手掛ける様々な技術シーズや、データを利活用した社会の実現に向けた取り組みについて紹介いたします。
さらに、「先端技術と社会実装」、「価値交換工学」に関するパネルディスカッションを実施いたします。
皆さまにぜひともお越しいただき、 オープンイノベーションのパートナーとしての RIISEの活動にご理解、ご協力をいただけますことを期待し、ご案内申し上げます。
未来の家、配線不要に?=部屋中どこでも無線充電-東大
川原 圭博東京大学大学院工学系研究科 教授
今回のデモでは高周波電磁界に関する暴露限度を規定するICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)ガイドラインの「参考レベル」以下となるような電力でのデモンストレーションを行なっております。
マイクロ波を使う電子レンジとは異なる技術です。
先のガイドラインにおいて周波数10MHz以下では、感電、熱傷または体表面電荷の影響などのリスクを根拠として、電界に対する曝露が制限されておりますが、磁界の与える影響は限定的であるとされています。
今回の提案方式では、磁界を主要なエネルギー伝送手段として用いており、人体に対する影響が少ないのが特徴です。
追記:
人体への安全性は確保してデモしましたが、100Wとか数キロワットは先行システムのシミュレーションを紹介したものであり今回の実証内容ではありません。
なお、電磁波妨害(EMI : Electromagnetic Interference)つまり、他の機器への誤動作の影響はかなり網羅的な調査が必要ですので行なっていません。今後実用を考えるとEMIの方が大変だと思います。
東大、切断できるワイヤレス充電用シートを開発 衣服のポケットでスマホ充電など応用に期待
川原 圭博東京大学大学院工学系研究科 教授
本年第一弾のプレスリリースをしました.
「切り取れるコイル」は,普段は貼りたい表面の形状に合わせて専用設計が必要だったものを,1枚の汎用シートから切り取れるようにしたのがポイントです.性能を上げるために,コイルを密にしても干渉しない配置・給電と,切断にロバストな自己相似な配線技術の適用がポイントだったのですが,思いつきで入れた「服のポケットでの充電」がみなさん気に入っていただけているようで嬉しいです.記者さんさすが.
詳しいことはこちらから無料で読めます.
https://dl.acm.org/citation.cfm?id=3287068
今回提案したのは送電コイルの設計技術なので,バッテリーなどは別に繋げる必要があります.織り込める電池もあればいいですね.
ワイヤレス給電はもう1件近日プレスリリース予定です.
NORMAL
投稿したコメント