ホーム
143フォロー
71フォロワー
新聞部数が一年で222万部減…ついに「本当の危機」がやってきた
マネー現代
山口 敦司NECマネジメントパートナー シニアマネジャー
「ニュースは、ネットに無料でいくらでも流れているから新聞不要」という人は多いですね。でも、このNews Picksのソースだって、新聞社・通信社からの転載が大半です。それに雑誌社・TV局を加えた既存メディア=「マスコミ」がNews Picksのみならず、ほとんどの「ネットニュース」のソースです。 これは当然で、独自かつ豊富な取材力(要は記者)を持っているのは、マスコミだけだから。 他のネット媒体は、一次情報を収集する力はななく、ただ転載するか、一次情報に独自の分析や意見を付加するしかない。 最近勃興しているデータジャーナリズムも、既存メディアを代替するものではなく補完・補強するものでしかない。 こうした状況で、一次情報を取得者の主力である新聞社が衰退してしまうということは、一般民衆が今起きている事実・事象を把握する機会・チャネルが衰退するということ。 「新聞は誤報やねつ造がある。記事が偏向した思想で染まっている」と言う人がいるが、それは記事から意見ではない事実を読み取るリテラシーが無いだけ。 逆に右寄りのメディア、左寄りのメディアからの多様なな報道に接していれば、世の中には様々な見方・意見があるという理解に繋がる。 新聞業かいが衰退し、一次情報に接する機会の現象と、報道・記事の多様性が失われることを強く危惧します
1316Picks
NORMAL