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新型コロナ対策 政府 マスク着用の考え方 きょうにも公表へ
唐鎌 大輔株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
こんなことになるくらいなら最初から義務化して罰則付けた方が出口に手を付けやすかったと思います。次からは(次があって欲しくないですが)そうして貰いたいと思います。繰り返し出ている話題ですが、苦しかったら取れる大人と違って子供はそれが難しいわけですから、まずはそこだけでも解放すべきだと思います。もう十分犠牲を強いたでしょう。
コラム:インバウンド解禁、内需拡大と円安抑制の一石二鳥=唐鎌大輔氏
唐鎌 大輔株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
色々な方と議論して、現状打破について色々なオプションが俎上に上りますが、殆ど意見の不一致が見られないのが「インバウンドを早く解禁せよ」という提案です。保守的な世論もここだけは半数近くが反対しておらず、この期に及んで実証事業と茶を濁して慎重さを崩さない姿勢は世界的には奇異としか言いようがありません。
インバウンド解禁はガラパゴス化した防疫政策の正常化、岸田政権の希望する分配の強化、そして為替需給へのアプローチ(円買いフローの増加)など、明らかにメリットが大きいと言えます。政治的なデメリットは「外国人が入ってくると変異株が・・・」という少なくない保守的な世論が離反することでしょうか。
いつまでも外国人をバイ菌扱いして門前払いするのではなく、安い円を逆手に取って外貨を取りに行く戦略に舵を切って貰いたいと願うばかりです。
「資産所得倍増プラン」岸田首相が見落とす致命的な「2つのリスク」。2000兆円活用、話はそう簡単ではない
唐鎌 大輔株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
「Inest in Kishida」は金融市場で散々な評判ですが、冷静に資産所得倍増プランの先行きを考えた時に「本当にそのようなことをしても大丈夫ですか?」という疑義があります。第一に、投資先が円建て資産になる保証はないこと、第二に、日本の資金循環構造を踏まえれば「預金」がなくなれば国債消化構造が根本的に変わること、です。
現預金は1000兆円ありますから5%動くだけでも50兆円、日本の経常黒字が3年分吹き飛ぶ計算になります。円安でも構わない、という基本スタンスならそれでもよいでしょうが、本当にそれで正しいのかは議論が足りないように思います。
より深刻なのは後者です。「預金」を「眠っている」と表現する風潮が強いですが、家計→銀行→(日銀→)国債と資金は循環しているわけで、無駄に眠っているわけではありません。仮に、目を覚まして預金の外に出たとして、その時の覚悟は出来ているのかという疑問もあります。
同プランはわざわざシティで打ち上げたことを見るに、相応に肝煎りの話なのだとお見受けします。しかし、このあたりの超基本的な論点が脇に置かれてしまうあたり、経済担当で内閣に身を置いている有識者の役割は一体何なのだろうかと感じてしまいます。

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