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三菱商事、初の連結最終赤字 16年3月期、資源安響く
Fergal T商社
これは正にポートフォリオ・マネジメントの問題が顕在化した例だと思う。
グループ縦割りの総合商社においては、与えられる投資枠も過去の利益に応じ配分されてしまう。結果として、商事は資源ブームで稼いだ金を、そのままブームに乗って資源の高値掴みに費やした。
たらればだが、あと2,3年待てば、同種の資源関連資産は3割安、4割安で手に入れることが出来た。
また、資源が噴いている時こそ、その資金を割安な他の資産買収にあてることが出来ていれば、この様な“商社横並び減損”は避けられたかもしれない。“赤信号皆で渡れば”的な雰囲気があの時あったのは否めない。社内のリスクマネジメント関連部署はもとより、投資家やアナリストも次々と行われる巨額の資源投資を礼賛した罪は重いと思う。
救いは、資源ブームの頃は90円を切る様な円高だったので、その際に何兆円もの海外投資を行ったこと。
元々は資源価格が安かった時代に豪州の原料炭権益を「逆張り」で手に入れたのが、この10年商事の屋台骨であったBMAだった様に、商品や資産に精通する商社だからこそ出来る、「逆張り投資」を期待したい。横並び投資ではなくて。
住友商事、ニッケルプロジェクトで約770億円の減損損失を計上へ
Fergal T商社
前回一連のシェールショックも住商が先んじて減損した。資源開発では後発組で難易度の高い案件が多いのが住商の印象。
三井三菱は、これまた桁の違う鉱山投資をチリでやっていますし、足下の価格で大丈夫かな?動向が注目されます。
投資実行はたった数年前の出来事ですが、アナリストも含めて市場はどのような反応だったのか。きちんとリスクを把握、レポートしていたのか、気になります。
数年前の資源ブームの際の熱気は凄かった。このブームにおいては、商社はかなり後から乗っかっていると思います。資源から得た利益の大部分を資源に再投資していた。
資源の収益が少ないと投資家から寧ろ叩かれていた時期もあったやに思います。すぐに非資源が注目され始めましたが。
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