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羽生善治王位が人工知能や棋士の決断について語ったこと
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榎本 順彦3 Sunny Inc. Co-Founder/COO
10代の頃囲碁のプロ棋士を目指していたのですが、こういう話は囲碁と将棋を括って議論できると思うので「美しさ」について言及させていただくと そもそも「美しい」や「筋が良い」手というのは、昔の偉い人が打った、すごく効率の良い手、勝率が上がる手をみんなが真似することで、それが良い手だ、美しい手だ、と言われるようになってきました。 つまりAIが打った手が、今の人間にとってめちゃめちゃ歪に見えようが、その手を打つことによって勝率が上がるなら美しい手と認識しなくちゃいけないと思うんですよね。 良い手悪い手ってのは囲碁の歴史を辿っても時代によってめまぐるしく変わっているものです。 AIの手が美しいどうこう議論するのではなく、勝率が上がるのであればそういった手・戦略を取り入れていかないと棋士は滅びてしまうのではないでしょうか。ってのが僕の考えです。 あと、あんま関係ないですが囲碁と将棋は新聞社などのスポンサーありきの産業なのに、競技人口がどんどん減ってるのにも関わらず自分はプレーヤーだけやってればいいやという棋士が多すぎて結構やばいんですよね。こんだけ注目されるの今くらいしかないんだからもっと普及活動に力入れてくれ・・・笑
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