三浦 伸太郎
三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
もらったいいね数: 381
あずさ監査法人（KPMG）出身の公認会計士です。 名古屋地区を中心に中小企業支援、ベンチャー支援などをしております。 全国公募で選ばれ、地方自治体直営の公的産業支援機関のトップを勤めて立ち上げから運営まで行ってきました。 地方自治体や大企業、大学などから依頼を受けての講演や講師など話して伝えることも得意としています。 全体像を俯瞰してタテ・ヨコを揃えて分析できる社会派の公認会計士として心は熱く、頭は冷静に社会に少しでも多くのアウトプットを生んで残していけるよう活動しております。
… 続きを読む
ホーム
28フォロー
35フォロワー
小規模業者、インボイスなしでも税額控除 政府・与党
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
税理士会はこれまで通り3万円未満は免除と主張してるのに、今回のは1万円なんですね。
それでも、一つも見逃しませんというこれまでの姿勢からは大幅な軟化で風穴が開く感じはあります。
それでも、今回の1万円未満の取引なら数年はインボイス不要にしてあげようかという話は、インボイス発行できない免税事業者には①消費税分を払うのやめとこうぜ、②免税事業者と取引するのやめとこうぜ、③免税事業者かどうかわからんけど個人事業主と取引するのやめとこうぜ、などとなってしまうかもしれないというインボイス制度の最大の問題点の解消には何らつながらないのです。
合計が1万円を超えないようにお会計を2回に分けてくれとか、レジが混雑する事態を招かないよう祈っています（笑）
租税の3原則、とくに簡易の原則は一体どこまで遠くへ行けば気が済むのでしょうか？
セブンイレブンが「お湯」試験販売 商品化ニーズ受け、ターゲットは「主に女性や高齢者」
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
お湯の販売は、2年前の冬にチェリオが自販機で試していたはずです。中の人ではないですが、好評なら続けると言っていたのに昨年・今年と見かけないので他の飲料よりもニーズがなかったのではないかと思います。
セブンイレブンは王者らしく全方位戦略、ローソンが高齢者や女性にターゲットを絞って戦っていると思うので、ローソンでお湯を売るよりもセブンイレブンでお湯を売る方がよりニーズが少ないかもとも思うところです。
ローソンのようにやることが増えると、特にローソンのほかにローソンストア100、成城石井など店舗の形が変わるとオペレーションが一定にならないためコストは増大するので、王者のセブンイレブンがこれまでになかったことをこれから仕掛けるのかは楽しみなところでもあります。
日本M&Aセンター、過年度決算を訂正 売上高不正83件
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
これは、なかなかの大事件ですよね！
M&A業界No. 1企業の日本M&Aセンターでとんでもない不正が…‼️
成約前の仲介契約書を偽造する不正計83件に80名が関与、83件のうち13件が未成約とのこと。
つまり、売上の架空計上ってことですよね⁉️
部長クラスの指示という報道もあったので、そのとおりならばそんな内部統制で上場会社としてありなの？監査受けて内部統制も問題なかったんだよね？という話になってきてしまいますよね。
有価証券報告書の従業員数が810名と明記されているので、うち80名が不正に関与…1割も不正に関与する会社とかなかなか聞かないですねw
しかも、管理部門とか別の業務をやる人たちを除けば762名なので純粋にM&Aの仕事をしている人たちの不正関与率はもっと上がりますね😅
これは…、日本のM&A業界に相当な冷や水浴びせる形になりそうですね💦
米国に比べるとExitの選択肢としてM&Aが少な過ぎるので、もっとM&Aが増えればいいなと思ってたのにこういう話が出てしまうこと自体残念です😭
アベノマスク「送料10億円」の衝撃 在庫8000万枚 「不織布」なら街で3倍の量は買えるのに…：東京新聞 TOKYO Web
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
アベノマスクは、埋没費用(sync cost)の最たる例です。
今更、アベノマスクを準備するのに要した費用も時間も取り返すことはできないものなのです。
人間は、後悔を回避したがる性質があり、合理性のない選択をしてしまいがちなので、埋没費用の罠にはまっていないか冷静に確認しながら意思決定する必要があります。個人の意思決定なら自己責任で仕方ないですが、血税を投じる意思決定でこのような感情優先で数値を劣後させて誤った意思決定をすることは許されないはずです。
つまり、アベノマスクに要したこれまでの費用は所与のものとし、将来に向けて、郵送に関する費用からその結果削減可能となる（例えば医療費などの）削減額を差し引いた金額と、廃棄に要する費用の両者を比較して、どちらがコストがかかるかを比較検討して意思決定すべきだといえます。
このように埋没費用の考え方は、会計やファイナンスを本格的に勉強しなくても本質的かつ重要なエッセンスだけを抽出して学べるため、機会費用(opportunity cost)、減価償却などと並んで、義務教育などを通じて全国民に共有していくべき概念だと考えます。
新規上場、過小な公開価格「優越地位乱用も」
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
証券業界をスケープゴートにするような報道が増えていることに違和感を覚えます。
このような現象は、市場別では1部・2部では影響が軽微であるのに対してマザーズでは顕著に見られます。
また、会社設立後の経過年数別では20年以上経過して上場した会社では、急激にこのような傾向が緩んでいます。
設立後短期間にマザーズに上場するような企業のプライシングはそもそも困難だからこのような傾向になるのではないかと私は仮説を持っています。もちろん、これらの現象が起きた時は証券会社に関わる顧客は喜ぶでしょうが、だから公開価格を露骨に下げまくっているかというと決めつけられない話だと思います。
私は名古屋でIPO支援をしていますが、本店所在地が愛知の上場した企業は、東京と比較すると公開価格と初値の差は中央値が半分にも満たないです。主に東海地方では野村、大和、東海東京など証券会社で実績のあるところが限られているため、企業側の特性なのか、証券会社によるものなのかは紐付けできていないですが、証券会社だけのせいにしてしまったら他の要因に対して手が打てなくなるので、むしろビジネスモデルの理解が難しい設立間もない企業のビジネスモデルを理解していける人材を育てていくことの方が急務ではないかと感じているところです。
戦力外から「イチゴ農家」転身へ 異色の決断を後押しした妻の“思わぬひと言”
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
代打三ツ間という与田監督によるハプニングにより妙な名前の売れ方をしてしまったせいなのか様々なコメントが飛び交っていますが、大前提として三ツ間選手は奥様が税理士なので、他の元プロ野球選手よりもパートナーの収入だけで家計が支えられる可能性が高いということを踏まえて論ずる必要があると思います。
家計のポートフォリオ的には、三ツ間選手が新規就農の壁を越えられなかったとしても致命傷になる確率は低いはずですが、それでもこのようなセカンドキャリアを選ぶのはアッパレだと素直に尊敬します。
ドラゴンズOBでは仁村薫氏（兄の方）がご実家の農業を継がれていますが、元気に活躍されています。
育成選手から駆け上がり支配下で4勝を上げるまでに成長したハングリーさもありつつ、菅原道真の子孫でもあり税理士の奥様と共に歩まれるという知的な一面も持ち合わせる三ツ間選手ならセカンドキャリアで現役時代以上に輝いてご活躍されるのではないかと大いに期待するところです。頑張れ三ツ間！
漫画家の水島新司さん死去 「ドカベン」「あぶさん」
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
ドカベンの明訓高校が延長戦で不知火守から微笑のスクイズ失敗から1点をとったシーンは、日本の漫画誌に残る奇跡だったと思います。ルールブックの盲点を突いたものでノムさんまでもが、「嘘を言うな」と言ったのだけど、水島先生の方が正解だったというとんでもない事態に…！
プロ野球選手や関係者が漫画から野球を学ぶということが起きてしまったし、一死満塁のバント小フライで三塁ランナーが帰塁せずに本塁突入という出来事も岩鬼という主人公ではないキャラクターの抜群のキャラ立ちがあったからこそでした。
もうここまで奇跡が起きる漫画があるのかと一生忘れないと思います。
パ・リーグ編が始まってすぐに清原選手が西武から讀賣に移籍してしまわなければ、山田太郎と清原のコンビでどうなったかを読みたかったです。
本当に多くの子どもたちに野球の魅力を伝えてくれた最高の作品だったと思います。
ご冥福をお祈りします！
「社長の右腕」候補、地方に橋渡し 金融庁が人材紹介
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
私は、島根県邑南町という過疎高齢化の先進地たる地方で中小企業相談所の所長もしていたことがある公認会計士ですが、まず地方の中小企業の経営陣よりもメガバンクや大企業の管理職の方が優秀という勝手な前提は捨てるべきと考えます。
専門人材も同様ですが、自ら動けない、周囲に動いてもらえない人たちが地方に行けば活躍するなんてことは、地位が人を育てる場合もあるとは言えそんなに確率高く起こらないでしょう。40代、50代まで打席に立って痺れる勝負をしていなかった大企業のベンチウォーマーがイメトレだけでいきなり打ちまくれるでしょうか？
無能でも大企業やメガバンクでなんとかなっていた時のOSをアンインストールして、お前がやらなきゃ誰がやるというOSを新しくインストールできなければ、その手の人材は地方の中小企業のプラスにはならないです。
マッチングする仕組みを作るのは良いですが、結構な割合でミスマッチが起こるという前提を置き直す必要があります。
和歌山で水管橋60メートル崩落 市北部で断水 6万世帯に影響
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
これからこういう橋や道路が壊れることは、もっともっと頻度多く起きていくかと思います。
企業の持つ固定資産だけでなく、公共資産も当然に耐用年数というものがあり、未来永劫使えるわけではありません。
減価償却をし、自己金融効果で内部留保にまわる相応分は取替更新などに充てるのが本来の姿のはずです。
しかし、選挙でウケるために新しい箱モノを作る方が有利だから、取替更新に備えるよりも不要不急の箱モノを新しく作ってしまいますし、住民もそれを歓迎しがちです。
武雄市×TSUTAYAの何番煎じかわからないような駅前の図書館よりも、道路や橋、水道管の安全性に目を向けて欲しいところです。
同じ過ちは米国で先行していたので、もっと早くから学ぶ姿勢を見せて改善できたはずですが、後回しにされているので、今後同じような事故が頻発しないことを願わずにはいられません。
東京プロ市場 上場最多ペース
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
これまでTPMに上場した62社のうち、既に9社が上場廃止しており、うち5社は業績不振による上場廃止とされています。
とりわけ2019年11月27日にTPM上場を果たした太知ホールディングスは、翌2020年7月28日には上場廃止となりました。
TPM推進派のポジショントークも横行していますが、確かに普通に上場を目指す場合に比べて6割程度の労力で済む点、手っ取り早く最短で上場会社と言える点などメリットもありますが、流動性が低いため創業者利得を確保しにくいなど、デメリットの面ももっと語られるべきではないかと思います。
歯愛メディカルがJASDACへ、Global Bridge Holdingsがマザーズへ、ニッソウがセントレックスへとステップアップしましたが、このような新興市場への通過点としてTPMを経て上場していく事例がもっと増えてくれば盛り上がってくると思います。
TPM上場数が増えていることは確かですが、業績不振での上場廃止も割合が低くない中で、この制度の評価はこれからだと思います。
愛知音楽イベントに補助金＝３０００万円、コロナ対策不徹底の指摘も―経産省
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
何故、音楽イベントに血税を投じなければいけないのか説明できるのか？
聴きたい人だけ金払えばそれでよいはずです。自分の財布じゃないと思ってバラマキしてくれてるけど、ヒップホップ興味ない大多数の人間からしたら「頼んでねぇよ」です。
このイベントの主催者はもちろんのこと、出演者も、集まった来場者も本当に最悪だと思うし、抗議だけでなく彼らを2週間隔離のうえ、もしも発症しても病床や医療のリソースが足りない場合は最も劣後させるべきだと思います。ヒップホップを聴いとけば治るかもしれないですしね。
常滑市や愛知県からの抗議だけでなく、ここからクラスターが発生したらジェットスキーの殺人未遂での明石市長がやったように損害賠償請求もすべきかと思います。
感染拡大防止のため、本来なら客が行かなければ済む話を多額の血税を協力金として投じてまで飲食店を中心に休ませていたわけなので、これを壊されて抗議されたからとりあえず謝っとけと形だけの謝罪をされて実際はテヘペロでは通る道理がありません。
子供達がかなり我慢を強いられている中でダサい大人がバレたら叱られたら形だけ謝ればなんとかなるというのを見せてはいけないと思います。
小規模自治体に公認会計士ら「経営のプロ」派遣…上下水・公共施設の運営支援
三浦 伸太郎三浦伸太郎公認会計士事務所 代表取締役（公認会計士）
公認会計士でもあり経営学修士でもある私の立場から論じさせていただくと、公認会計士は「経営のプロ」ではないです。せいぜい経営「管理」のプロくらいの話くらいまでしか言えないと思います。
結論としては、一般的な公認会計士よりも、一般事業会社勤務で小さめの子会社などでも経営陣のうちの一人として経験がある人、起業経験のある人の方が期待に応えられるのではないかと思います。
監査法人での勤務経験しかない公認会計士に至っては、一部の経営層を除いて経営経験はないですし、会計士試験の選択科目で経営学をかじりましたという程度です。
何よりどうすれば人（周囲）が動くかということがわかっていない場合が多いと思います。正しいことを言うことや指摘することが目的ではなく、成果にコミットして伝えられた人が動いて改善したり前進したりすることが大事なはずですが、前者で満足してしまい後者に意識がいかない人が多いという印象です。
目的思考で、率先垂範でき、周囲に動いてもらえるリーダーシップができなければVUCAの時代に求められる成果は出すのは難しいです。
公認会計士の一人としては、勝手に過大評価してもらえて美味しい面もありますが、公認会計士のステレオタイプが一人歩きしてしまって本来そのタスクで成果を求めている中でベストな人選が行われないような阻害要因に公認会計士がなってしまうのは避けて欲しいと思うところです。
会計屋さんよりも一般事業会社のセンスのある人材に目を向けるべきでしょう。
NORMAL
投稿したコメント