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酒類飲食店に休業要請、4都府県 25日から5月11日まで
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
止めるべきは人流というよりも飛沫なのですが、
飛沫をとばさない努力をしながら活動をすることがなかなか難しいために、人流をとめようとなってしまい、
酒が悪いのではなく、酒をのむとマスクをはずして大声で話してしまうから、酒の提供をやめようとなるわけで、
でも、だれしも、移動を制限されるのは嫌ですし、
休業を要請される業種も困りますし、
もっと原点にかえって、
ひとりひとりが飛沫をとばさない努力を徹底する、そうすることで活動の制限自体は軽減できるはず、ということを伝えられたらと思いますが、
なかなか集団全体に徹底するというのは限界があるのでしょうか。
でもメッセージの発信の工夫でもう少しなんとかなる気はするのですが。
経口中絶薬、国内初の承認申請へ 安全性、価格、運用 期待と課題
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
これは実は非常に画期的な話で、
現状日本では外科的処置による中絶しか方法がないのですが、
子宮を損傷してしまうリスクなどがあり、
それよりも経口中絶薬による中絶の方が安全とされています。
経口中絶薬が日本でも使えるようになるとしても、それにより中絶が増えるとは思えません。
現状でも、年間15万件以上の人工妊娠中絶が行われており、
中絶の方法によって中絶をためらっているケースはほぼないと思います。
もちろん望まない妊娠自体が減ることが一番なのですが、
やむを得ず中絶せざるを得ない場合に、
少しでも女性の体にとって安全な方法が使えるように、
世界標準の医療が施せるようになりますように。
妊娠中絶 去年5月以降減少 新型コロナによる収入減で中絶も
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
10代の中絶数の推移が気になるところではありますが、
中絶全体の数が減っている中で、そのうち7.7%がコロナによる収入減が背景というのが悲しいです、、現状でもそれなりにサポートはあるはずで、その情報が届いていないのではないかと推測します。
病院にそう相談しに来た時に、育児に実際どのくらいお金かかるか、どのようなサポートがあるかとかの案内につなげられた可能性はあるのでは、、と思ってしまいます。
実際、オムツやミルク代は(低所得世帯であれば)児童手当である程度まかなえますし、ベビー服も数枚でやりくりしたりすると、
少なくとも赤ちゃんのうちはそんなにお金かからないです。
妊娠はしたいときにいつでもできるわけではないですし、もし本当はお子さんほしいのであれば、できれば夢を諦めないでほしいですし、そのためにいろいろサポートがあることを知ってもらいたいと思います。
【悲報】電通に3億円払って発注した「トリチウムくん」公開取りやめ : 痛いニュース(ノ∀`)
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
有志で医療啓発している経験から申し上げると、正直愕然としました。
事前に多少でもヒアリングを行えば、このような反対意見がでることは予想できたと思いますし、
逆に、反対意見に対してどう対応するかまで事前に準備しておくべきと思います。
医師有志の啓発活動でもそこまで考えて活動内容を検討しています。
そしてなにより、我々の場合は、資金源がクラウドファンディングの資金であるため、みなさまからのご支援を決して無駄にしないように、という想いで、気を引き締めて資金使途を検討しています。
税金も同じだと思います。
国民から集めた大事な資金です。
昨年の人生会議のポスターもそうですが、結果的に税金の無駄遣いとなっている広報が目につきます。
検討に検討を重ねても、炎上してしまうことも確かにあると思います。
そうなったときにどう対応するかまで検討しておいてほしいです。3億の受注ならそこまでやる余裕は十分にあるのではないかと思います。
大阪府の新規感染者は1099人…初の1000人超え
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
東京と大阪の人口の違いと、医療資源の違いを考えると、東京で1000人こえていた時の状況より総合的にひっ迫している状況かと思います。
変異ウイルスがどうとか、コロナ病床利用率がどうとか論じる前に、やるべき感染対策は分かっているので、まずは各自が今一度感染対策しましょう。
すでにしっかりやっている方はなにもそれ以上がんばる必要はないと思います。
産婦人科関連では、妊娠中の感染で肺炎が重症化する事例も耳にしますし、
全く無症状で妊婦健診を受診し、その後発症して、診察にあたった医療者が自宅待機となる事例などもききます。
医療のひっ迫は決してベッド数だけでは判断できませんし、それはコロナ以外の医療にも影響します。
ですが、いずれも各自の感染対策で防ぐことができます。
大阪の状況が各地へ広まることなく、収束するよう、祈るのではなくひとりひとりが感染対策を。
Covid: Blood clot victim's sister urges people to get AstraZeneca vaccine
稲葉 可奈子産婦人科専門医・医学博士
Because, overall, we will save more lives by people having the vaccine than not.
アストラゼネカのワクチン接種後に血栓で死亡した男性のお姉さんの、勇気あるコメントに感動。ご本人が薬剤師さんというのもあるかもですが、大切なご家族を亡くされたにもかかわらず、公衆衛生の観点からこのような発信をされるのは、非常に大きな意義があると思います。
『私の弟にこんなことが起こったことに、絶対的な怒りを感じています。
しかし私たち家族への影響にもかかわらず、私は人々がワクチンを接種すべきだと強く信じています。
もし1回接種したなら、2回目を受けてください。まだ接種していない方は必ず接種してください。なぜなら、全体的に見て、ワクチンを受けている人の方が、受けていない人よりも多くの命を救うことができるからです。
血栓症のリスクは非常に小さく、私の兄は非常に運が悪かったのです』
何事にもゼロリスクはありませんが、不運にもそのリスクにあたってしまった方の接種が無駄にならないように、ワクチン接種が十分に進むまでは引き続き感染対策もしっかり継続しなければです。

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