Picks
161フォロー
14910フォロワー


ジャック・ドーシー氏、2006年の初ツイートをNFTに 現在のオファーは250万ドル
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
これもバブルの一現象なのでしょうか。けさの日経の一面記事から引用します。
「中国河北省で伝統薬の材料を商う宋佳文氏は牛の胆石、牛黄(ごおう)の高騰に驚いた。4年前は1キログラム十数万元だった仲買人の提示価格は、50万元(約830万円)と約4倍に上昇。希少価値に目を付けた投機マネーによって価格は上がる一方だ。
子ども用のフェラーリのレプリカが1500万円、ワインのロマネコンティが1本4100万円、野球カードが1枚5億円超。オークションでは世界のあらゆる嗜好品に考えられない値段がつく。
新たな市場も生んでいる。2月19日、昔のコンピューターで書いたような類人猿のドット絵が1億円を超える値段で取引された」
「バブルは崩壊して初めてバブルとわかる」という米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン元議長の言葉も紹介されています。心配です。
接待問題 総務省幹部とNTT社長らとの会食 8日に国会で中間報告
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
総務省の立場からすると、かなりしんどい対応になります。とりわけ東北新社の外資規制の問題は、痛いです。官僚組織は、たとえその方向性は間違っていたとしても、決められた手続きはきちんと処理していることが前提であり、組織の矜持です。そこが杜撰だったことは、官僚組織としては言い逃れできません。また、決済した山田元内閣広報官について、「いまは民間人だから」と釈明しても、国会で答弁するのは、夫の吉田局長ですから「妻に聞いて来い」というヤジが飛びそうです。これほどの組織的危機は20年前の大蔵省接待事件以来だと思います。ただ、あの時は、政権とは直結しておらず、あくまで大蔵省の問題でした。今回は、首相の長男、政権の看板政策が絡んでいるだけに、政権に直結します。
内閣官房コロナ室 1月の残業378時間の職員も
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
大変難しい問題ですが、乗り越えなければならない問題でもあります。コロナ禍の前、医療崩壊させるのは「働き方改革」と言われていました。急患を目の前にした医療従事者は「残業できないので帰ります」と言えるのか、という問いかけです。そうした矛盾がコロナ禍で一挙に顕在化しました。日本の場合、過剰に保健所を減らし、医療費を抑え込み、世界でも少ない公務員がさらに減らしました。その矛盾が最も顕著に現れたのが内閣官房コロナ室と言えるのかも知れません。有事なのでやむを得ない側面を認めつつ、業務の見直しも進めるべきです。少し違う話ですが、新聞記者は「事件の時に職場にいたか、いなかったか」が評価の決定的な基準でした。その評価が怖くて、みんな職場に待機していた面が強かったと自省します。そういう面がないかどうか、今一度、チェックしてほしいです。
東北新社が外資規制に違反 総務省、認定を取り消さず
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
これは初耳です。もし違法状態を承知して総務省が認可していたとすれば大いに問題であり、うっかりだったとしても責任は重いと言わざるを得ません。東北新社は子会社に認可を継承しましたが、その時の決裁者のトップは当時、同省情報流通行政局長の山田真貴子・前内閣広報官だったといいます。そして、この日の国会で、総務省側から答弁しているのは、山田氏の夫です。いやはやなんとも、因果なことです。
ただ、この経過をみると「行政を歪められたことはない」という説明は苦しくなります。認可の際、目を皿のようにしてあら探しをされるのと、ウインクしながら多少のことは見逃してもらえるのとは、まったく状況は異なります。公正な行政であったのか、それこそ目を皿のようにして見極める必要があります。総務省は真摯に丁寧に説明すべきです。
東北新社、放送法違反の疑い 外資規制巡り、立民が指摘
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
これは初耳です。もし違法状態を承知して総務省が認可していたとすれば大いに問題であり、うっかりだったとしても責任は重いと言わざるを得ません。東北新社は子会社に認可を継承しましたが、その時の決裁者のトップは当時、同省情報流通行政局長の山田真貴子・前内閣広報官だったと朝日新聞は伝えています。そして、この日の国会で、総務省側から答弁しているのは、山田氏の夫です。いやはやなんとも、因果です。
朝日新聞の速報によると、BS4Kの申請の受付は2016年9~10月にあり、同社は翌17年1月に認定を受けました。外資比率は17年3月末時点で21.23%でしたが、なぜか認定は取り消されていません。申請時の16年9月末時点の外資比率は19.96%だったということです。東北新社は認定を受けた地位について、17年10月、100%子会社の「東北新社メディアサービス」に承継しました。この日の政府答弁によると、直前の同9月末時点の東北新社の外資比率は22.21%でしたが、承継を認めたということです。
東北新社が外資規制に違反 総務省、認定を取り消さず
https://www.asahi.com/articles/ASP353TMPP35UTIL00H.html
緊急事態の再延長を今夜決定 1都3県、21日まで2週間
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
午前8時半に終わるはずの諮問委員会が9時になっても終わっていないようです。延長期間や新たな対策をめぐって議論が続いているのだと思います。延長は当然ですが、今のまま単に伸ばすだけでは横ばいが続くおそれがあります。そして、解除したら、お花見と卒業式、送別会のシーズンです。一挙にリバウンドする可能性が高いです。東大の仲田教授のシミュレーションでは、2週間後に東京の感染者150人で解除すると、ワクチン接種が予定通りに進んでも、7月上旬には東京の感染者は1日1000人を超えると試算しています。そうなると、東京五輪直前にまた緊急事態宣言を出すことになります。2週間でいいのかどうか、思案のしどころです。
*諮問委員会は9時10分ごろ終わったと伝えられています。
WHO、武漢でのコロナ起源調査 暫定報告書公表取り止めも=新聞
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
中国共産党は、メディアはコントロールできると考えています。少しでもコントロールできない現場ができると、そこの担当者は更迭されます。官僚組織では、担当者が「どれだけコントロールをしたか」を競うようになります。今、中国はWHOはコントロールできると考え始めているのではと懸念します。WHOのコントロールに成功した担当者には栄達が待っています。だから担当者は手練手管で迫るようになります。「独立」とは「不可侵」のレイヤーだとみんなが認識するところから始まります。国際社会は中国の誤解からWHOを守らなければなりません。WHOが信頼を失って喜ぶのは、ウイルスです。
NTTも総務省高額接待か 社長出席、日時や金額は調査中
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
菅首相の長男だから会食に参加せざるを得なかった、という構図が少し変わって、接待が当たり前になっていた体質が問われ始めています。文春は、本当に深く取材をしています。取材を尽くした上で、どの順番でどう報じればいいかを考え抜いて展開しています。あっぱれです。逆に、総務省側は、文春が何をどこまでつかんでいるかがわからず、右往左往しています。事ここに及んでは、腹をくくるべきでしょう。組織防衛のための弥縫策を捨て、改めて国民のための放送行政とは何かという原点、誠実な大局観から判断を下すべきだと思います。
ただ、官と民の情報交換や議論は大切です。清潔で透明な対面の機会をどうつくるかの議論も同時に進めてほしいです。
ゴーン容疑者の逃亡を手助けした米国人2人逮捕 日本に移送
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
日本の主権に関わる事案です。厳正に処罰されるべきです。当たり前のことではあるのですが、米国は適切な判断をしました。初公判の冒頭陳述が楽しみです。007やミッションインポッシブルのような世界の一端が見えることを期待します。ゴーン容疑者とどのような方法で接触したのか、国外に連れ出す時のスパイ映画をしのぐような手段は、報酬の取り決めや支払い方は、レバノンとは誰が交渉したのか、こうした非合法のマーケットはどのぐらいあるのか、などなど世界の小説家や脚本家、クリエイターたちが注目していると思います。そのまま映画化され可能性もあると思います。
NHKは移送する飛行機を撮影しています。よく取材しています。
福島復興事業で「鹿島」元幹部が下請けから金銭…「発注見返りに2億円」
小川 一毎日新聞 グループホールディングス顧問
東日本大震災では最も手厚い復興予算が組まれました。復興で増税されたのは特筆に値することです。関東大震災でも阪神大震災でも増税はされませんでした。それだけに、厳格な使われ方が求められるのですが、実際は逆でした。復興予算が沖縄の道路建設やテロ対策、反捕鯨団体の対策など被災地との関係がまるでわからないところにも使われました。これを調査報道で明るみに出したのは2012年のNHKスペシャルです。けさの毎日新聞の記事で、財務省幹部はこう述懐しています。「震災復興予算が総額19兆円と決まった結果、各省庁がぶんどり合戦する環境が整ってしまった。財務省主計局の陣容は限られ線引きする時間もなかった。いま新型コロナでも同じことが起きている。予算の多くは医療や感染予防ではなく経済再生に使われる」と。
加えて、今回のキックバックによる不正流用です。お金に群がる人の卑しい性(さが)は、なくなりません。コロナ禍、みんなで目を光らせないといけません。

NORMAL