Picks
137フォロー
10781フォロワー


AI時代に必要なスキルとは?
安宅 和人慶應義塾SFC教授 ZHDシニアストラテジスト
先日 #Benesse さんのインタビューを受けた記事の前編が上がったようです。非常にダイナミックに状況が変わっているのでなかなか難しいテーマですが、先日ブログで書いた話も含め、踏み込んでコメントしました。
> 日本の初等中等教育は、劇的と言ってもよい変化をしなければ、本当に「High IQのただ使役させられる人」を大量に生み出す装置になる可能性があります。
現在おきている革新の意味合いについて、この記事が教育現場の皆様へのheads upとなることを願っています。
なお、この記事は受け手からするとかなり難解だったインタビューをもとに書かれた原稿に僕の方で抜本的に手を入れたものです。世の中の変化が激しく、取材側で記事に書こうと思われていた話と、僕が伝えるべきと考えていたことにか相当のズレが生じ、半分以上書き直しました。続編も出る予定です。
参考)生成系AIのアナロジー力
https://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/2023/01/28/113928
AIは世界の写し絵
安宅 和人慶應義塾SFC教授 ZHDシニアストラテジスト
昨日のブログ記事(https://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/2023/01/28/113928)で議論したとおり、LLMベースのChatGPTなどが大きなインパクトを与える中、機械学習ベースのAIが持つnatureとcaveatsについてに引き続きまとめてみました。あまり議論されませんがとても大切な情報literacyだと考えています。
またここで議論しているような巨大なAI的なツールを作る側に回る人はほんの一握りです(世界的にも作れる企業は一握りですし、周回遅れの日本ではそれができる企業が生み出せるか正直微妙です)。したがって利用者側にこそ多くのリテラシーが求められると考えますし、それこそが社会的な課題のはずです。
ps. 偏りはまずいが致し方無いということを丁寧に議論している論考なのに、それを理解できない人がいるのがちょっと残念というか驚き。。
ps2. 英語版も作りました。
This is a follow-up to yesterday's blog post about the nature and caveats of machine learning-based AI. I think this is a very important piece of information literacy that is not often discussed.
AI is a transcript of our world
https://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/2023/01/29/182419
シンギュラリティ後の世界の歩き方
安宅 和人慶應義塾SFC教授 ZHDシニアストラテジスト
おお、今晩だ!
-
(1/12 夜22時 追記)
川田さん見事に【配信後記】でまとめて頂きありがとうございます。
僕ら二人は結構よく話をしているのですが、この4-5ヶ月話してきた #Singularity 的な現在の変化に絞って90分、、あっという間でした。
個人的には6-7年前に落合研に遊びに行ったときに整理したフレームワークのまるごと延長に今回の議論が入ったのがとても面白かった。 :)
AtoD/DtoAは当時の見立通り、やっぱり鍵であり価値創出の源だった。完全にこれが見えなくなると魔法ではあるが、有り難みが薄くなってしまう。中がクラウドでupload/downloadなく完結していることに加えて、そこの行き来(iterationといっていた部分)が早くなることは確かに大きな革新を引き起こす。
何より、意志や、欲しい物がない人、いいものはいいと言えない人はhigh IQの使われるだけの人になるなー、それってMatrix?
以前、知性の核心について検討した時の話、価値をわかる知覚、それに基づく美意識、〇〇がほしいという心、これではダメだとわかる皮膚感覚、、この辺が本当に勝負になるなと。なでて、なめるなど、身体で深く生々しく感じることがその起点。
この視点で見ると問いを多々与えて、早く答えを出すことを競う今の教育は本当に無意味な世界に近づいている。それより多様な価値や美しさを複合的にそして生々しく理解できる力があるか、欲しい物や世界を表現できるかどうかが勝負
以前書いた"知性の核心"についての論考はhttps://amzn.to/3vVFgyH

NORMAL
投稿したコメント