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「パーソナライズ機能」は、なぜ魅力的? ナイキやびっくりドンキーなど多業界で広がる
ITmedia ビジネスオンライン
和田 崇㍿Laboro.AI 執行役員/マーケティング部長
マーケティング分野でのAI活用のメインストリームがこの「パーソナライゼーション」と言っても良いと思います。 似たようなタスクに、「レコメンデーション」「マッチング」などもありますが、基本的には全てユーザーに対して最適と思われるコンテンツを提案する仕組みに変わりありませんが、提案の粒度、数、データなどに違いを見て取れます。 レコメンデーションは比べると、市場の大まかなデータ傾向から複数の提案を当てていくことに対して、マッチングは同じく市場の傾向から1対1の提案を行うタスク、パーソナライゼーションは、個人に紐づくデータを元に最適化されたドンピシャな提案を目指すもので、時代と共に活用されるデータと提案の粒度が個別化してきたものと捉えることができます。 その背景には、より個人に近い閲覧・購買・行動データの収集が可能になってきたこと、LLMを含めたAIのアルゴリズムの精度が向上してきたこと、半導体性能の向上により複雑な予測計算を従来よりもスピーディーにできるようになり、リアルタイム提案サービスとして耐えられるようになってきたこと等、環境が整ってきたことが挙げられます。
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AI とファッション業界のリアル〜AI時代の印象作り
ビジネスを変える印象術〜世界は「見せ方」で出来ている〜
和田 崇㍿Laboro.AI 執行役員/マーケティング部長
ファッション業界のAI活用は確実に進展しています。とくにこのAIモデルの生成、言い換えれば画像生成AIの応用はその代表格でしょう。 一方、難しさが伴うのは印象が重視されるファッションもやはりビジネスであって、「生成できること」と「売れること」の関連性が、現時点では未知数であるということです。 人間のモデルを活用することのリスクや制作コストの低減は確かにこうした生成AIによって貢献が期待される一方で、その画像がどのように定性的・感覚的にユーザーにどのように受け取られ、どのように感情を揺さぶり、どう売上に跳ね返ってくるか、売上トップラインの貢献度がわからないのがこれら画像生成AIの現状です。 ですが、近年、こうしたデザインやクリエイティブに対する内的な消費者感情を定量的に評価し、実績へのフィードバックを得るようなAI活用の試みも生まれてきていて、これからがビジネスとしてのファッションAIの活用の本番というところです。 この辺りの動向は下記の記事で大変詳しく議論されています。 -------- Biz/Zine 「AIが変える創造性の未来──次代のクリエイティブにおける人間の“役割”とは」 https://bizzine.jp/article/detail/10690
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