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韓国IT「カカオ」創業者を逮捕 株価不正つり上げ疑い
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
本事件の舞台となった「SMエンタのTOB合戦」については、KakaoがHYBEへの対抗TOBを打ち出した際の日経の記事を読むと、当時の株価推移も含め非常に分かりやすいです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM042ED0U3A300C2000000/
この結果、HYBEはこれ以上の買い増しは出来ないと判断し、SMエンタはKakaoのグループ入りを果たしました。
その後、昨年11月にKakaoの投資総括責任者やKakaoエンタの投資担当が今回と同じ容疑で逮捕・起訴され、現在裁判が進められています。
それら捜査の過程で、Kakao創業者であるキム・ボムス経営刷新委員長の関与があったと判断され、今回の逮捕に至ったものと思われます。
問題はこの後、どうなるか……。
仮に今回の容疑が認められた場合、まずKakaoバンクがKakaoの手を離れることになることが、ほぼ確実視されています。インターネット専業銀行特例法によると、当該銀行の株式を10%以上保有する法人は、公正取引違反や経済犯罪を5年以内に起こしていないことが条件だからです。(参考:毎日経済エコノミー https://n.news.naver.com/article/024/0000090507)
また、もう一つ危惧されるのは、KakaoエンタやSMエンタの売却です。東亜日報が先日報じたところによると、今回の事件を受けて非核心子会社の売却を検討中であり、その候補にSMエンタやKakaoエンタも含まれています。HYBEはもちろん、現在Kakaoエンタに出資している中国のテンセントも、手中に入れようと動く可能性は否定できません。現時点ではKakao側は「決まったことはない」とのメッセージを出していますが、K-POPが中国巨大資本に飲まれる可能性もあるだけに、目が離せません。
K−POPビジネスの「儲けの方程式」を学ぼう
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
この度番組に出演させていただきました。かれこれ20年以上K-POPに触れていますが、今以上にK-POPが市場に流通している時期はなかったかと思います。それに至る経緯が、今回の解説で手軽にインプットしていただけると思います。
一方、番組冒頭でも触れている通り、4大事務所(HYBE, SM, JYP, YG)の株価は去年下半期から冴えません。BTS復活への期待もありますが、アーティスト(IP)の力や作品の良さ、スキャンダルなどが株価に大きく作用するだけに、投資としては難易度が高いと思います。日本からだと言語の問題で入手できる情報が限定的というのも考慮すべきポイントです。
※「夢はオタ活費用をK-POP銘柄で捻出すること」は、半分冗談です。
韓国サムスン電子労組、初のスト実施 さらなる行動も示唆
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
普段はK-POPの話題にしかコメントしていませんが、韓国繋がりということでPickさせてください。
まず、サムスングループに本格的な労組ができたのは2019年のこと。
(参照:https://toyokeizai.net/articles/-/316947?display=b)
イ・ビョンチョル初代会長の頃は私も詳しくないですが、少なくともイ・ゴンヒ二代目会長体制では「無労組経営」を貫いてきましたし、トップの意向が下にまで高速かつ徹底的に伝達・実行される会社の特性上、労組が作られてこなかったのは自然な流れでもありました。それまでも、サムスンの社員が労組に加入したことが無いわけではありませんが、そのたびにニュースになっていた記憶もあります。
ただ、三代目のイ・ジェヨン会長体制では「無労組経営」の方針を転換し、労使との協調路線へと切り替えています。今回のストが「初めて」と言われるのには、以上のような背景があります。
韓国のストは過激である種のお祭りのような雰囲気もあり、ヒョンデ(現代)自動車のようにストが生産に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。半導体需要が今後も旺盛になる中で、需給バランスへの悪影響が出ないかなど、今後も注視していくべきところでしょう。
Z世代は「激安じゃない韓国ファッション」に夢中。「K-POPアイドルのとある文化」を起点に即完売も
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
「空港ファッション」は、K-POP経済圏を語る上では欠かせない「メディア」です。かつてはそこまでではなかったのですが、K-POPのグローバル化に伴う出国機会増加や、推しの写真を撮る「マスター」の存在、映像メディアの多様化などが後押しし、K-POPアーティストの出国は全世界に配信されるイベントとなりました。そこに、韓国や海外のブランドが乗っかることで、広告やPRのチャネルとしての役割が広がっていった印象です。
また、記事に出てきた韓国ファッションECプラットフォームの「MUSINSA」も日本のみならず世界から注目されています。先日、UAEのムハンマド大統領が訪韓した際の投資誘致パーティーには、サムスン、SK、HYBE、NCソフトなどの韓国企業に混じり、MUSINSAのチョ・マンホ議長の姿が……。韓国メディアの報道によると、UAE側が韓国政府にMUSINSAを呼んでほしいと意向を伝えていたというから、驚きです。
今後もK-POPを中心とした韓国カルチャーの経済圏拡大は、続いていくでしょう。
人気アイドルNewJeansの「母」解任回避 芸能事務所HYBEと対立―韓国
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
1ヶ月前の会見が色んな意味で話題を集めたため、今回も「どんな言葉が飛び出すのか」「どんな服を着て登場するのか」などと注目されていましたが、HYBEとの和解意思を示したことは非常に良かったです。
特に、ADORの株主であるHYBE、そしてHYBEの株主にとっての利益についての言及は、前回の「クリエイター・アーティスト ミン・ヒジン」ではなく、ADOR代表として「経営者 ミン・ヒジン」のイメージを強く与えたとともに、ステークホルダー全体を安心する方向に持っていくことができたと感じています。
さて今後HYBEがどう動くかですが……、まともな判断なら和解方向に持って行くはずです。ただ、今回の騒動の発端は、HYBE広報がADORに対する内部監査情報をメディアに流したことから始まっており、公示義務の一切ない内輪揉め情報をなぜ積極的に公開したのかは未だに不明確です。このあたりの意図が影響を与える可能性に憂慮しながら、無事に和解となることを願っています。
BTS擁するHYBE発 1億DL超“推し活”アプリ「Weverse」がエンタメの常識を覆すワケ
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
HYBE傘下のweverse companyですが、HYBEの株価伸長を牽引する一材料だったのは確かです。ただ、HYBEのIR資料を見ると、ここ数ヶ月はMAUやARPPUが減少しています。
【HYBE IR資料解説】
https://x.com/rickylee_y/status/1785879509943906411?t=8R8tnjbby7csPytCC7b3Jg&s=19
ファンクラブの上位会員制度に相当するmembership plusの導入によるARPPU上昇施策に期待する向きもありますが、HYBE外アーティストへの外販営業に際して、MAU・ARPPU減少をどう説明しているのか、率直に気になるところです。
一方、韓国内ではweverseの競合として扱われることも多い「bubble」(韓国Dear U社運営)が、株式会社エムアップホールディングスとのJVを通して、日本版「bubble」を展開することを予告。エムアップは、「Fanplus」などで国内でもかなり知られており、営業力ではweverseに勝る可能性が高いと思われます。
競争が激化しそうな日本の推し活アプリ市場で、weverseがどれくらい力を発揮できるのか、今後の動向に注目です。
【狂気】K-POP「推し活2.0」の知られざる世界
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
記事中にも「共同購入」の話題が出てきましたが、K-POPを語る上で、「バー」と呼ばれる中国国内のファンダムの動きも見逃せません。実際、K-POPアイドルのCD売上のうち、多ければ半分を超える数量(アーティストによる)が、特定の有力バーが「推しに1位をとらせたい と」多くのファンからお金を集めて実施する「共同購入」によるものと言われています。
記事に出てきたアーティストで言うと、渋谷PARCO前にCDが放置されていたHYBE傘下PLEDIS所属のSEVENTEENや、ラキドロの写真に出てきたJYPエンタ所属のStrayKids、カメラのプレビュー画面で出てきたaespaなどが、バー向けの売上が比較的高いようです。
しかし、昨年下半期はバーの購入数量が減ったことで、株価も低迷する流れとなっています。
バーの購入数量減少の理由として考えられるのは、以下の3つです。
①一部バーの不買運動(例:aespaのCDのフォトカードなどが発端)
②当局規制強化(韓流コンテンツ規制の一環?)
③景気停滞
②が最も実態が分かりづらく韓国の証券アナリストも手を焼いているようですが、①のような過激な行動による事務所への業績影響も無視できず、まるで「物言う株主」の有り様です。
特に、SMエンタ所属のaespaは、不買運動によるCD売上の減少だけでなく、ライブの日程変更を余儀なくされています。
https://twitter.com/rickylee_y/status/1789285653123109007?t=CT4ulKLmKjapy-yhAlE61w&s=19
今後、各事務所は有力ファンダムであるバーとどのように付き合っていくのか、注目して見ていきたいと思います。
【超入門】K-POPをビジネス視点で読み解くと、こんなに面白い
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
先月の「HYBE-ADOR内紛」の記事に引き続き、NewsPicksの取材に協力させていただきました。今回の記事は「K-POPグループ、名前くらいは聞いたことあるな」「子供が聞いててちょっと知ってる」くらいの人が見ると、K-POPが産業としてどういう立ち位置にあるのか、理解が深まると思います。
普段の私のX(旧Twitter)では、決算資料や証券アナリストレポート、韓国の経済ニュースを取り上げつつ、好きなアイドル・アーティストについても投稿しています。マシュマロで質問も受け付けているので、気になることがあれば気軽に聞いてください!
なお、コメントに採用いただいたCJ ENM、LAPONEエンタの内容は、こちら↓で詳しく解説しています。
https://twitter.com/rickylee_y/status/1788569071375753580?t=iZBGofrrY9VNj3NG2b38Kw&s=19
【快進撃】創業5年でIPO。Z世代向けアパレルがすごい
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
記事中ではあまり触れられていないですが、yutoriの「ティーンカルチャー」に属しているブランド「codegraphy」は韓国のストリートブランドで、HYBE傘下PLEDIS所属のボーイズグループ「SEVENTEEN(セブチ)」のホシをモデル起用したことでも有名。
codegraphyは日本本格進出にあたってyutoriとサブライセンス契約を結んでおり、日本向けの出店やプロモーションをyutoriが担っているようです。モデルも「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(CJ ENMと吉本興業のJVであるLAPONEエンタ制作)に出演し人気となった髙畠百加、須谷緩、北爪さくらを起用するなど、Z世代を意識した絶妙な人選とプロモーション展開は、正しくyutoriが得意としているところではないでしょうか。
HYBEを「大企業集団」に指定 エンタメ企業初=韓国公取委
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
決算発表や監査報告書で、総資産額が5兆ウォンを超えたことが分かっていたため、大方指定されるだろうという見方ではありました。
大企業集団の指定を受けると、相互出資制限や新規循環出資禁止、子会社等への不当利益供与禁止、理事会責任強化など、独占禁止や公正取引に向けた様々な制限がかかってきます。
参照(韓国語):https://www.egroup.go.kr/egps/wi/info/groupPolicyPage.do
マルチレーベル体制構築にあたってSOURCE MUSICやPLEDIS、KOZエンタなど果敢な買収をしてきたHYBEですが、今回の指定を受けたことで新たな買収にあたっては規制を気にしながら動かなければなりません。買収した子会社の管理も、今までより厳格に行うことも必要です。
憤る韓国BTSファン 所属事務所に「株主運動」で抗議
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
かれこれK-POPを20年以上聞いていますが、韓国や中国にはこのような過激な運動を展開するファンが昔から一定数いる印象です。先日も、SMエンタ所属のガールズグループ「aespa」の7/7(日)福岡公演が延期されることが発表されましたが、その背景にも中国の強力なファンダムコミュニティ(通称:バー)から大反発があったとされています。
https://twitter.com/rickylee_y/status/1789285653123109007?t=j9zfffJDS2QAHgTm8voopA&s=19
一方、日本ではここまでのデモが起こることは、様々なアイドル界隈を見てもほぼありません。昨今、K-POP事務所(特にJYPエンタ)は日本注力の姿勢を改めて鮮明にしておりますが、過激なファンが少ない割にアーティストへの忠誠度が高くファンの期間も長いなど、日本はかなりビジネスをしやすいマーケットと捉えられている印象です。
HYBEの1~3月期営業益72.6%減 BTSの不在響く
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
HYBEの24.Q1決算ですが、市場予測を下回ったものの想定の範囲内といったところでしょうか。ILLITとTWSは鮮烈なデビューを飾りましたが、新人アーティストはまだ投資段階で利益寄与度は低いことは分かっていましたし、既存アーティストのカムバックも明らかに不足していました。
ただ、IR資料で気になったのは、ファンコミュニティプラットフォーム「weverse」のKPIが明らかに落ちていることです。嘗てはHYBEの株価の牽引要素でしたし、今後もweverseに入店するアーティストも増えていくのは間違いないのですが、数字だけ見ると相当ネガティブです。原因特定と対策樹立が、求められるところです。
BTS事務所「HYBE」で内紛 「NewJeans」の活動懸念
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
国内でも大手報道機関が取り上げるようになった本騒動ですが、昨日の記者会見を受けて、
・ミン・ヒジンADOR代表は解任
・NewJeansは今後HYBEが送り込むADORの新代表のもとで活動
・解任の正当性などは、ミン・ヒジン氏とHYBE間で法廷闘争
の流れが改めて濃厚になりました。
しかし本日、K-POP事務所の株価は、HYBEが4.95%値を落としただけでなく、JYPとCJ ENMを除く全社大幅に値下がりする展開となりました。韓国内の個人投資家の間では、「スターのスキャンダルや事件」「アーティスト・アイドルの契約問題」に続き「プロデューサーと事務所やプロデューサー間の摩擦」までもが株価への不安要素になったと見る向きがあり、予測できない要素が他の業界に比べると多過ぎるために今後の投資を避ける動きが出てきているようです。
また、今回の騒動ではHYBEの強みだった「マルチレーベル戦略」が裏目に出たこともあり、その点にも疑念を抱く人が多く存在したとも言われています。
(参考記事・まとめ)
https://twitter.com/rickylee_y/status/1783709664615821443?t=fabyNeoBMAX5QCbg2-wpUQ&s=19
NewJeansは5月にカムバック(本日から写真公開など予告出し期間突入)、6月には東京ドーム公演を控えておりますが、ミン・ヒジン氏が予告していた来年のワールドツアーがどうなるかは不透明です。
HYBEのIR発表(24.Q1決算)は来週5/2(木)となっており、そこで何らかの発表があるのか、注目されます。
【本件、NewsPicksオリジナル記事の取材に協力しました】
https://newspicks.com/news/9889852
【昨日のミン・ヒジン氏会見を受けてコメントしました】
https://newspicks.com/news/9902693
BTS擁するHYBE NewJeans所属の子会社「ADOR」の代表ミン・ヒジン氏を告発へ
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
今回の記者会見、全て見ました。
HYBEはミン・ヒジン氏の刑事告発に踏み切りますが、ミン・ヒジン側が記者会見で明らかにした見解をざっくり纏めると以下のとおりです。
・背任の事実はない
・またHYBEが提出した資料では背任で刑事責任を問われるには不十分との認識で、どういう結果が出るのか楽しみ
・カカオトークの切り抜きは、前後文脈のない切り取られ方をしている
・文書についても、普段から何でもメモ癖のある副代表が、ふざけてメモしたものに過ぎない
・自分とHYBEの契約関連内容について、美大出身なこともあり専門用語など分からないことが多く、知り合いを通してセジョン(大手法律事務所?)に相談したことはある
・HYBEのパク・ジウォンCEOは、ミン・ヒジンと同じく雇われ社長でタメ語で話す仲だし、カカオトークでも冗談や愚痴を言い合っていた
・今回の監査については、飲食店の店主と仲良く店で喋っていたのに突如「金払え」っていきなり態度を変えてくるようなもの
また、HYBEパン・シヒョク議長と馬が合わず、まともなやり取りができていなかったこと、NewJeansのデビューに際しても色々と妨害がかったことなど、様々な内容が出てきています。
総じて言えるのは、やはりHYBEがミン・ヒジン氏をコントロールできておらず、ミン・ヒジン氏も上場企業連結子会社代表としての自覚に欠ける行動や能力不足の部分があったのではないでしょうか。
ただ、ミン・ヒジン氏をクリエイターとして見た場合、HYBEのアーティストやクリエイターに対する扱いについて、イメージダウンは避けられません。今後、他のアーティストへの影響や他の楽曲プロデューサー等への影響がないかも心配になります。
なお、記者会見では上記の問題よりも、ミン・ヒジン氏が「クソジジイ」「この◯郎」などと暴言を吐きながら、まるでラップでディスを繰り出すかのような早口で、巨大組織HYBEに女性一人で果敢に立ち向かっていく様子がフォーカスされました。まるで、半沢直樹やかつてのガーシーを見ているような痛快さを感じた、韓国国内の視聴者も多かったと思われます。
【株急落】BTS所属企業で内紛。「NewJeans」独立騒動に発展
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
NewsPicksさんの取材に協力させていただきました。
今回の「ADOR騒動」に関して真っ先に感じるのは、ミン・ヒジンがADOR代表取締役のビジネスパーソンであることよりも、クリエイター・アーティストである自分を優先したということです。確かに、SMエンタからつづく実績からも、プロデューサーとして実力があるのは明らかなのですが、HYBEから80%の出資を受けた企業の代表として、大株主であるHYBEの株主価値を守る必要もあったと思います。
もちろん、ミン・ヒジンのコピー主張に関して一定の理解はできるものの、コピーかどうかは主観的判断となるため、一概に判断が難しいところでもあります。
一方、そんなミン・ヒジンをコントロールできていなかった、HYBEにも責任はあります。マルチレーベル体制についての意識統一ができていなかった面もありますし、「内輪揉め」でよかったものを内部監査情報を漏らして大事にしてしまったことについて、支持できかねるところです。
ミン・ヒジンの強硬姿勢を見る限り、ミン・ヒジン解任説が有力かと思いますが、HYBEの企業価値、株主価値、そしてアーティストを考えると、全てにとって良いのは「和解」です。K-POP一強とまで言われるようになったHYBE……。その舵取りに世界が注目しています。
「日本沈没」を世界配信 TBSとNetflixの強力タッグ第1弾 約30言語に字幕翻訳予定
Ricky LeeBiz.目線でK-POP解説
TBSが「Paravi」といったプラットフォーマー事業をやりつつも、コンテンツスタジオとしての成長に舵を切ったと読み取れるニュース。
先日も日曜劇場「TOKYO MER」をディズニープラスで配信することが決まっており、今後様々なOTTサービスと付き合うことになるのではないだろうか。
また、本戦略のベンチマークとなったのが、TBSと提携関係にある韓国のCJ ENMと思われる。傘下のSTUDIO DRAGONでは「愛の不時着」や「ヴィンツェンツォ」などのドラマコンテンツ制作を強化し様々なOTTサービスへの独占作品提供を行いながらも、グループではtvNやmnetといったケーブルチャンネルを抱え、OTTサービス「TVing」を韓国内では提供している同社。今後の動向に注目したい。
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