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県ごとにわかれていたディーラーが同一経営に! ホンダが直資系販売店を統合する狙いとは?
神領 貢ニューモデルマガジンX 代表取締役社長兼編集長
ホンダは県単位から北関東、南東北など広域での販売会社統合をメーカー主導で行なっています。
今後、地場の小型店は生き残るのが難しい状況です。
この傾向はトヨタを除く国内ブランド全体に通じる動きです。国内市場が長期的に縮小する中で、コストを抑えながらメーカーからの意思伝達を迅速化する。新技術に対応していくための措置ですね。
一方のトヨタは🗼を除いて地場資本ディーラーが大半です。地場資本を競わせることで、強い販売網を維持していますが、マガジンxに書いているとおり、数字を出すための副作用も多く見受けられます。
こうしたことを指摘すると、トヨタ関係者は「地場だから」と言い訳します。
地場資本かメーカー直資本か。それぞれ長所短所ありますが、市場の縮小なりに今後販売会社が減っていくのは間違いありません。
社長が驚愕「どうしてこんなに儲かるの⁉」…知っておきたい「いますぐ買ったほうがいいビジネスモデル」3選
日本型ライドシェアは前途多難!副業運転手は「タクシー会社のバイトと同じ」と識者がぶった斬るワケ - それって本当?クルマの「当たり前」
神領 貢ニューモデルマガジンX 代表取締役社長兼編集長
現状のタクシー事業者が仕切るライドシェアは、トラックの「傭車」と同じですね。運転手とクルマを持ち込んで仕事を受ける。
これだとタクシー事業者の運行ノウハウと車両点検ノウハウが活かせる。タクシー事業者は配車手数料が入る。
業界と行政が政治と妥協するやり方です。都市部の夜間時間帯にタクシーが足らないことは業界も行政も認めています。ここをタクシー事業者仕切りで、自家用有償旅客運送事業者が埋めてくれるなら、ある意味、このやり方は機能することになります。
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000425.html
今後、利用者の利便性を上げるためには、有償旅客運送事業に新規参入者が入ってくることが求められます。
安全安心、明朗会計、インバウンド対応などがしっかりできる新規参入者の受け入れを政治がどう考えるかですね。
もうひとつの視点はやはり過疎地域における「移動の自由」の確保です。こうした地域ではそもそも有償旅客運送事業の担い手がいません。高齢化と人口減少が進む地域では、ライドシェアをやりたくても人を確保できないのです。「日本版ライドシェア」を機能させるにはまだまだ課題が多いとうことですね。
ビッグモーター新会社の名称は「WECARS(ウィーカーズ)」 社長には伊藤忠商事元執行役員の田中慎二郎氏が就任
神領 貢ニューモデルマガジンX 代表取締役社長兼編集長
私がマガジンxで旧ビッグモーターの不正を暴き始めてから足掛け2年が経ちます。世の中で同社の不正が大きく取り上げられたのは、追及連載開始から一年後の昨年7月に行われた兼重宏行社長の会見からです。
結局のところ話に確信が持てないと、大マスコミは取り上げないし、BMの被害者の声も世論にまではまとまりません。マガジンxの読者の皆さんは早くから気がついてくれていました。
現在、私は長らくトヨタ系を中心としたディーラーの車検不正、修理不正、パワハラを追い続けています。が、世の中を動かすほどの話題にはなっていません。が、中古車に負けないくらい不正のオンパレードをしでかしていることは、これもまたマガジンxの読者の皆さんはご承知のことです。
トヨタディーラーの悪しき体質もやがて大マスコミが扱わざるを得ない時期が来るとは思っています。内偵中のネタはたくさんあります。
BMは他社に比べてやり過ぎたから世間の注目を集めたのであって、そうでなければまだまだBMのえげつない商売は続き犠牲者は増え続けていた可能性すらあったのではないでしょうか。つまりBM問題は自動車販売業界の体質そのものであるということです。
腐ったリンゴの中に新しいリンゴを入れてもやがて腐る。「悪貨は良貨を駆逐する」とも言います。「再び業界首位を短期に目指す」と宣言した伊藤忠の挑戦を非とするものではありませんが、今の中古車業界の状況を見るにつけ、やはりBMは解体的出直しを図るべきではなかったかと個人的には思っています。
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