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【解説】なぜAIスタートアップの企業価値が「不調」なのか?
岡田 陽介株式会社ABEJA 代表取締役CEO 兼 創業者
取材頂いた本人ですので、コメントしておきます!
まず、ABEJAのことを小売流通領域におけるSaaSスタートアップと認識頂いている方がまだ一定数いらっしゃるかと思っておりまして、そういった意味では今回ご取材を頂いたことにより、ABEJAが10年間近く投資させて頂いている「ABEJA Platform」を中心としたビジネスモデルを解説頂いたことはとても良かったと感じております。
実際、「ABEJA Platform」に関連する売上比率が全体の大部分となっており、ここまでお付き合いを頂きました投資家の皆様(おそらくピボットを薦めたかったにも関わらず、私の絶対にここだけは譲れないという信念をとても尊重頂きました)には本当に感謝しかございません。
ただ、株式譲渡の件については、スタートアップへの投資の際には種類株式(A、B、C種優先株式)を用いる中で、それぞれの種類株式に付随する権利は異なっています。そのような中で、特定の種類株式のみから価値を試算し、単純に企業価値が半額になっていることはミスリードになってしまうかなと思っております。
また、相対取引ですので、ABEJAとしても価格合意のプロセスには関わっていないため、取引の詳細について、ABEJAは公開する立場にございません。

【真相】SOMPOが「グーグル出資のAI企業」と組んだ本当の目的
岡田 陽介株式会社ABEJA 代表取締役CEO 兼 創業者
いろいろなメディアでいろいろと取り上げて頂きましたが、こちらが真相です。
複数ラウンドの種類株式を複合的に使ったセカンダリーマーケット取引なので、EXITでも、ダウンラウンドでも、時価総額の低下でもありません。
ABEJAとしては2015年くらいからずっと仕込み続けてきたABELA Platformの構想がかなり現実味を帯びてきたことを嬉しく思っています。
AIは幻滅期に入ったかという見方もありますが、業界内で粛々と事業を進めていた我々としては、いよいよ実装段階に突入し、PoCがゴールの状況から脱してきたと認識しています。
「ゆたかな世界を、実装する」というフィロソフィーを掲げていることでも明らかですが、"実装"に極めてこだわり続けているのが我々です。
SOMPOホールディングスさまとご一緒に、AIの社会実装を進めていけることを大変光栄に思っております。
(最近多くの方から「2018年くらいに聞いた岡田さんの話が今になってすごいわかってきた!」というコメントを頂いております。笑)

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