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現役時代の給料7割保証 世界1位の年金王国に学ぶ?【報道1930】
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【経済】年金制度の国際比較をする場合は、前提条件を事細かに整理しないとダメだと思う。オランダの場合は日本における厚生年金への加入制限のようなものが存在しないわけだから、日本における自営業者やフリーランスの人たちも高い社会保険料を負担していることになる。
保険料は給与の大体18%程度とのことだから料率的には日本の厚生年金と変わらない。日本の厚生年金の場合、保険料は労使折半だが、オランダの場合はどうなのか気になる。さらに、日本の場合は「第三号被保険者」という仕組があるけれども、オランダの場合はこうした仕組があるのだろうか?
こういった細部まで見てみないと、単純にオランダの年金制度が日本より優れているとは言えないと思う。
就職氷河期世代の抱える課題は 老後に不安、福祉拡充検討を 近藤絢子・東京大学教授 - 日本経済新聞
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【経済】これは重要な論稿。一括りに「就職氷河期世代」と言っても、正規雇用と非正規雇用で将来給付は全く異なるし、非正規雇用であっても、親からの相続財産が見込めるかどうかでその老後はだいぶ変わってくるのではないかと思う。
親が持ち家やそれなりの金融資産を保有している場合は将来的にそれらの資産を相続できる可能性があるため、一気に困窮状態に陥るとは考え難い。親と同居していて「ひきこもり」状態にある場合、最低限の住居と食事は確保されているわけだから、絶対的な困窮状態に陥っているわけではない。逆に言うと、絶対的な困窮状態に陥っている場合は「ひきこもり」状態を維持することは難しいはずだ。
非正規雇用の中で最もその将来が危ぶまれるのは、親からの相続を全くあてにできない人たちだろう。収入が断たれ、それを補う金融資産もないとすれば、傷病等で働けなくなってしまうと途端に困窮状態に陥ってしまう。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると40~50代の単身者の4割程度が金融資産非保有の状況にあるわけで、こうした人たちがその予備軍になってしまっていると捉え、今後制度設計を行う必要がありそう。
「500万円運用→手数料の違いで357万円の差」お金のプロが教える「新NISAで買ってはいけないNG投資信託」4つ
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【投資】投資信託の手数料に気を付けるというのはNISAに限った話ではなくて、個人型確定拠出年金(iDeCo)と企業型確定拠出年金(企業型DC)にも言えること。
似たような投資信託であっても運用元によって手数料が異なる。全世界型の場合、運用先上位の銘柄は似たようなものになり、大抵の場合はGAFAMやテスラ、バークシャーが入っているけれども、運用元で手数料が微妙に異なる。
運用先や手数料については交付目論見書に必ず記載されているので、投資信託を購入する際は複数の運用元の同種の交付目論見書に目を通して比較しておいた方が良い。
維新・中条きよし議員「金利の支払い求めていない」「年利60% 1000万円貸付」報道受け
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【政治】年利60%というのはすごいな…。どこの反社会的組織だよと思ったら、チンピラ政党日本維新の会ではないか!強姦で起訴猶予処分(嫌疑不十分の起訴処分ではなく、被疑事実自体は認定されている)を受けている音喜多駿参議院議員が政調会長を務めている政党だから、悪事を働くことが出世につながるのではないかと思わせるよな。
他にも猪瀬直樹参議院議員によるセクハラ、地方議員によるパワハラ、党資金の横領なども横行している政党だから、反社会的組織と位置付けても全く問題ない政党だよなぁ。
【野口悠紀雄】円安信仰がもたらす3つの損失
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【経済】円安を信仰しているわけではないけれども、野口氏のような「円高信仰」にも与することはできない。
何度でも書くけれども、外為というものは相対的なものだと思うので、「円高=善、円安=悪」でもなければ「円高=悪、円安=善」でもなく、それぞれの局面に合わせて対応するしかないというのが私の立場。ただ、野口氏のように世の中の「円高=善、円安=悪」と捉える人たちに対して強く問いたいのは、長く続いた円高下で日本は本当に豊かになったのかという点。
私が就職活動をしていた20年ほど前の製造業でよく言われていたのは、汎用品は海外拠点で生産、高機能品は国内拠点で生産ということだったけれども、円高が進行した10年ほど前には、高機能品の生産も海外拠点で行うようになり、資材調達の業務をしているはずなのに新しいプラントを建てる仕事ではなく、老朽化したプラントを潰す仕事ばかりしていた。
その後、海外でのプラント建設プロジェクトに携わった際には、EPC(設計、調達、建設)の発注先はウォン安で価格競争力があった韓国のプラントエンジニアリング会社となり、円高で価格競争力の劣る日本のプラントエンジ会社とはならなかった。韓国のプラントエンジ会社は工事品質に難があり、現場のプロジェクト・マネジャーが「あと100億余計に支払ってもJGC(日揮)にしたかった」とぼやいていたのをよく覚えている。
先日も関連記事をPickしたけれども、私が就職活動をしていた頃には「球形タンクを備えたLNG船は日本企業にしか造れない」と言われていたが、2016年以降日本の造船会社はLNG船の受注はゼロになった。韓国や中国の造船技術が向上したことももちろんあるだろうが、円高によって競争力を失ったというのが大きな理由ではないだろうか?
ビジネス以外に目を転じてみても、円高によって豊かな生活を送れていたかと言うとそうではないと思う。国産品>輸入品だとは必ずしも思わないけれども、食材の多くが輸入品に変わってしまっている。
岡山名物のままかりのさっぱがタイ産であり、小浜名物の鯖缶とへしこの鯖がノルウェー産であり、高野山や比叡山名物の胡麻豆腐の胡麻がホンジュラス産とグアテマラ産であり、名古屋名物のういろうに使われている砂糖がタイ産であった。円高によって確実に国産の農林水産物は競争力を失い、食文化の一部が破壊されている面もあるのだ。
“アップル最薄”の新型「iPad Pro」から「Apple Pencil Pro」まで、アップルが発表した新製品すべて
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【IT】今使っているiPadが2014年の64GBのもので、最近はバッテリーが100%でもブラックアウトしてしまうという老朽化ぶりなので、新機種が出るのを心待ちにしていた。最近はプライベートでPCを使うことは皆無で、iPhoneとiPadがあれば事足りる感じになっているので、せっかくだからAirではなくProにしようかなと思っている。
初めてiPadを購入した時はPCの癖が抜けずキーボードを使っていたのだけど、10年前に今のiPadを使い始めてから画面上のキーボードでも問題なくなった。なのでマジックキーボードは必要ないかな。
今のiPadは10年も使い倒して、バッテリー劣化以外には特に不具合はない。10年でスペックもだいぶ進化したはずなので、新しいiPadではその進化したスペックを楽しみたいなぁ。
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