ホーム
8880フォロー
10128フォロワー
70代前半の交通事故件数は「30代前半と同水準」だが…日本人が「高齢者の運転は危ない」と信じて疑わないワケ【東大医学部卒の医師が警鐘】
THE GOLD 60
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
和田秀樹さんは好きな作家だが彼の高齢ドライバー擁護論には大きな違和感がある。 筆者は「高齢者は世間で言われるほど事故を起こしていない」という。論拠として引用するのは「令和3年の交通事故状況」。しかしそこにはおそらく筆者が故意に引用していないデータが含まれている。それは高齢者の死亡事故率とその要因率である。 さっそく見てみよう。 2022年の免許人口10万人あたりの死亡事故数は75歳以上で5.7。75歳未満で2.5。つまり75歳以上では2倍以上も死亡事故を起こすリスクが高い。筆者がいうとおり高齢者の事故率はたいして高くないかもしれない。しかしいったん事故を起こせば死亡事故になっていることがわかる。 しかもである。75歳以上の高齢運転者の死亡事故の要因のうち「操作不適」による事故が28%と最も多い。いっぽう75歳未満の運転者では16%である。そのうち「ブレーキとアクセルによる踏み違い事故」は75歳以上の高齢運転者は7.0%であるのに対して75歳未満はなんと0.5%(誤植ではない)に過ぎない。 つまり高齢者は「操作不良」という自動車運転における最も基本的な能力を喪失したまま事故を起こす確率が高い。そして死亡事故という最悪の結果を招く確率も高い。適性を欠いているという自覚もなく漫然と運転したがために操作不良によって「避けられたかもしれない事故しかも重大な死亡事故」を起こしているわけだ。 われわれがニュースで見聞きして憤慨しているのはのはまさにそういうどうしようもなくやりきれない事故なのである。 これでも「高齢者は世間で言われるほど事故を起こしていない」といって擁護できるのか。筆者の意見は結論先にありき。牽強付会でまったくフェアではない。わたしはそう断言する。
4Picks
中田敦彦「円安」に危機感…「国民全員が貧しく」 日本人はどうするべき? “NISA陰謀論”にも言及 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
スポニチ Sponichi Annex
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
は? このような印象論で語る論調が目立つ。この人物のように思いつきで発言する。うんざりする。 ところでここのところ日経平均の上昇に伴ってバブル崩壊が話題になっている。そのときのドル円はどうだったか。 バブル崩壊の過程で1990年の1ドル160円から95年の80円まで急速な円高が進んだ。最近の円安以上の変化率である。そのときに「国力が上がった。バンザーイ\(^o^)/」と喜んだか?あるいはいまそのときの円高時代を懐かしく思えるか?ならば聞くがこの人物は「あの円高時代に国民が豊かになった」と喜べるのか? その後ドル円は2007年6月には122円をつけた。しかし2008年にはリーマンショックが起きてドル円は再び急落した。 2011年10月にはドル円は史上最安⇒史上最高の円高である75円台となった。初めて「年越し派遣村」が設けられたのはそのさなかの2009年のことである。いまの円安を「国力が下がった」と嘆くならばあの時代は「国力が上がった」とありがたく喜べるか? バブル崩壊の後の「失われた30年」で円高が進んだ。しかし日本の「国力低下」そのものだった。国力⇔ドル円に因果関係などない。「国力」などというふわっとした意味不明の概念では為替相場は説明できない。それだけのことだ。
4Picks
炊き出しに並ぶ親子を尻目に4000万の高級車を買う富裕層…統計が明らかにする日本の「格差」の真実
現代ビジネス
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
・・炊き出しに並ぶ親子を尻目に4000万の高級車を買う富裕層・・ この書きっぷりには違和感を覚える。 どんな時代にも金持ちはいる。社会主義を標榜していたソビエトのノーメンクラトゥーラはいうに及ばず現代中国は社会主義を掲げながらも貧富の差は日本よりもはるかに大きい。 この記事のタイトルに使われる「尻目に」という表現は「その場のようすをちらっと見てあとは構わず自分の行動を進めるさま」を指し侮蔑の意を含むこともあるとされる。つまり記事タイトルがいっていることは金持ちが「この貧乏人どもめが」と蔑みの視線をチラリと投げかけてこれ見よがしに高級車を買っているという意味である。 しかし記事を読んでみたが金持ちがそんな行動をしているわけではない。単に高級車を買う金持ちがいるいっぽうで食品配布に並ぶ困窮者がいるというだけの話である。そもそも金持ちが(いや。金持ちに限らずだ)いちいちそんなめんどくさいことをやるかっつうの。 金持ちを叱りつけてルサンチマンの発散を書き散らしたところであなたが問題視する貧困が解決することはない。問われるのはそんな問題意識を持った「あなた自身」が「具体的に何をするのか」ということではないのか。
4Picks
ネスレはどのようにして低所得国の子どもたちを砂糖漬けにするのか
GIGAZINE
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
皮肉をいうつもりはないが記事の批判する「砂糖漬け」ならばまだ良心的であるように思うのだが?ふつうはコーンシロップ由来の「果糖」を使うからだ。 理由はふたつある。まず記事の批判する「砂糖」は天然由来である。したがってコーンシロップを発酵加工して大量生産される「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」(名前は似ているが成分が異なる)よりも値段がうんと高いということ。そしてもうひとつは「果糖」の持つ人体の代謝を利用した商品開発の闇があるということ。ネスレが良心的だというのはこのふたつの理由による。 小難しい話になって恐縮だが「果糖」はフルクトースを主成分とする。「砂糖」の主成分のひとつであるグルコースとは体内代謝の機序が異なる。 「砂糖」に含まれるグルコースは血糖値を直ちに上昇させインスリンの分泌を促してその結果、食欲増進ホルモンのグレリンの分泌を抑制する。ところが「果糖」のフルクトースはインスリン分泌刺激が弱く血糖値も直接的には上げない。グレリンの産生が抑制できない。 つまり「果糖」をいくら摂っても満腹感が得られず空腹感が減らずさらに欲したり食べ過ぎたりする可能性があると考えられるのだ。これはもちろん企業にとってはすごい朗報である。 だから企業の多くは「砂糖」を使わず値段も安く人体にとって習慣性のある「果糖」を使って消費者がもっとも好む甘味濃度に調整した商品を販売する。これが戦略なのである。 食品業界や飲食業界の方ならよくご存知のはずだが記事が批判するネスレの商品戦略はふつうにどこの企業でも日本の企業でもやっていることである。そう考えるとちゃんと自然甘味料である「砂糖」を使うネスレはわりと良心的じゃないか。すでに「果糖漬け」にされている先進国に住むわたしはそう思うのだが?
3Picks
楽天市場「お買物マラソン」の買いまわりでほぼ「タダポチ」 165万ポイントゲッターがコツと秘密、5つのルールを伝授
マネーの達人
安田 隆之【おっちゃん♡】 自社オーナー社長兼PEファンド雇われ社長兼ŌGIRI☆倶楽部主筆
・・1,000円のうどんを買い12.8倍の942ポイントが還元される予定です。筆者はこのように、「お買物マラソン」で「1,000円ポッキリ」商品を買うことで「ほぼタダポチ(ほぼ無料でお買物をすること)」ができています・・ ポイント還元の闇ですね。算数リテラシーがないと平気でこういう罠に引っかかったような記事をさも自慢げに書いてしまう。計算してみましょう。 筆者は1,000円のうどんを買いました。そして942円分のポイントを還元してもらいました。しかし還元された942円ぶんのポイントは代金の1,000円からその場でまるっと値引きされたものではありません。筆者のお財布からはまず1,000円が出ていく。その後にそのポイントを使ってさらに942円分の買い物をすることをコミットさせられたってこと。ポイント還元は値引きじゃないんですよ。 もうおわかりですよね? 筆者は1,000円の買い物をした上でさらに942円のポイントぶんの買い物をすることになります。つまり1,000円+942円=1.942円分の買い物に対して942円の値引きをされたに過ぎないわけです。値引率はおよそ48パーセント。確かに値引率は高いですが残念ながら筆者が嬉々として自慢する「ほぼタダポチ(ほぼ無料で買い物をすること)」にはぜんぜんなってないんですよ。 これがいわゆる楽天沼ってやつの本質です。「アタシって買い物上手の賢い主婦(*´ ˘ `*)ウフフ♡」と思わせてポイントを与えて囲いこんでお金を使わせる。わたしはこういう頭の緩い消費者を取り込む楽天の仕組みが素直にすごいと思います。
5Picks
NORMAL