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行政とスタートアップはなぜ交わらないのか【2. カルチャーギャップ】
山本 聡一awake株式会社 代表取締役
こちら、多くのコメントを頂いていることに、今気づきました。大変勉強になるコメントばかりで、大変ありがたいです。
折しも、スタートアップ育成5カ年計画が発表され、行政がスタートアップに1兆円規模のリソースを割くことが表明されました。これを受けて、界隈の期待値はかなり高まっています。
しかし、現場の行政官とスタートアップ社員が、お互いを、「価値観の合わない人」と捉えてしまう以上、色々な所で不協和音が発生し、この機運が一気にシュリンクしてしまうのではないか?と懸念しています。
霞が関が政策をブチ上げたものの、5年後に振り返ると、あれは何だったんだ??みたいになることはアルアルですが、スタートアップ政策までそうなってしまうと、社会の進化の芽が、取り返しの付かない形で摘まれてしまう気がしています。
お互いを、「価値観の合わない人」ではなく、「こういう構造で物事を捉える人」と認知できるようになれば、コメントで頂いたような、「問題が起きたときだけでなく、ずっと川上に遡ったルールメイクの段階から丁寧にコミュニケーションをとる」ような実践ができるのでは?と考えています。
この記事が、少しでもそのような相互理解の一助になれば、と思ってます。
行政とスタートアップはなぜ交わらないのか【3. 組織のインセンティブ】
山本 聡一awake株式会社 代表取締役
こちら、様々なコメント誠にありがとうございます。
経産省の元同僚からも、ITに寄り過ぎではないか?とのコメントを多く頂きました。
私の出身がクラウド会計のfreeeであること、そしてどちらかと言うと、政府調達や、自治体協業みたいなイメージで書いているため、そのような偏りが生じてしまっています。
ディープテックや、宇宙、製造業領域等々のスタートアップだと、調達、協業というよりは、政府が研究開発を支援するといった関わりが主になると思うので、また全然違った世界観ですよね。
ただそちらは、「行政官に技術の目利きはできない」ことを前提に、VCの目利きをレバレッジするような施策が打たれているので、予算額の総量の問題はあるものの、カルチャーギャップやインセンティブのズレみたいなことは、そこまで生じてないのかな、と楽観視している節があります。
ぜひこちらも、ご意見いただけると嬉しいです!
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