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新しくなったクワトロが左右輪のトルクを自在に振り分ける! アウディ S3がマイナーチェンジを実施
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鈴木 智幸ŌGIRI☆倶楽部 見習い/ BtoB企業 製品担当課長
トルクスプリッターの詳細は不明ですが やたらと大袈裟な装備の割に 左右の駆動配分をデフのロッキングファクターで調節してるだけで 例えば三菱の昔のAYCの様な増速ギヤは装備されてないんですよね(最近のPHEVモデルのAYCはブレーキ制御とモーター出力で増速してる。細かい出力制御できるモーターだから実現できてる) つまり車輪の回転数は最大でも100%(デフをロックした状態)で、それ以上にする事はできない 外側の車輪を内側より速く回す為には別の仕掛けが必要で、そっちの方がキモかと思います 1番単純なのは、外側を速く回す為に内側車輪にブレーキを掛ける、要は簡易的なブレーキLSD コレは割と多くのクルマに採用されてるので、さほど珍しくはない この機構の欠点はブレーキを掛けてしまうので、加速時には邪魔になる(三菱PHEVはモーター増速でカバー) となると、後輪の回転数を前輪より常に速く回しておき、電磁クラッチで制御するってのが、この機構のキモかと思います 例えば前輪100%に対して、後輪は120%をイニシャルにして、通常はクラッチを解放しておく いざって時にロックさせれば、最大120%増速できる、みたいな 前後でイニシャルの回転数を変えておくのは、スーパーカーでは昔からやってたりしてるし GRヤリスなんかは(制御詳細は知りませんが)前輪駆動のくせに後輪100%前輪0%ってトルク配分ができるのは、このイニシャル前後回転数の違いがキモかと思います
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